朝、ベランダに出ると、朝顔の花が咲いています。
おかげで、すがすがしい気持ちで一日が始まりました。
過日7月7日、七夕の日に
茶戸庵20周年のイベントをさせていただきました。
原作・宮澤賢治
銀河鉄道の夜・全編朗読会です。
昨年から企画を進めさせていただきまして
今は亡き蕎麦の師匠一晴さんの
お計らいでもあったと思っております。
なんと、奥様の紀子さんが会場を・・茶戸庵に選んでくださいまして・・
思い起こしますと、昨年7月14日
薩摩琵琶奏者、伊藤哲哉さんが『耳なし芳一』公演の打ち上げに
一晴師匠が御一行を茶戸庵にお連れになりました。
その時、偶然そばにありました絵本、わこさん無茶ぶり(笑)ですが
『銀河鉄道の夜』を伊藤哲哉さんに読んで頂いたことがきっかけなのです
一晴師匠も紀子さんもわたくしも
十勝宮澤賢治を楽しむ会の会員でした。
コロナ禍の中、会員の皆様と
交換ノートをしておりました。
その時のことが、一晴師匠の心に響いてくださり
朗読会目標を掲げてくださいました。
その、4ヶ月後に師匠との永遠のお別れがあろうと
誰が想像していたでしょうか!!
・・・・たくさんのお気持ちと愛をもって支えて頂いた会になりました。
賢治さん愛する方々と
茶戸庵を支えてくださった皆様とがお集まりくださいました。
素晴らしい、二時間半の朗読会になったことは言うまでもありません
ご用事があってお先に帰られた0先生からの
お手紙をご披露させて頂きます。
朗読会の様子がとてもよくわかると思います。
先生、事後承諾でごめんなさい
今年の七夕は、とてつもないプレゼントをもらいました。
なんと、伊藤哲哉さんの『銀河鉄道の夜』の朗読です。
ぼくは、てっきり第4次稿と思っていたのですが、
なんとなんと、ブルカニロ博士が出てくる第3次稿ではありませんか。
思わず「エー」と声を上げてしまいました。
哲哉さんの素敵なはからいに感激しました。
二時間三十分と言っておりましたが、
全く時間の経つを忘れるくらい話(朗読)に引き込まれてしまいました。
「・・・・・琴座の星がゆっくり・・・・・。」と哲哉さんが語った時
「あれ、もうおしまいか。」と思ったくらいです。
第4次稿の「午後の授業」からを
期待された参加者もおられたと思いますが、私大満足でした。
お孫さんの最後の挨拶、
おばあちゃんを氣づかった挨拶には涙が出てしまいました。
~O先生のお手紙の中から~
今年も、一年の半分が過ぎてしまいました。
6月は不覚にも、ぎっくり腰で動きがセーブされました。
そのようななかでも、皆さんの暖かさに支えて頂き
無事、大きな大きなイベントを終えさせていただきました。
会の中で、七夕飾りの柳をお持ち下さったMさん、
お手製のちらし寿司やデザート、たくさんの差し入れを頂きました。
子どもの頃の七夕さんを思い起こさせて頂きました。
翌日には、皆さんの願いの書かれた短冊を
我が家の前を流れる大成川に委ねました。
『お金持ちになりたい』が叶ったような熱い一日になりました。
合掌
(わこさんは、果報者ですねー)