温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

知恵者ですねえ! アオサギ(蒼鷺)

2017年01月26日 | 野鳥
 ① 近くの砂浜にカワウ(河鵜)の大群がやって来ました。

 その騒ぎを見つけたアオサギ(蒼鷺)たちもやって来ました。



 ② 入れ食い状態で獲物を食べています。



 ③ 砂浜に逃げ込んできた魚をアオサギも確保しました。

 魚は砂まみれです。



 ④ しばらくくわえていた魚を足元の海水の中に入れました。

 魚はすでに絶命しているので逃げません。



 ⑤ 砂が落ちて、綺麗になった魚(ボラかな?)をくわえ直しました。



 ⑥ 魚の鮮血とアオサギの真っ赤な舌が妙にマッチしています。



 ⑦ ぐいと飲み込みました。



 ⑧ 食事後は、海水で嘴をすすぎます。



 ⑨ 「満足!」顔です。アオサギって、かなりの知恵者なんですねえ。




丸々とした冬のカイツブリ(鳰)

2017年01月25日 | 野鳥
 ① 大きな池で沢山のカイツブリ(鳰)に出会いました。

 小さな池だと親に追い出され、別の池へ行ってしまいますが、この池は広いので、親に追い出されても場所を変えて生きているようです。



 ② 冷たい水の中でもよく潜水し、思わぬ方向から出てきます。



 ③ 羽の撥水作用があるとしても、この厳寒期では羽毛を逆立て、空気の層を作って丸々としています。

 首をすくめても眼は注意を怠っていません。



 ④ 繁殖期の夏羽は首は赤茶色ですが、非繁殖期の冬羽は黄茶色です。

足指の間にある水かきを、初めて鮮明に見ましたが、カエルの後ろ脚のように使って泳いでいます。




獲物が大きすぎました! ミコアイサ(巫女秋沙)のオス

2017年01月24日 | 野鳥
 ① 今日の午前中は晴天でしたが、昼から雪が降ったり止んだりと、変な天気でした。

 池に5羽のミコアイサ(巫女秋沙)のオスがいました。

 12月22日の渡来した頃より胸部側面の2本の黒い筋模様が綺麗になっていました。




 ② 後ろから見ると、頭部に黒バンドをしているように見えます。



 ③ 毛づくろいで羽を広げると、背の羽衣が黒いのがよく分かります。



 ④ 潜水して大きな鮒を捕まえました。



 ⑤ しかし、獲物が大きすぎるのか、飲み込むのに苦労していました。



 ⑥ 最後は、重力を利用して飲み込んでいました。



映画「いそしぎ」を思い出します! イソシギ(磯鷸)

2017年01月23日 | 野鳥
① 小垣江の海岸でイソシギ(磯鷸)に出会いました。

 よく見ると、嘴の先端に水滴が付いています。

 海鳥は、海水から水分を補給しますが、そのままでは塩分が濃すぎます。そのため、海水の塩分をこしとる事のできる一種の濾過装置「塩類腺」が目の上のあたりにあります。
 
 塩類腺で濃縮された塩水は鼻孔から排出され、嘴の先から鼻水のようにたれますが、この水滴がそれでしょうか。



② 堤防の上でポーズを決めてくれました。

イソシギというと、1965年のアメリカ映画「いそしぎ」を思い出します。

当時、絶世の美女と言われたエリザベス・テイラー主演のメロドラマです。

羽の折れた幼鳥(イソシギ)をヒロインが手当てし、大空へ飛び立たせるシーンから映画の題名が付いたものです。

今風にいえば不倫が題材ですが、最後に独りで旅立つ男性の姿に、冬季は、常に単独行動をするイソシギの姿に重ね合わせたんでしょうかねえ。



日本で夏羽を見てみたい! カンムリカイツブリ(冠鳰)

2017年01月22日 | 野鳥
 ① 昨日は強風でしたが、今朝は無風状態でした。

 川へ行ってみると、カンムリカイツブリ(冠鳰)が二羽いました。




 ② 盛んに潜水して、獲物を漁っていました。




 ③ 大物を捕らえ、飲み込んでいました。



 ④ これは、2年前の2月28日にオランダの湖で見つけたカンムリカイツブリ(冠鳰)です。

 現在の日本で見られる冬羽と異なり、側頭部の栗色の部分が美しく、名前の通り 頭頂部にある大きな冠羽が目立っていました。

 日本でも帰る時期には、このような夏羽になるのでしょうか。見てみたいモノです。

 



温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ