米露両国の無人宇宙輸送機が失敗して、
国際宇宙ステーションに物資を運べるのは、
日本の 「こうのとり」 だけとなってしまった。
日本人はもちろんのこと、世界中が此の成功を
望んでいた。
「こうのとり」 搭載 H2Bロケット打ち上げ成功
8月19日 21時09分
国際宇宙ステーションに物資を補給する日本の宇宙輸送船、「こうのとり5号機」が19日午後8時50分、H2Bロケットで鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。H2Bロケットは打ち上げから15分後、「こうのとり」を予定の軌道で切り離し、打ち上げは成功しました。
H2Bロケットは打ち上げの5秒前に、2基のメインエンジンに点火されたあと午後8時50分、補助ロケット4本に点火されて発射台を離れ、オレンジ色の炎を光らせながら夜空を上昇していきました。
ロケットは補助ロケットや1段目のロケットなどを切り離しながら上昇を続け、打ち上げからおよそ15分後の午後9時6分ごろ、高度287キロ付近で「こうのとり」を切り離しました。
「こうのとり」は、高度およそ400キロ付近で地球の周りを回っている国際宇宙ステーションに食料や実験装置などの物資を補給する日本の無人の宇宙輸送船です。アメリカやロシアの輸送船で相次いで事故が起きているなか「こうのとり」5号機にはことし6月に打ち上げに失敗したアメリカの宇宙輸送船「ドラゴン」で運ぶ予定だった物資も緊急に積み込まれています。
「こうのとり」は、このあと5日かけて宇宙ステーションに近づき、日本時間の今月24日夜、宇宙ステーションに滞在している日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんがロボットアームを操作して機体をキャッチすることになっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150819/k10010195701000.html
いつしか人類が 宇宙に 乗り出してゆく。
現在の技術では、科学反応でできたエネルギーの、ちいさなレスポンスつまり反応を利用するだけである。大きな運動量を確保できていてなので、最小限のエネルギー使用で、最大限の距離を飛行する。軌道計算の不自由な軌跡のなか、そのきわめて限定された道筋のなかしか飛べない。そもそも、核弾頭などを投射する。そのようなミサイルに人間を登場させる。この危険なミッションを行ってきたのは、初期段階で全行程のほとんど全部のエネルギーを放出させてしまう。固体燃料、つまり火薬に点火すれば、はじめにとてつもない加速度が出てしまう。なので宇宙ロケットに、普通の人間は乗れない。
特殊な訓練を経て、地球の重力加速度の、たとえば十倍の加重にも耐える能力を得ねばならない。
ところが、核分裂反応を使った未来のロケットでは、現在の化学燃料式ロケットよりも、数千倍のエネルギーを生み出すことができる。つまり、もっともっとゆっくりした加速度で、宇宙に上昇してゆける。はやぶさのエンジンはイオンエンジンで、キセノン等を電気で超高速のイオンとして放出する。その反動力で推進する。このエネルギーを太陽電池でとれば、無限ではあるがそのエネルギー密度はたかが知れている。かわりに核分裂反応とか、核融合を使えば桁がいくつも違う濃密なエネルギーを得ることができる。広島・長崎型の原爆と、TNT火薬で発生するエネルギーの密度の差は、ざっくりとした計算でも、数千倍。この高い効率で宇宙船が飛ばせることとなる。
可視的なイメージで謂えば、宇宙戦艦ヤマト程度の大きさの船が、H2ロケットの数千から万倍もの飛行能力を有することとなる。
(漫画の宇宙戦艦ヤマトは、タキオン・ナンチャラとかいう架空のエネルギー源を使用して、その力は無限大と謂うことになっている。)
原理的には簡単なこと。
原子炉の熱エネルギーを、直接電気に変換する。
日本の超先端冶金術とか、素材技術をもっと発展させれば、そのエネルギー変換素材を完成させることは可能なことなのだろう。
先の大戦、日本の正式な呼称では大東亜戦争。
ここで日本が劣勢に立たされたのは、日清・日露の戦役で武勲をたてた、その子らの世襲軍人が第二次世界大戦を担った。つまり、無能な二代目とかが歴史とか世界情勢、そして軍事力学を見誤った。
日本は占領米軍の押しつけた、ヘイワ憲法に縛られて攻撃的な軍事技術を持てなくされてきた。そして福島第一原発事故をうけて、原発そのものをも廃棄させる。そのような策動が、一般大衆を扇動することで推し進められている。
原子炉の熱を直接電気に変える。あるいは中性子線のエネルギーを、直接的に安全な推進力に転換する。
日本人ならできないことはない。
原子爆弾は人道に反した、一般市民の大量虐殺に使われた。
しかし、そのエネルギーも、確実に正確に制御できれば、
人類の、宇宙への見果てぬ夢を実現する。
「こうのとり5号機」の打ち上げ成功は、そのような平和の夢、つまり穏やかな軍事力のプレゼンスに、多大な貢献をなした。
宇宙は広く無限の拡がりをもっている。
日本の科学技術の前途も、果てしなく明日につながっている。
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