片づけしていてふと目にとまった今までの人間ドックの記録ファイル。
31歳の時から毎年受けてきました。
どこの病院で受けたらいいのか分からなくて,当時の学年主任に聞いたら
【食事が美味しくて,病院施設も綺麗。かつ,検査する人たちは,レントゲンを除いて女性の方がほとんど。そして,病院側から伝えられた検診日の中から自分の希望日を伝えることが出来る】とのこと。
そんな理由から,第1希望はそこの病院に決定でした。何の迷いもありませんでした。
女性にとって,月に1度ある来客日にわざわざ検査なんて,せっかくのチャンスなのに勿体ないと思っていましたから。
生理周期を計算して,出来るだけ当たらないように電話で申し込んだものです。
途中2度ほど希望が叶わなくて,不安な気持ちで別の病院へ出かけたのを思い出します。
(場所の不安・・・当時乗っていた車には,ナビがなかった・・・)
病院側から告げられた日に検査をしなければならず,そのうちの1回は,生理日に当たってしまい,くやしい思いもしました。(子宮がん検診・尿検査ができない)
さてさて,わだじゅんの乳がんはいつから育ち始まったのだろう???と疑問に思いました。
毎年受けています。
でも,見つかった時には約1cm程でした。ゆっくり進行すると言われている乳がんが,たった1年間でこれだけの大きさになるのでしょうか???
それまで【異常なし】と記されていた記録用紙に記されるようになったのは,2005年からでした。それからは,毎年のように何かが記されていました。引っかかりもしました・・・
2005年 乳腺のう胞(右)
これは心配ないというので,そのままでした。
2006年 乳腺のう胞(右)
乳腺腫瘤の疑い(左)
総合病院での精密検査を勧められ,すぐに行きました。でも,良性。安心できる結果でした。
2007年 乳腺のう胞(右)
乳腺繊維腺腫(左)
癌化しないよ!という言葉を信じて経過観察。
2010年 乳腺腫瘤の疑い(左)
4年前と同じでした。個人病院を開業していて,かつマンモができるというHクリニックを同僚に紹介され,受診しました。そこで初めて細胞診をします。検査待ちの1週間,とっても長かったです。結果は,異常なしでした。しかし,マンモに写っていた右のおっぱいに白っぽい小さな物体を看護師さんが発見しました。先生に,【これはどうですか?】なんて言っているのが聞こえてきましたが,【小さいから大丈夫でしょう】みたいなことを言われていた記憶があります。部位から,もしかしてこのときにきちんと調べてくれてていたら・・と思うと残念です。また,個人病院ではなく,今,わだじゅんが通院している病院の診察日をきちんと調べて行っていたら・・・と思うと・・・わだじゅん,実は,今の病院へは行っていたんです。でも,診察日ではないということで,Hクリニックにしてしまったのでした・・・
2011年 乳腺のう胞(右)
乳腺繊維腺腫(左)
そして,2012年
今回の癌が分かった人間ドックです。
検査をしてくれた方が右の超音波を診るなり【昨年は何と言われましたか。・・・ごめんなさい。】と言っていたのが今でも脳裏にあります。やっぱり引っかかったか・・・という思いと,きっとまた,繊維腺腫よ!という楽観的な気持ちもあったのですが。
毎年受けていたって,わだじゅんのように浸潤で見つかることだってある。。。
毎年受けていたって,見逃されることだってある。。。
たまんないよなぁ・・・

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31歳の時から毎年受けてきました。
どこの病院で受けたらいいのか分からなくて,当時の学年主任に聞いたら
【食事が美味しくて,病院施設も綺麗。かつ,検査する人たちは,レントゲンを除いて女性の方がほとんど。そして,病院側から伝えられた検診日の中から自分の希望日を伝えることが出来る】とのこと。
そんな理由から,第1希望はそこの病院に決定でした。何の迷いもありませんでした。
女性にとって,月に1度ある来客日にわざわざ検査なんて,せっかくのチャンスなのに勿体ないと思っていましたから。
生理周期を計算して,出来るだけ当たらないように電話で申し込んだものです。
途中2度ほど希望が叶わなくて,不安な気持ちで別の病院へ出かけたのを思い出します。
(場所の不安・・・当時乗っていた車には,ナビがなかった・・・)
病院側から告げられた日に検査をしなければならず,そのうちの1回は,生理日に当たってしまい,くやしい思いもしました。(子宮がん検診・尿検査ができない)
さてさて,わだじゅんの乳がんはいつから育ち始まったのだろう???と疑問に思いました。
毎年受けています。
でも,見つかった時には約1cm程でした。ゆっくり進行すると言われている乳がんが,たった1年間でこれだけの大きさになるのでしょうか???
それまで【異常なし】と記されていた記録用紙に記されるようになったのは,2005年からでした。それからは,毎年のように何かが記されていました。引っかかりもしました・・・
2005年 乳腺のう胞(右)
これは心配ないというので,そのままでした。
2006年 乳腺のう胞(右)
乳腺腫瘤の疑い(左)
総合病院での精密検査を勧められ,すぐに行きました。でも,良性。安心できる結果でした。
2007年 乳腺のう胞(右)
乳腺繊維腺腫(左)
癌化しないよ!という言葉を信じて経過観察。
2010年 乳腺腫瘤の疑い(左)
4年前と同じでした。個人病院を開業していて,かつマンモができるというHクリニックを同僚に紹介され,受診しました。そこで初めて細胞診をします。検査待ちの1週間,とっても長かったです。結果は,異常なしでした。しかし,マンモに写っていた右のおっぱいに白っぽい小さな物体を看護師さんが発見しました。先生に,【これはどうですか?】なんて言っているのが聞こえてきましたが,【小さいから大丈夫でしょう】みたいなことを言われていた記憶があります。部位から,もしかしてこのときにきちんと調べてくれてていたら・・と思うと残念です。また,個人病院ではなく,今,わだじゅんが通院している病院の診察日をきちんと調べて行っていたら・・・と思うと・・・わだじゅん,実は,今の病院へは行っていたんです。でも,診察日ではないということで,Hクリニックにしてしまったのでした・・・
2011年 乳腺のう胞(右)
乳腺繊維腺腫(左)
そして,2012年
今回の癌が分かった人間ドックです。
検査をしてくれた方が右の超音波を診るなり【昨年は何と言われましたか。・・・ごめんなさい。】と言っていたのが今でも脳裏にあります。やっぱり引っかかったか・・・という思いと,きっとまた,繊維腺腫よ!という楽観的な気持ちもあったのですが。
毎年受けていたって,わだじゅんのように浸潤で見つかることだってある。。。
毎年受けていたって,見逃されることだってある。。。
たまんないよなぁ・・・

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コメント,ありがとうございます。
お金かけて時間をさいて行っている検診で,病巣を見落とされてはたまらんです・・・
もう,過去には戻れないけど・・・
嘆いても仕方ないけど・・・
【自分の身は自分で守る】
確かにそうですね!
【変だ!】と感じたら,専門医受診ですね。
やはり,1年に1回は検診が必要なのですね。
この前,市から届いたクーポンも使って,やってこようかとさえ思えてきました。それで見落とされたら・・・仕方ないですが・・・
私も毎年しっかり健康診断を受けていたんですけどね。1月の健診で「異常なし」と診断され、半年後に乳がんが見つかりました。そんなに一気に育つかっつーの!
前年の健診もその病院だったんですが、もちろん何の所見もありませんでした。
私の場合、温存手術したはいいけど断端陽性で結局全摘することになっちゃって、「1月にわかっていたら、こんなに育たなかったんじゃないかな」「温存で済ませられたんじゃないかな」なんてことを思っちゃいます。
ま、今さら考えたって仕方ないですけどね。
でも、人の人生狂わせるだけの大切な仕事をしてるって自覚、健診スタッフにあるのかが疑問です。(実は私、数ヶ月だけ移動健康診断の会社で働いたことがあるのです。一般健診しか取り扱ってなかったですが。)
そりゃぁ人数さばかなきゃいけなくて大変なのはわかるけど、あまりに流れ作業すぎる!こんなんじゃ、見つかるものも見つかりません。ザルですよ。
自分に起こってしまったことは仕方ないけれど、せめて周囲の大切な人たちには、こんな思いをさせたくない。なので、「健康診断なんかアテにしてないで、何か気づくことがあったら、大げさだと言われてもいいから病院に行きな」と言ってます。
自分の身は自分で守るしかないんでしょうね。
毎年ちゃんと検診を受けていたのに悔やまれますね
お医者さんから「心配ない、良性、大丈夫
」等言われたら
素人の私達は、信用しちゃうし安心しちゃいます
友達には、もし乳がん検診で引っかかったら、
乳腺専門医のいる病院で調べること
気になれば、別の病院でも調べること
必ず毎年、検査をするように
そうアドバイスしてます
私は乳がんを発見するきっかけとなった検診は、前回の検診と3年空けてしまいました
画像を見比べると、明らかに違ってました
一方は石灰化がはっきりと見えました
私のがんは、非浸潤がんの広がりは大きかったけれど
浸潤がんは4ミリでした
毎年、検診を受けていたら、やはり非浸潤で見つかったんじゃないかと思ってます
開設したら,ぜひ教えてくださいね。
楽しみにしています。
実は…私はブログやっていないのです。
読み逃げ、コメント送り逃げ!で…。ごめんなさいね。ブログも何度か挑戦しようかと考えたのだけど…職業柄(同業!)…そのうち面割れしちゃうんじゃ…とか、思うとなかなか踏み切れずで…。
弱気な奴なんです…。
これからも、時々ふらっと遊びに来てコメント残すかもですが…その時は、よろしくお願いします。
もし、ブログ開設したら、お知らせしますね…。ありがとうございました!。
コメントをありがとうございます。
あいちゃんのブログでお名前を拝見した記憶があります。
何だか嬉しいです!!
【患者力をあげる】
なるほどな!!って思いました。
私は,主治医任せのところがあります・・・
もっともっと,乳がんについて知らないとって思いました。
あんずママさんのブログにもお邪魔したいと思いつつ,URLが分からずに断念してます。
これから,よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
何だか,前向きになれないときがあります。
これも,副作用か???って思ってしまうのですが・・・
>正しい知識を得て、
>納得のいく治療をすること、これが一番なのではと思っています。
そうですね。私は,主治医にお任せのところがあります。
明日は受診日。
時折やってくる痛みについて聞いてきますね。
主任であり,卒業式前であり・・・
そんなときに乳がんなどを宣告されたら,私だったらどっちをとるだろうか???と考えてしまいました。
きっと,卒業式後でよかったんですよね。
私は、1度目は「よく、見つけられたと思う!」と医者も自負するくらいの超早期(4mm)の非浸潤癌。手術→2年のホルモン注射終了。終了にあたっての精密検査で再発がわかりました。しかも、2センチ、リンパ節転移ありでした。悔しかったのが、毎月の注射の度に触診するんですよね。なんどか「ここ、気になる」って訴えたこともあります。でも、医者は
「再発は考えなくてもよい」っていって、頭からこの患者は大丈夫って思って流していたような…。
きっと、再発の確率が最初に医者の頭にあるんだろうなあって…。
今は、気になるからエコーをしてくださいとか、気になる場所を全部マーカーで印して行ったり…。患者力をあげました。
「遅期発見 適正治療」という言葉がありました。
そう、早く見つかればいいというわけではなく
適正に治療できることが大事なのではないか…
「早期発見 早期治療」にちょっと何とも言えないものを感じていました。
「早く見つかって、よかったね。」
人はそう言います。
そして、私は、あまり知識のないまま治療に入り、
後になって、人と比べて、オロオロしていました。
正しい知識を得て、
納得のいく治療をすること、これが一番なのではと思っています。
近藤医師の本は、衝撃的でした。
私も「がんもどき」だったのかな?
慌てて手術の道を選んだけど、
それでよかったのかな。
いろいろ思いました。
納得して、治療すること、これが一番だと思うのです。
私の場合、人間ドックで初めて引っかかって、
「まさかね」と軽い気持ちで検査(細胞診)、
グレーの結果で、組織診、
そして、乳がんと告げられたのです。
当時6年生を担任していて、
検査が卒業式練習中、告げられたのは卒業式の翌日でした。
きっと、大きな病院だったら、もっと早くわかっていたんだろうな。(最初の検査は2月下旬)
でも、卒業式の後でよかったと、今でも思っています。
私、そんなに強い人間じゃないから…。
卒業式の後にわかるようにしてくれたのが
神様の思いやりだったのかも…。