クライストチャーチから、「テカポ」に移動した。
3時間ほどのバスの旅だった。
テカポは南島のちょうど真ん中辺りにあり、大きな湖「テカポ湖」の南に位置している小さな街。
湖周辺は保養地になっていたり、長距離バスの休憩地にもなっているので、多くの観光客が訪れる街になっている。
そして何よりもここは世界一星空が美しいといわれている場所。
南半球でしか見られない南十字星も見られ、星空はプラネタリウムのようだとも。
また、「ニュージーランドに行くなら絶対に外せない」と言われている「善き羊飼いの教会(Church of the Good Shepherd)」もこの街の湖のほとりにある。
ニュージーランドのポスターには必ず使われている、石造りのこの小さくて素朴な教会がどうして人を惹きつけるのか分からないが、ひっそりとした雰囲気、目の前のミルキーブルーの湖、周辺の雪が残っている山々など、並外れた美しさの自然の中にあるから、フォトスポットとしても最高なのかも。
[善き羊飼いの教会]
[教会の隣に建てられた牧羊犬の像]
この地に最初に入植した人のただ一つの仕事が羊を飼うことだったので、その相棒として重要だったのが牧羊犬だったらしい。
湖に向かって立っている像は絵になった。
この日は夕方から星空を見に行くツアーも計画されていたが、天気に恵まれなかったため催行中止となり、せっかくのテカポのプラネタリウムのような星空が見えなくて残念だった。
ホテルは湖のすぐ上でとても便利な場所にあった「ペッパーズブルーウォーターリゾート」
満天の星は見えなかったが、部屋からはテカポ湖が一望できた。
翌日はマウントクック国立公園からクイーンズタウンに向かう予定になっていた。