びわこオオワシ夢日記

びわ湖で越冬するオオワシを追って30年、オオワシを通じて「人とひと」の出会いと自然を大切にしたいと思っています。

びわこオオワシ夢日記

2017-01-19 | オオワシ
1/19 去年の今日は雪が無く、山裾でふきのとうを取ってきて一足早い春の恵みに舌鼓と日記に書いてあった。今年は残雪が20㎝で春まだ遠しだ。
雪が減ったので今日は朝から「小ちゃん」と決めて8時半奧出湾着だ。誰もいない居ない奧出湾、じっくり探さないと見つからないので、墓の上、北山、逆光の南山と山を双眼鏡でなめ回す。見つからない。特に南山は東からへと場所を変えて見るも居ない。
この小ちゃん、来てしばらくは居場所があちこちで定まらず、何処かで食べてきて昼過ぎにふらーと来て留まるケースが多い。
そんなことも予想して2本松方面からの観察を30分してみたが解らなかった。結局10時15分で一旦探索を打ち切り山本山へ移動する。
トンネルを抜けると湖岸のカメラマンの姿が無い。おかしい?
麓まで来ると付近に何人かの人がうろちょろ。Fさんが魚持ってきたけど何処へ行ったか誰も気がついてないとの事。
瞬間に塒の下だと勘が働き一目散に南に移動、やっぱり居た。例の枯れ木でお食事中だ。

少し近づきKさんと撮し始める。

まだそんなに食べていない。
暫く様子見てたらごちそうさまだ。幹でくちばし掃除したのでもう少し左に移動してから飛び出すよとつぶやき。

そのまま飛び出した。

目の前を通過していく。

電池がぎりぎりだったが何とか持った。
Kさんと申し合わせしないのに二人とも小ちゃんへ移動だ。
スペアーの電池を取りに帰り奧出湾に着いたがSさん、Kさんがオオワシ見つからないとの事、飛んでくるのを待つしか無い。
山をなめ回して涙が出る。双眼鏡を持つ手がだるい。それでも探す。居ない。
もっと集中しようと椅子に腰掛けてしらみつぶしだ。見つからない。諦めかけたとき全く予想外の所に留まっているオオワシを見つけた。
さすがオオワシプロだなぁとカメラのファインダーに入れて鳥友さんにお知らせだ。

風にあおられ飛びだした。

南山へ。

留まった。

これを探すのも大変だ。もし朝なら見つけられないなぁ。

暫くして飛び出した。
西側で魚探している。

久しぶりの小ちゃんだ。

結局あちこち飛び回ってカメラマンを翻弄して3時まえに塒入りと成ってTHE END
今日は小浜のMさんにお会いした。熱心にレンズを見続ける姿に関心させられる人でした。


コメント (1)
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