仏教を身近にする伝道誌「道標」を手にしている。
「袖触れ合うも多生の縁」とは道ゆくとき、
見知らぬ人と袖を触れ合う、
一見単に偶然と見えるささやかな出会い程度のことも
前世からの因縁である。

どんな小さな出来事も、
ちょっとした人の出会いも偶然におこるのではなく、
すべては深い宿縁と受けとる人生への深い洞察から生まれたことわざである。
この小冊子は、友人が大阪に住んでいる娘を訪ねたとき、
浄土真宗本願寺派「萬福寺」の石田住職から頂いたものである。
友人と石田さんとの縁は、
石田さんの娘さんが「田舎で働き隊」の募集で私のところに
三ヶ月滞在したことによる。

ご夫婦で与論島に来てくれたとき、
歓迎会を友人をお願いして近くの浜辺でBBQをしてもらった。
そこで、
息が合ったのであった。
もう5年もまえのことになったが、
道標との縁が続いている。
石田さんの編集後記を読むのを楽しみにしている。
たまたま「宿道(しゅくみち)」・発行/一般財団法人沖縄しまたて協会、
40号も届いていた。
連載・探訪、昔道を歩く」を読んでいるが、
今回はうるま市の「屋喜名~敷屋の道を銘木と歌でつづる」
案内人は教育委員会の前田さんである。
15日開催のうるま市蝶の愛好会の総会に出席する計画を立てていたが、
農業委員会の定例会の都合で行けなくなった。
日程を変更して訪ねることにしようと思っていたので、
宿道を歩いてこよう。

多生の縁に導かれているかもしれない。
そんな気持ちになれる雨の朝です。
一時に眼が覚めて、
お茶とコーヒーを飲んだあと古賀メロディーのギターを聴きながら
物思いいにふけったあと、
雑誌を読み読み横になっていたが寝入ることが出来ず
起き出して来て書いている。
しあわせなひとときです。
