暑くとも毎朝1時間ほどウォーキングは続けています。
歩きながら道端の草花や庭に植えてある花や木などを見ていると、季節を感じ取ることができるんです。
でも、植物の他にも季節を感じられるものがあるんですよ。
それは空に浮かんだ雲の形だったり、風だったり、虫だったり、虫の鳴き声だったりと様々なんです。
今日は聞き慣れないセミの声を聞きました。
ミンミンゼミやヒグラシじゃなく、「シーシー」といった感じの声で、これは関西地方に多いといわれている「クマゼミ」の声。
ここは関東なのに、「クマゼミ」が進出してきているんですね。
その他にも今日は虫を見つけました。
それがこの虫。
虫に関しては全く無知なので、早速調べてみました。
「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」は、カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科の昆虫である。
薄緑色の美しい昆虫だが、一部植物の害虫としても知られる。
成虫は宿主植物の細い茎に止まっており、往々にして複数個体が集まっている。
幼虫もその近くにいることが多い。
ゆっくりと歩き、驚くと跳躍し、そのまま飛び去る。
(Wikipediaより)
「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」って、名前なんですね。
この虫は子どもの頃からよく見ていたんですが、名前は知りませんでした。
確か「ハト」と呼んでいたような記憶があります。
透明感のある薄緑色の羽をピンクで縁取って、とってもきれいな虫なのに、害虫だってことも初めて知りました。
樹木の汁を吸ってしまうので害虫に指定されているようです。
じっとして全く動かないのは汁を吸っているのかも。
気が付くとあちこちの枝に一列に並んで、全部がずっとじっ~としているんです。
この虫は5月ごろに孵化して幼虫となり、夏の後半には成虫となるらしいので、ちょうど今頃見かけるんですね。
白い綿のような物の中に幼虫がいて、「しらこばば」という名前になっているようです。
日本、台湾、中国に分布していて、ラテン語の学名が「Geisha distinctissim」。
何とそこに「Geisha(芸者)」が入っているのは何故?
きっと、成虫の羽の様子が着物を着ているように見えるのかもしれませんね。