「ボケ(木瓜)」の実です。
ぱっと見たときに『カリン』かと思いましたが、その場所には確かに「ボケ」の木があって春には花の写真も撮ったことも覚えていました。
こんなに近くでボケの実をまじまじと見たのは初めてでした。
ボケは秋になると5cmほどの香りのよい、黄色い実を付けます。
このボケの実は食べられるのですが、酸味と渋みが強いようなので、一般的には加工して果実酒やジャムとして使われているようです。
そして実のなっている木の近くには別の木があって、それが何と花が咲いていたのです。
秋なのにボケの花?
あまり見たことがなかったので、早速調べてみました。
そうしたら、ボケは開花時期が11月頃から咲く種と4月頃から咲く種の2種類があるようなのです。
特に、11月頃から咲くボケのことは「寒木瓜」と呼ばれているとのことでした。
学名:Chaenomeles speciosa
英名:flowering quince
別名:カラボケ(唐木瓜)
科名・属名:バラ科 ボケ属
原産地:中国