ウォーキング中に門の外に大きな鉢に入った「シュロガヤツリ」が置いてある家があった。
ちょっと季節外れのような、これはやっぱり夏に見る植物じゃないのかな?
そう思ったけれど、冬は緑が少ないから目立っていいのかも。
普通、カヤツリグサは水辺などに自然に生えている。
でも、この大型品種の「シュロガヤツリ」は観賞用として栽培されているものらしい。
とても立派に育っているようで、背丈は1mくらいもあった。
手のひら状に広がっているのが苞葉で、その元から花序が出て花火のような小穂が付いていた。
シュロガヤツリという名前は、葉っぱがヤシ科のシュロに似ているから、また別の名前はアンブレラパピルス。
これはシュロガヤツリが古代エジプトの紙の原料として有名なパピルスと同属なことと、広がった葉を傘に見立てたことかららしい。
学名:Cyperus alternifolius
英名:Umbrella Papyrus、Umbrella Sedge
別名:シペラス
科名・属名:カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
原産国:マダガスカル