日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

花かんざし

2023-03-17 07:00:00 | 植物

ぽかぽか陽気に誘われたように、鉢植えの「花かんざし」もあちこちで見かけるようになった。

白くて先端がちょっと淡い紅色の蕾、これが”かんざし”のように見えたから「花かんざし」という名前になったとか。

 

 

丸い蕾が開くと、ドライフラワーのようなカサカサした手触りの白い花になる。

 

この花、「花かんざし」は流通名で、学名ではローダンセ・アンテモイデス(Rhodanthe anthemoides)。

花の大きさは2cmくらい、草丈は15~25cmほど。

 


 

学名:Rhodanthe anthemoides

英名:chamomile sunray

流通名:花かんざし

科名・属名:キク科 ローダンセ属

原産地:オーストラリア

 


 

同じ品種で花弁が尖っているのが、ペーパーカスケード(Rhodanthe anthemoides cv. Paper Cascade)。

花の咲く時期は少し遅い。

 

[ペーパーカスケード]

 

ところがこの花、とっても紛らわしいことがある。

別の花で和名が「ハナカンザシ」、「ヒロハノハナカンザシ」というものがあって、3つともローダンセ属の花だから名前と姿が似ていてややこしい。

 

①「花かんざし」--- ローダンセ・アンテモイデス(Rhodanthe anthemoides)

花の大きさは2cmくらい、草丈は15~25cmほどで白花だけ。

②「ハナカンザシ」--- ローダンセ・クロロセファラ(Rhodanthe chlorocephala subsp. rosea)

花の大きさは3cmほど、草丈は40~60cmにもなって、①の「花かんざし」より全体に大きめ。

花の色は白のほかに、赤、ピンクなどもある。

③「ヒロハノハナカンザシ」--- ローダンセ・マングレシー(Rhodanthe manglesii)

花が②の「ハナカンザシ」とよく似ていて、花色は白とピンク。

名前の通り葉が丸いのが特徴で、蕾は下を向いて付き、花が開くと上向きになる。

 

本当にややこしい (;゚Д゚)エエー

 

 

コメント (2)
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