第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

Mahidol DTMH の紹介

2018-02-09 11:46:05 | Mahidol留学情報

みなさま

こんにちわ

最近は、タマサート大学やマヒドン大学からの留学生と多く接するようになりました(大雪の島根にビビってましたが)

さて、以前勉強していたコースの紹介のビデオなどを教えてもらいましたのでアップしておきます。

 

こちらは、真面目なバージョンと、そしてDTMH2015の時の楽しそうなところだけの内容を記したものです。

今からすれば大したことない勉強量だったのですがその時はその時で大変に感じるものですね。

極端にストイックになることに慣れていた当時、勉強をしながらもヨーロッパ組の日々を楽しむ生活スタイルに相当影響を受けました。

全ての同期の医師たちに感謝です。

 https://www.youtube.com/watch?time_continue=351&v=1fPj1BINRpY

 

 



Mahidol大学 熱帯医学短期研修

2016-12-30 22:31:24 | Mahidol留学情報

皆様、こんにちわ。

師走とは良く言ったもので、今月はドバイに始まり東京、出雲、東京、バンコクと移動が多く、良く寝ました。

懐かしのバンコクに滞在して、日本人の参加者のサポートをしつつ、自分も復習の意味も込めて学んでおりました。

驚いたのですが、タイで過ごしていなくても、離れている間にタイ英語に対してのリスニング能力がいつのまにか抜群に向上していて、昔Mahidol入学時には全く理解できなかったクセのある英語もむしろ分かり易く感じる位です(多分Harvard ICRTで全世界から集まる医師とWeb chatしているせいか?)。タイ英語の方が分かりやすいです。

今回の実習は、Parasitology、Malaria、Dengue、Hansen's dieaseの専門病院、バンコクのものすごい(金持ち)インターナショナルホスピタルの見学や、一方でタイのプライマリ−ケア病院の訪問、さらに我々の病院での回診やトラベルクリニックでの実習など非常にスタッフ側も楽しめるものになっておりました。

 

 

来年はもっと、当日の研修の特殊な英語にストレスなく対応できるように、事前学習様として単語帳の充実、事前講義の内容の向上、Pretest−Post testの検討なども取り入れるかを検討中です。

ただ、今回の参加者の皆様のアンケート結果をみるに、昨年よりもさらに良くなってレベルアップしているのではと感じます。あとは、空き時間が無いために、余暇や観光をどうするか・・。

 

さて、最後の夜は少しだけプライベートがあり、飛行機までの時間に同期の医師たちと飲み会をしました。

 

 

 


ロンドンとバンコクの比較

2016-04-08 16:45:57 | Mahidol留学情報

皆様こんにちわ

年度が変わっても忙しくデーター集めやら、システマティックレビューを書いていたりと、慌ただしくしております。

卒業は問題なくできたわけですが、やった仕事を形にするまではしばし闘いがつづきます。

さて、今日は旧友の腐れ縁の友達である長嶺由依子医師がロンドンの留学環境とバンコクの留学環境を比較してくださいましたので

本人の許可をえてここに貼っておきます。良く質問される事なので、参考になればと思います。

※写真はDTMHさよなら会 Emiliano(イタリア) とSophie(オーストリア)最後の飲み会

たしかに彼女がいうよに小さい臨床に特化したクラスの方が仲良くなるかもしれない気がします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勝手にバンコク、ロンドン、東京比較!
一度でも海外に住んでみると、生活の視点で街のいろんなポイントが見えるようになってくるもんですね。

ちょー個人的な感想かつ視点ですが・・・笑、上記3つの街の感じは以下の通りですね。

○○○生活目線○○○
■街の綺麗さ
ロンドン<<バンコク<東京

■電車の車内の綺麗さ
ロンドン<<バンコク=東京

■電車のICカードの感度の良さ
ロンドン<<バンコク=東京
※ロンドンのICカードは反応が悪いので、ラッシュアワーなどのピーク時間にはいちいち改札の入り口が大混雑です。

■エスカレーターの速さ
東京=<バンコク<ロンドン
※ 高齢化率は東京21.8%(2014)、ロンドン10.6%(2011)、バンコク15%前後(2015, タイ全体)
※ 15歳未満人口比率は東京11.3%(2014年)、ロンドン 16.3%(2011)、17.6%(2014, タイ全体)
高齢化率や年少人口による事故予防的措置だけとは言えなそうですね。ロンドンは街としても段差も道の凸凹も多く、なかなか高齢者や小さい子が行動しづらい環境ではあります。かつての時代の生産年齢人口を対象とした街の構造だなぁとつくづく思います。

■Wi-Fi環境
東京=バンコク=<ロンドン
※各国とも携帯を契約してしまえば変わらず。ただ、スピードに関しては日本のみがLTE。ダントツです。

■生活費
バンコク<<東京=<ロンドン

■家賃
バンコク<<東京<<ロンドン
感覚的に、同じ広さの部屋(1DK)を借りたとして、月の家賃がバンコクと東京で5倍、東京とロンドンが2倍です。したがって自動的にバンコクとロンドンの間には10倍の開き。バンコクはこの金額出したらもっと広いところに住めますね。街の思いっきり中心地のイメージです。
例)3万円、15~20万円、30万円

■食事の美味しさ
ロンドン<<<バンコク=<東京
アジアの食事は味が重なり合ってそれぞれが主張しながらも全体として素晴らしいハーモニーを奏でる掛け算の味、ロンドンの食事は例えば芋とケチャップが足し合わさるというベースのない足し算の味

■人のフレンドリーさ
ロンドン<<東京<バンコク
東京は外国人として見えていないので、贔屓目入ってるかもです。。。

その他電気代、インターネット契約、ガス代などなどもロンドンが最も高いです。

○○○留学先目線○○○
ここからはロンドンとバンコクの比較です。

■言葉の理解に対する寛容さ
ロンドン<<<バンコク
英語ネイティブの国とノンネイティブの国ですからそりゃ違う・・・かもしれませんが、それ以上に国民性もありそうですが笑
※ ロンドンでは、大きな大学院のクラスに行けば行くほど、先生方の話すスピードは早く、生徒が理解できているかは問題とされづらい傾向があります。先生方が留学生に対しての理解が高いコースの場合は、ゆっくり話し、理解を確認しながら進んでくれることもあります。本当にケースバイケースです。下手すると、日本語だったらわかるのに英語だと何言ってるかわからないから学びが薄くなってしまう可能性すらあるかと思います。
※ バンコクは最初から、「自分たちもネイティブではないから、私たちが話している英語もわかりづらいところがたくさんあると思うので、遠慮せずにわからないことは聞いてください」と言ってくれるそうです。あったかい。

■先生と生徒のフラットさ
バンコクの方がまだわからないですが、イギリスは授業に関するフィードバックを強く求めてくれるので、授業の構成や内容が良くない、もしくは求めるものと違う場合にはガンガンフィードバックします。講師や教授と生徒の間に尊敬に基づく関係はあれど、パワハラのような関係性は存在しません。

■学費
バンコク<<<<<<<<<<ロンドン
7~10倍ですね。
バンコクは日本と同様、国内、留学生ともに学費が変わりません。
ロンドンは、国内の学生と留学生の間に、2~3倍の学費の差があります。
授業内容、受けられるサービスは全く一緒です。
ここでは教育はビジネス。お金払えるなら来ていいよ~~~ってな雰囲気です。
去年までは卒業式まで、卒業する本人と家族の分のチケットを買わないと参加できない状態だったそうですが・・・大学の自治会が頑張って大学本部と交渉を続け、今年から卒業生とその家族はタダで参加できるようになったそうです。・・・って当たり前だろ。って感じですが・・・。そこでお金取る発想って・・・と呆れること多々。

■文化交流・友人関係の構築
ロンドン<<<バンコク
※ ロンドンは完全に自分次第。クラスの雰囲気や住む場所や自分が大学以外のコミュニティを持っているかなどに依存するかと思います。Student unionがほぼ毎週末Weekend tripのようなものをやってくれているようですが、参加するのは学部生がほとんどですかね・・・。これも所属する大学、大学院の規模によるかと思います。一般的に、こじんまりしている方が和気藹々。私のところは大学側のサポートはほぼなし。少なくとも私の大学は。大きすぎて・・・笑
※ バンコク、とはいえ、マヒドンの情報だけですが、最初のオリエンテーションからみんなで行くアユタヤ旅行や国別対抗出し物大会など、文化・伝統の交流が目白押しのようです。入学の書類の中に、「あなたの国のTraditional wear持ってきてください」ってがっつり書いてあります(笑

■熱帯医学研修で学べる中身
2016年のマヒドンでの熱帯医学研修を夫が受け、ロンドン大学熱帯医学校の熱帯医学研修を私が受けるので、12月以降に私がヒーヒー言いながら終わったらまた比較できるようになるかと思います。
関心ある人いたら聞いてください~(2016年12月以降に・・・笑)
どちらのコースも各国家庭医の受講者は多い模様です。ロンドンの方はアメリカ家庭医の専門医取得後の単位取得コースとしても認定されていますし、イギリスの家庭医の先生方も多く受けています。バンコクはアジアど真ん中、イギリスはアフリカが近く、アメリカは南米が近いためそれぞれ熱帯医学の領域の疾患を持った方達が受診することが多いので、それぞれにあったコースになっていることが予想されます。
ちなみにマヒドンの熱帯医学研修は6か月。ロンドンの熱帯医学研修は3か月。値段はそれでもロンドンがマヒドンの2倍。受講者はマヒドン20名程度、ロンドン70名程度?

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ということで長嶺先生、ありがとうございました。恐ろしく的を得ている鋭い洞察力。

私なりの感想を追加しておきます。

学費は安いですが、DTMHで4,000USD(高いですよ)/6ヶ月、MCTM含めて90,00USD/年です。そんなに安くないと思います。またタイ人よりも確か2倍以上高かったとは思います。それほどUKは高いのか?➠高いですね。

また気になる期間ですが、確かにMahidolは6ヶ月もありますが、それでも決して長いなんて言う人はいなかったように思います。みんな色々と疲れていたりと(飲み会が多いからかもしれませんが・・)ただ最後の一ヶ月は、旅行する欧州組がいました。MCTMはそれも込みでの一年ですので、休むこと無く継続です。

なぜ六ヶ月かかるのか?一つの原因として、フィールド・トリップが3回もあること、また回診や色々な病院での実習(記憶しているものだけでも①3カ所の郊外の病院見学、②HIVクリニック、③Sanke ファーム、④ハンセン氏病専門病院、⑤航空医学実習、⑥海洋医学実習、⑦空港実習・検疫実習、⑧他多数)など現場に出ることが多い事から、DTMHコースとして世界標準で決められた授業時間と単位以外に、行事やその他のクラスでみっちり詰まっています。その分、仲間意識が芽生えたのかと思いました。

私なりの感想と欠点は

①スケジュールがあまりにも頻回に変わりすぎる事(よって、こまめな日本人は振り回されます)これは、平均月2回帰国して【修行】していた私のDTMH生活ではかなり厳しく、時にフラストレーションが募りました。

②教育方法:アジア的なやり方で当初詰め込み教育的に感じました(ただ確かによくわかっていない連中や既に専門家も多数いる混合集団を相手にするにはああするしか無かったのかもしれません)。

長所は間違いなく患者さんが自分の病院にいることでしょうか。東南アジアのセンター病院である当院にはタイ全土だけでなく、ラオスやカンボジア、ミャンマーの国境付近の外国人が搬送されてきます(おそらく彼らは医療費無料です:翻訳が必要で時々クラスメートが呼びだされます)。DTMHの時の臨床現場での患者さんとの接触は僕の1年の中で考えると約2割程度しかなく、8割はMCTM期間でした(MCTMではバンコク残留組でしたので週3回4ヶ月間必修参加です)

 

 

やはり自分で診察して、カルテをみたり、画像をみたりして学んだことは全く忘れません。ホンネで言えば上記のように短所もありますが、長所もそれ以上にあって、苦楽を共にした仲間ができたという事が一番の宝かもしれません。

 

 


バンコクでの銀行口座開設について

2016-03-17 14:24:20 | Mahidol留学情報

 

 

皆様こんにちわ。

ようやく、ようやく、あたふたしながら自分の研究テーマの最終発表試験が終わりました。

今日だけは色々日本の仕事をしたり、これを書いたりゆっくりすることができ、ほっとしてます。

 

さて、2016年DTMH入学予定の先生からご連絡があったのですが、(書いてくれと!笑)

Mahiodlに入学する医師の中で多いのは下記です。それ以外は全く聞いたことがありません。

殆どの方は SCBかKasikornにしております。

 

サイアム商業銀行 Siam Commercial Bank(SCB)

カシコン銀行 Kasikorn Bank

バンコク銀行 Bangkok Bank

クルンタイ銀行 Krung Thai Bank(KTB)

 アユタヤ銀行 Bank of Ayudhya(Krungsri )

 

その理由は、

① 大学正面玄関入り口に大きな支店が隣接しているから。

②街のどこにでもあるから。24時間ATM何回引き出しても無料!(日本より便利)

③CenturyにはSCBとBangkok銀行の土日もやってる支店が入っているから(Mahidolの御用達)

④ランナム通りに大きなKasikornの支店があるから

などなどです。よって、僕は紫色のカードがバンコクぽっくて気に入ったという理由【のみ】でSCBにしました。

Kasikornは緑の、SCBは美しい紫が映える目立つ銀行です。

口座の開設は極めて簡単で、2016年1月現在、銀行口座を作るには、パスポート、入学許可書のみ、記入するための住所で簡単に作成できます。さらにVISAがもしあれば問題ありません。私は入学前の家を決める予備旅行の段階で既に2ヶ月前に作っておきました。

写真はキャンパス正門の両側にある銀行の支店です。
 
 

 

レートやトランスファーで迷っている方がおられるかもしれませんが、そもそもこれ等の銀行のレートは極めて悪く、おまけに手数料が大きく目減りが著しいので、下記図などのアプリやインターネットのサイトが山程ありますから参考にしてください。

 

一番良いのは現金99万円を持込み(それ以上は関税で問題になりますから必ず守って下さい)、その日一番高いレートの両替所で両替です。

これに限ります。 ただこれは慣れた(怖いもの知らずの日本人)人のみです

※ 私は一切責任をとりません!!

私は月に多い時で2−3回、少なくとも月1回は帰国しておりました為にその都度に現金を持ち込み、為替相場を毎日みながら市中で両替して、銀行に預けるということをしておりました。

結構、差がつくもので、例え私が来た時は2600THB/10000JPYでしたが、大きく上下の変動を経て現在は3000THB/10000JPYです。50万円を両替したとすると、20000THBかわりますので、現在の金額で6万7000円は変わります。凄いですねよね、それだけあれば、【年間の飲み会代】が一気に払えます。

 

また銀行と市中の両替所(Bangkok銀行が今日は最低レート)で100THB/10000JPY以上の差があります。よって、今日この日に銀行で50万円両替するか、市中でするかだけで5000THBの差があり、結果的に1万6500円の金額の差がでます。これだけあればは2−3週間の食費が簡単に捻出できます。Mahidolの学費は年間9000USD程度と日本よりかなり高額です(インターナショナルスクールとしての教育はその分良いと思います:そもそも日本にこれだけプロフェッショナルインターナショナルスクールがあるかどうか)、少しでも出費を抑えたければこのような知恵が役に立つでしょう。

 

以上、ちょっと普通とは異なるやり方なので、参考になるかわかりませんが、少なくとも幾度か帰国する方はには有用でしょう。くれぐれも高額な紙幣を持ち歩くときは最大限の注意払ってください。※私は本当に責任持ちませんから!! 

 

 

 

 


バンコクでの、バスマップ、電化製品と買い物をどうするかについて

2016-02-20 21:45:11 | Mahidol留学情報

皆様こんにちわ。

今日は、ハウスメイトのドイツ人宅でパーティーをして、日本酒をしこたま飲んでしまい、今夜は勉強できないと決心し、ブログに必要な情報を記しておきますね。たまには時分を甘やかすのも大事です。

どこから行きましょうか。

まず来て当初の交通手段ですが、基本的にタクシーが便利です。(トゥクトゥクはメーターではなく、概ね200THBという高額から交渉がスタートしますのでお勧めできません)メータータクシーを利用してください。

またそれ以外に、MRTとBTSやエアポートライナーといった、モノレールや地下鉄が走っているバンコクでは駅チカ物件であれば困ることはあまりありません、基本的に東京並です。ただ、知っておくと非常に便利なのが地元のバスの乗り方です。このバスは大体8THBから13THB程度(26円−50円程度の激安運賃)で移動できます。バスに乗ることはとても勇気が居ることでしたが、慣れれば空気のように乗れます。乗る前にはバス乗り場で行き先の番号を確認しましょう。その場合はバスマップの事前購入が必要で、行き先を地図で探した後にその場所に近いバス路線を決めましょう。英語版、日本語版が、伊勢丹5階の紀伊国屋で購入可能です。バンコクを楽しむのであれば、是非先ず最初に買った方がよいでしょう。

次に、迷うのが電化製品かと思います。お勧めの方法は3つあります。

①メガバンナーにショッピング

行き先はネットで調べて見てください。誰もが知るショッピングモールです。まずお伝えしたい事には、基本的に日本から色々と家具をもってくる必要はありません。高い輸送費を払うよりも、贅沢を言わなければ日本と本質変わらない家具や電化製品は安く購入できます。ここは日本でいう幕張イオンモールやララポート船橋並に巨大で、全てが揃います。勿論巨大なIKEAも中に入っています。

 

 

②BIG-C系列で購入

大学周辺で一番近いのはおそらく伊勢丹前のBIG-Cです。当初は分からず、ワザワザインターネットで調べて色々といってみたのですが、灯台下暗し、伊勢丹前に4階に及ぶ、巨大なBIG-Cがあります(チットロム駅)。よって、生活必需品は基本はすべてここで揃えることが可能ですので、日常生活の品であればこちらがお勧めです。

 

③MBK センター

みんな大好きMBKセンターには、ちょっとあり得ないくらいの携帯電話を中心とした電脳空間です。日本では存在しえません。それ以外のものもおおまか揃いますが、値段がマチマチであるために、携帯以外のものは上記の方法で購入がよいかもしれません。

 

間違って日本から家電をもってきてしまった方へ。

私も炊飯器と湯沸し器だけは良い物をと考えて、日本から空輸しましたが、220Vのバンコクの電圧でスイッチON後、わずか3秒でショートして壊れてしまいました(笑)これで数万円と高額の輸送費がオシャんです。

勿論、電圧の違いは知っていたのですが(日本製品ならば大丈夫だろうと思っていのですが)、やはり本当に日本製品を使う場合は変圧器が必要で、これがまた極端に高価(万円単位)で重い(3kg−5kg程度)です。よって、やはり日本から家電を持ってくる位であれば、こちらで購入をおすすめします。

 

 


バンコク滞在時のワクチンについて

2016-01-28 21:53:30 | Mahidol留学情報

皆様こんにちわ。

誰もがどうしたらよいか迷う、留学時のワクチンについてアドバイスを書いておこうと思います。

基本的に日本で標準的接種を行っている日本人医師であれば、こちらに来てから必要なものを打てば良いだけです。

勿論、日本のトラベルクリニックに相談すれば、あれもこれも色々と提案をうけるでしょうが、

バンコク中心部にマラリアどころか、デングすら居ません。(本来であれば日本脳炎・狂犬病、必要に応じてHAV、Typhoidあたりでしょうか)

キャンパス生活だけであれば一般論として【不要】です。

(ただ、僕らはラオスの国境近くやミャンマー国境の難民キャンプなどにいったりもするので早い段階で打ったほうがよいでしょう。)

【一般の方へ:バンコクの日赤病院やその他JCI認定されている国際病院でもどこでもやっていますが、簡便で外国人慣れしている事から、MahidolのTravel clinicはお勧めです。非常に丁寧ですから、できれば母子手帳のワクチン欄やワクチン接種証明などあるとさらに良いです。何より利益をあまり考えていないので安いです。万が一困った事があっても、概ね日本人医師が留学している事が多いです。】

 

バンコクは地下鉄MRTとスカイトレインBTSとエアポートライナーが整備された

大都会で、日本で言えば東京並です(歩道は完全にアジアな雑多な雰囲気が多数残ってます)。

 

よって、日本で何倍以上もする値段のワクチンを受けるのであれば、さっさとバンコクにきて

自分たちの病院(Hospital for Tropical Disease, Mahidol University)で受ければ良いだけです。

格安です、日本値段の1/3-1/5で接種可能です。しかも、あたりまえですが疫学と現地を把握している

この国の若きエース ワチャラポン先生かその弟子たちからアドバイスも貰えます。

 

時間帯は月から土曜日まで(土曜日はDr feeとして250THBがさらにかかります)に、

直接病院3階に出向いて受付してください。いつも空いているので直ぐに打てると思います。

 

 

 

 

 


バンコクでの携帯環境の入手方法

2016-01-07 15:44:09 | Mahidol留学情報
バンコクに着きましたら一番重要な事は携帯電話の確保ですね。

一人の方から携帯の問い合わせがありました為に今後の為に記載しておきます。

タイには日本と同様に3つの会社がメインです、True、AIS、Detacです。
イメージとしてTrueがDocomo、AISがソフトバンク的な感じでしょうか?
 
さて、当初わけも分からずどうしたら良いか不安になりますが、
日本よりも携帯電話やSmart phoneに関しては圧倒的に元々発達しております。
 
私の足掛け2年半に渡る努力のまとめをここに記載しておきます。
 
皆様信じないかもしれませんが、ここでは当初からSIM freeで価格競争は当たり前、コンビニエンスストアでSIMが購入できる位に
日本より数段先に携帯産業は発展していました。
 
SIMフリーの機種もようやく日本で出現してきますが、もともとバンコクは多国籍国際都市で色々な機種が出まわっております。
日本企業は完敗なのではないかというくらの勢力が韓国のサムスンやLGです。もはや高価格高品質の日本製品はあまり市場で見られません。というか人気が全く無いです。悔しいです。
 
私のお勧めは、下記の4つの携帯の持ち方です。
 
①英語力や交渉力に自信がある場合
携帯は現地でSIMフリーを購入、設定も現地でSIM購入
現地で399THBで3GB/月 で済みます。また友人たちとの通話ややりとりはFace bookとLineですので、通話料は殆ど要りません。
毎月30日毎に携帯電話の支払いとトップアップをコンビニでする必要があります。
ちなみに街の至るところにWifiがあり、この契約でパスワードをいれればPCでも携帯でもどこでも使い放題です。(日本より便利では!?)
MBKで商売をしているヒト達はおそらくインド系が多いですが、当然のようにぼったくってきますから、交渉で値切ってください。
 
私はTureが好きで(街に一杯あるから)選択しましたが、大体月は399(インターネット+Wifi)+100THB(電話はかける分だけ)です。
日本円にして、1700円/月位ですね。物価は日本とあまり変わらないこともありますが、携帯電話は頭を使えば安く済みます。
 
②機種はやっぱり日本製が良い
最近は日本で漸くSIM free機種が見られるようになりました。
日本でSIM free を購入し、現地でSIM購入
金額は日本のSIM free機種は高いですが、安心かもしれませんね。
上記と同様です。やはり機種は新品を購入するようにしましょう。日本で購入の場合は必ずBKKで使用可能かどうかを必ず確認してください。(普通は大丈夫です)
まれに店員さんは全く詳しくないことがあります。
 
③現地で日本の企業から電話の設定から何からなにまでしてもらう。下記が有名です。
 http://www.berrymobile.jp/thailand/index.php
 
2倍近く、かなり割高ですが、毎月自動に引き落とされて便利らしいです。ただ、個人的に好きに慣れない日本人街(無駄に家賃が高いだけで不便。ただ日本食多い)にあり、行くのが面倒くさいのと日本人から営利を貪ろうとする姿勢が気に食いません。
ありえない応対の日本人向けの不動産ビジネス達もそうですが、勿論ビジネスとえいばビジネスなのでしょうが、よくわかっていない英語の出来ない日本人を営利対象とするのは個人的な感情で好きではないだけです。(企業の方、本当にごめんなさい)
 
④無謀にも勇気がある方:現地で日本のスマホをUn-lockを行い、SIMを購入する。
私はこれを行いました。少々携帯には詳しく自信があったのですが、BKKでは3G−4G、時にLTEが使用できるのですがナント2Gの速度しか出なかったりします。それがUnlockの普通の通信速度になります。結局不便過ぎて①の方法で新規のSIMフリーIphoneを購入し、設定しました。Un-lockの金額は1500THB程度です。何度も修理を行ったりと結局不便ですので、他の手段をお勧めします。
 
日本とは比べ物にもならないくらい発達したバンコクの電脳街、MBKセンター(モノレールBTSでSIAMかNATIONAL Studiumで降りてください、東急百貨店と連結しております)I phonen修理からなにから、楽しいですから一度は行かれることをお勧めします。
 

DTMH前の勉学に関する準備について

2016-01-06 15:48:54 | Mahidol留学情報
皆様こんにちわ。
 
既に、私のところに4人の日本人医師のDTMH入学希望者様から御連絡がありました。
質問事項が重なると思いますので、下記に記載しておきます。
 
Q) 4月に始まるに当たって、揃えておいた方が良い教科書、しておいた方が良い勉強を教えて下さい。
 
A)私は時間がなく、ほとんどNo preparationでしたが、終わってから感じた自分が最もやっておけば良かっただろなぁという事を記載しておきます。
 
1)何よりもリスニング力の底上げ。
授業はどれだけ英語が得意な人でも確実にチンプンカンプンだと思います。ただ下記の対策があれば実りある最初の一ヶ月間を過ごせるかと思います。
というのは、日本の医師が精通していない領域でかつ、寄生虫疾患(ほにゃららら裂頭条虫、マルマル住血吸虫、回虫、顎口虫うんぬん日本語で卵の違いや病態の違い、疫学、治療など仮に精通していたとしても)で全く耳慣れない英語名のオンパレードから始まります。ですので、まず基本的なリスニング力の底上げが重要だと思います。そしてさらに不安にさせられるのが、途上国、先進国の中で日本人医師だけがそれらの言葉を知りません。他国は英語で習うために当たり前ですが知っています。私は当初全く議論に加われず、悔しい思いだけをしましたが、持ち前のユーモアと存在感だけで闘っていました・・。
 
2)臨床熱帯学用語を少しだけ暗記してくる
といことで対策として下記に上げます。
米国WikipediaのHelminthのMajorどころの一覧表があります。少なくともこれだけは覚えてこられると最初の数週間の授業の飲み込みが全く違うかと思います。
私は顎口虫の卵が・・・など授業で前の方で聞きながら、如何にも深い洞察をしているかのような難しい顔しながら辞書を引いていました。つまり全然わかっていませんでした。苦笑
 
 
 
さらに、私が勉強で役にたったのは、なんといってもCDC、WHOのサイトです。ここにおおまかの情報は載っています。よってこれを一通り見ていれば凄い速度で吸収することがデキるかと思います。
 

読んでおくべき教科書は無いです。先日帰国した際に驚きましたが、最近では日本語訳トラベルメディシン、熱帯医学関連なるものがなんと多数この1年間で出ていました。ブームなのでしょうか?まぁただ、国際医療の現場においては圧倒的に手薄な情報(ドラクエの銅の剣程度でしょうか)でしかないので、それでは全く闘えません。さらっと読めるものを読んでイメージを持ってくるだけでよいかと思います。

分厚い原著は購入して持参しては絶対にいけません。その理由は入学してから分かるでしょう。何より、授業のスライドを最初のオリエンテーションで全てもらいますが、大量すぎて鼻血がでます。とは言え、授業をサボる医師は殆どいません。特に経験年数が豊富な医師ほど熱心だったなような気がします。
毎日4コマで200ー400スライド位が溜まっていくわけです。また、大学の版権で色々と素晴らしいものが手に入ります。試験の対策はスライド・スライド・スライドの復習という王道しかありません。過去問は今年頑張って全ての講義のテストを責任をもって作成しました。是非来年からお役立て下さい。
顕微鏡スライド集はやはり、もりひろ先生のが秀逸です。
 
3)バンコクに渡る時期
特にイベントはありません、最低二日前、はやければ一週間前に来られて生活の品を揃えて、可能なかぎり観光をしておくことをお勧めしております。始まると何故か忙しく(今考えれば大したことは全くないのですが、その時は精一杯ですが何をするにも大変に感じます)全く遊ぶ余裕が無かったのを思い出します。
 
ということで、一昨日日本から帰ってきましたが、今週末はパタヤのビーチ沿いのホテルで執筆業、Topic reviewの構成、データーエントリーの最後を行う予定にしてしまっています。残された時間は4ヶ月しかありませんので、しんどいながら楽しんで参ります。
 
4)タイ語について
勉強は私はしませんでしたが、Iphoneのアプリで多数良いのがありますので、それだけで良いかと思います。Mahidol内は原則全て英語で通じます。 
また基礎タイ語講座は最初の一ヶ月で計4回無料で放課後にあります。個人的に楽しかったです。
 
今回は以上になります。
 
 
 
 

マヒドン留学時の住居:寮について

2015-12-21 00:10:54 | Mahidol留学情報
皆様こんにちわ。
既に、何名かの方はAcceptanceが大学から届いたとの事で、個人的に連絡を頂きましたが、寮の質問が多いようなので
こちらに乗せておきます。ただ私は直接知りませんので、あくまで聞いた話です。
詳細はホームページからご確認下さい。
http://www.tm.mahidol.ac.th/inter-house/?q=index
 

Q 寮に住もうかと思っていますが、勉強に集中できますか?うるさくないですか?環境はどうでしょうか?

A
私は実際に住んでいないので、これは同期の日本人やバングラディッシュ人からの情報です。
料金:正規料金11000THB➠DTMH or MCTM生は6,000THBです。
立地:大学構内、Victory monument近くです。BTSでほぼどこでも行けます。飲み会は、欧州組はSiam、Asoke等で行う事がありますが、基本的には皆、ランナム近辺に住んでいます。よって、大学在住の特権で、同期と集まりやすいです。
環境:狭いキャンパスのど真ん中にあります・目の前はセブン-イレブン(ただし9時まで)、学食も利用できますし、料理をしない方は良いかと思います。
問題は、部屋によりますが、お湯が温いことがあるそうですが、これは私のコンドミニアムでも起きることなのでどうしようもないかと思います。
安全性:極めて安全です24時間セキリュティーが座っています。
通学:大学の中にありますので、通学は不要です。ギリギリまで寝ていられます。羨ましいです。
騒音:あまり無いようです。
 

タイ VISA取得、90日レポートの行い方

2015-11-10 17:56:28 | Mahidol留学情報
さて、最近はDTMHの問い合わせやMCTMについての質問、さらにはMahidol 臨床熱帯医学の見学希望がチラホラありましたので、皆様が一番困るであろうビザの問題について記載しましょう。
 
 
1)Sigle entryのススメ
まず必要な事は入学後最初の90日間に必要なVISAを確保してください。この場合、日本の東京目黒の小道にある在京タイ大使館に出向き、Mahidol大学からのRecomendation とCertification letterと教育(ED)VISAの申請書をもっていってください。詳しくは下記を参照の事。 
 
 タイ大使館から抜粋します---
ノンイミグラントED(教育)
申請者本人申請
滞在目的は
- 私立または公立の教育機関における研究
- 公共団体、国有事業または国際機関における研究または実地見学への参加
- 仏教学習または修行
- 航空専門学校における研究
ノンイミグラントED(教育)申請料 シングルエントリー 9,000円  / マルチプルエントリー 22,000円
 
申請に必要な書類
 
1. 有効な旅券
(有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が1ページ以上あるもの)
2. 申請書 全ての欄を記入し、申請者が署名したもの
3. 申請者カラー写真1枚(3.5×4.5cmサイズ)
4. 日本国籍以外の申請者は在留カードコピーまたは外国人登録証明書コピーまた申請時に原本を提示(有効期限が3カ月以上あるもの)
5. 航空券または予約確認書コピー 申請者名、便名、タイ入国日、出国日の記載必要
6. 経歴書全ての欄を記入し、申請者が署名したもの
7. 入学許可書/招聘状原本 PDF,ファックス、コピー不可
8. 私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状
9. 日本の教育機関の推薦状 PDF,ファックス、コピー不可
 
これを揃えた時点で、ネット上で予約をとりその時間までに確実に到着しないと受理してくれません(私は二度手間をしました)
 
私は日本を行き来することが4月からの60日間で4往復も決まっていた為にマルチプルエントリーとしていましたが、日本で行うよりもこちらで行った方が2800THBであるので、お勧めです。もし入国後90日以内に出国する予定がある場合は必ずRe-entryの申請が必要(1300THBを払い空港で行います、Immigration officeで半日使う事を考慮しても、非常に簡単で早いです )になりますので、その場合だけマルチプルの方が良いでしょうか。
 
2)入国後90日以内に1年間のVISAへ移行する為に延長の手続きを
DTMHで入学した場合は通常、5月末がVISAの延長が必要になりますので、その時に友達と一緒にImmigration Officeまで必要な書類を持っていきます。基本的には大学側が書類を書いてくれますので、個人であれば問題ありません。
 
 【日本から家族を帯同している場合は要注意です!!】
家族の場合は、何故どの家族が帯同しているのか各人に対するVISAの申請が必要です。日本から戸籍謄本(家族全員が記載されているもの)とその英訳(在タイ日本大使館で申請します)が必要になります。日本を離れる前に、忘れずに持参するようにしてください。
 
 
3)90日レポートについて
 
タイに住む外国人は全員必要です。 面倒ですが、非常に重要なのが「90日以上滞在の場合の現住所届け(Notification of staying in the Kingdom over 90 days)です。逆に良く勘違いされるのですが、もし90日以内に出国した場合はタイに帰国日からカウントされます。
よって、出国をマルチプルビザで繰り返している場合はこの手続は不要です。ただ、期日が過ぎて違反をすると罰金を払う事になりますので、厳重に注意してください。
 
一般的には書類を提出するだけですが、イミグレまでいくのは非常に手間ですし、タクシー代はかかるし、非常に多くの外国人で溢れており、めちゃくちゃ待ちます。
 
お勧めは郵送です。(Windowsの場合はネット延長です)
下記に送ります。
90 Days Report Section, 
Immigration Division 1, Immigration Bureau,
Chalermprakiat Government Complex B Building,
120 Moo 3 , Soi 7,  Chaengwattana Rd., Toongsonghong, 
Laksi, Bangkok 10210
 
 
必要書類は、
①パスポートのコピー(顔写真のページ、現在のビザのページ、最新の入国スタンプのあるページ、最後のビザ更新があるページ)
②アライバル・カード(TM6)のコピー(白い紙がホチキスではさんであるはずです、絶対になくさないように:面倒くさい)
③前回の90日レポート(二回目以降の申請時のみです)
④記入・サイン済みの申し込み用紙(TM47)
⑤自分の住所を記入した封筒に10Bの切手を貼ったもの
 
私が、当初全然わかっていなかったのは、このVSIAの問題でした。
今後長期間、タイに住まれる方の参考になればと思います。