朝顔の花の色が変わっていました。
夏場よりも秋の今の方が元気そうに見える「オーシャンブルー」、夏の間は青い花ばかりだったのですが、この数日間にピンク色の花が多くなっていて、ちょっとビックリ。
不思議に思い調べてみました。
「真夏の朝のオーシャンブルー」
萎んだ花はピンク色になっていました。
「秋の朝のオーシャンブルー」
ピンクの花が多く、紫色の花もピンクっぽくなっていました。
オーシャンブルーは花色の変化が楽しめる花で、朝に咲いた青い花が午後になるとピンクに変わるという特徴があるようなのです。
このように変化するのは、花に含まれているアントシアニンという色素が原因のようです。
気温が下がるとアントシアニンのph値が低くなり、それと同時に花の色もピンクに変化するのだそうです。
気温が下がるというのが重要だということが分かりました。
夏の間は朝晩の気温があまり変わらないからなのでしょうか、ほとんどが青く咲いたままで、萎んだ後の花がピンク色になっていました。
秋になって朝晩の気温の変化が激しくなるから、青からピンクに変わりやすくなってのいくのでしょうね。
色変わりしているのが一目で分かるようになりました。
変わるというよりも、最初からピンクの花になっているものが多く見られました。
朝顔には同じような花がたくさんあって、区別するのが難しいのですが、オーシャンブルーの特徴を並べてみました。
①オーシャンブルーは多年草(普通の朝顔は一年草)。
②花は明るい青~青みがかった紫色で、花冠の中心部は淡く、時間が経つと赤紫色~赤になる。
③真夏は昼すぎまで咲き、秋になると 夕方まで咲いている。
④開花時期が非常に長く、夏から霜が降りる前まで咲く。
⑤種が採れない。
夏に書いたオーシャンブルーの記事です----「宿根朝顔 オーシャンブルー」
※ シュッコンアサガオ(宿根朝顔)、ノアサガオ(野朝顔)は琉球朝顔の別名です。