みなさまこんにちわ。
突然ですが、4年前から今の師匠でありボスのSanjay Saint先生に憧れていました。大学教員として思い悩んでいた頃に、メンターはメンティーを選ばなければならないという衝撃的な論文がHarvard Business Reviewから出ていました。ふとその記事を読んだ時に電撃が走りました。
もちろん元々セイント&フランシスという教科書をポケットに入れている意識たかい系の医学生でしたので先生の存在は当時から存じておりました。
一年以上前に志や思いを精一杯詰め込んでお手紙を出したことを思い出しました。そしてこの時も自分のメンター徳田先生の完全バックアップがありました。
結果的に、僕はVisiting professorとして、こちらに来させていただきました。そんな感じでスタッフや学生に紹介されると毎回恥ずかしく申し訳なく、Studentと言ってほしいくらいです。
完全に厚遇したいただいているので・・なんだか本当に申し訳なく、本当に感謝しかありません。その分いろいろな圧力からかファカルティースタッフと共同研究がやりやすく進むので助かっており、貴重な時間を充実して過ごしております。
さて最近思うところあり、破壊的円安以外の事はいい感じに目標を達成しつつあること、大学業務のタスクシフトや多くの業務の権限譲渡もうまくいっており結果が出てきていること、
また総合診療領域で日本全体の改善活動を客観視しつづけるために、Michiganにもうちょっといる方が良いと判断しました。
僕のやるべき仕事は、自分が思う"なんとかしければならない大きな問題"の診断と治療であると思い続けているからです。
研究費や日本から様々な要請次第ですが、未来をどう生きていこうか考えていこうと思います。
もちろん専門医機構や学会関連の様々な公的な仕事はプロレス的にストロングスタイルで生活を犠牲にしながら無報酬で受け続けていますが、時間の制約もあり今後それ以外の依頼は考える必要があるかもしれません。
深夜3時や朝5時の会議が毎日あるのは流石に体が対応できないので原則的にメールやスラックで対応しようと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今日はナイジェリアのラジオパーソナリティーの先生に話し方の個人レッスンを受けました。
非常に美しい英語で、カッコイイのです。なので、僕の見た目は髪も髭もボーボーですが、せめてお話する姿くらいはカッコよくなりたいなぁと。
料金は大体30分300円くらいです。安い!笑
せっかくなので、その要点をメモしておきます。いつか振り返ろうと思います。
個人的な練習法としては神田伯山(昔は松之丞といつ名前でした)さんが好きで講談を聞いてクチマネをしながら自分の領域にどう応用するか模索していました。結構、世界共通するものがあるなと思います。
ナイジェリアのラジオパーソナリティー:デニスの教え
1声は一番いい声を腹部から共鳴して出すことを意識する
2自分の一番良い声は録音して自らでキャリブレーションしていく
3ピッチ(話す速読)は緩急をつけながら、一般的な人が話す平均の速度であることを目指す
4(顔の表情は音で伝わるので)、相手が心地よく聞けるように(誰もいなくても)常に笑顔で話す
5 目の前に自分にとって心地が良い人、好きな人がいる様子を想像しながら、語りかけるように話す
6 姿勢:腹から声が出るように大きくリラックスしたポジションを意識する
7 言葉と言葉の間の無音(ポーズ)を意識する。
8常に自信を持って話す。
9話す姿を鏡に映してメタ認知を働かせる
と教えてもらった時点で、タイムオーバー。
300円でめちゃくちゃ良い学びになりました!
また、面白い共有すべきことがあればマイペースに記載してみます。