日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

桔梗

2020-09-14 07:00:00 | 植物

秋の七草の一つになっている桔梗は、実際には6月ごろから咲き始める。

日本には古くからある花で、万葉集では朝貌(あさがお)と表記されている。

万葉集の山上憶良の有名な「七種(ななくさ)の花」という歌、「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」がある。

その中の朝貌の花が桔梗のこと。

秋の野に咲いている花を数えてみれば、七種類の花があると言った意味になるが、遠い昔、学生時代に秋の七草はこの歌を覚えておけばいいと習った。

昔は野の花だった桔梗も、今では野生種は見たことがない。

だから、野生の桔梗が絶滅危惧種に指定されているのもうなずける。

 

原産地は東アジア全体になっているが、何となく日本の庭に合っている花だと思う。

 

 

江戸時代の宿場町、「大内宿」に咲いていた桔梗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シャムの舞姫その後とハナシ... | トップ | 赤城山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。