朝食のとき旧正月であることに気がついた。
私の家では旧正月の行事はなくなってしっまっている。

以前は
お墓の門松は旧正月を迎えてから片づけをした。
新しい門松が立てられているお墓をみると
旧正月を大切にしていることがわかって
嬉しい気持ちがしたものであった。

結局は私ももう現代人(慣習を破った)になってしまっている。
今年から息子に墓の門松を頼んだ。
現代人はげんだいじんらしく
幕の内が終わった日に片付けてきていた。
私はずぼらだったせいもあって、
小正月まで、あるいは旧正月までそのままにしておいていた。

息子にあとを継がせることは
墓守のしごとをさせることであると思っている。
家屋敷を譲ることはお墓を守ることに繋がっている。

先祖崇拝の思想のなかには屋敷やお墓が貴重な存在感がある。
本家や分家、シニグの祭りのなかには、
天皇家の跡継ぎの仕方とまったく同じ考えが
与論島には残っているのではないだろうか。
そんなことから
家系図を天皇家に結び付けたがっている。

風邪の為頭が痛くなってきて、
農作業をする気分が起きなくて
ウーフアーをつれて海を見に行った。
そこで
門松が倒れているのに出会って
手直しをしたついでに
初詣をして
たいまいや絵葉書、お賽銭をしてきた。

風邪がなおりますように・・・・。