温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

最も安全な交尾法! シオヤアブ(塩屋虻)

2018年08月17日 | 昆虫
 ① シオヤアブ(塩屋虻)のオスが、ミツバチを捕らえました。
 オスには、名前の由来となった白い毛が尾部にあります。



 ② メス(白い毛がない)が、仲間のシオヤアブ(塩屋虻)のメスを捕らえました。
 シオヤアブは、口吻を獲物の体内に刺して、仲間の体液を吸ってしまいます。
 


 ③ メスにとっては、オスもメスも獲物の一部です。
 そのため、交尾は命がけです。
 このオス(右)は、メス(左)が獲物に夢中になっているタイミングを狙って交尾をしたようです。
 最も安全な交尾方法ですねえ!


北米からやって来ました! マツヘリカメムシ(松縁亀虫)

2018年08月16日 | 昆虫
 神社で、これまで出会ったことのないカメムシ(亀虫)を見つけました。
 調べてみると、マツヘリカメムシ(松縁亀虫)ということが分かりました。
 北米原産で、日本では2008年に東京で確認され、勢力を拡大しつつあるカメムシです。
 マツの種子や新芽などから汁を吸う害虫です。
 グローバル化により帰化動植物が拡大するんでしょうねえ。



ピンク色のジェット機! ベニスズメ(紅雀蛾)

2018年08月15日 | 昆虫
 4日程前からツクツクボウシの鳴き声が聞こえるようになりましたねえ。
 雨が降ったり止んだりするおかしな天気です。
 隣の神社へ行くと、壁にベニスズメ(紅雀蛾)が止まっていました。
 これまで見たエビガラスズメ、モモスズメ、シモフリスズメ、コスズメ、セスジスズメ、キイロスズメなどは茶褐色で地味です。
 しかし、初めて出会ったベニスズメ(紅雀蛾)は、ピンク色のジェット機のようで綺麗です。
 餌は、花の蜜なので、夜飛び回って受粉に貢献するんでしょうねえ。


樹液に集まる甲虫! 髪切虫、米搗虫、木吸虫

2018年08月14日 | 昆虫
 樹液に色々な甲虫が集まっていました。
 ① カブトムシと一緒に長い触角を持ったミヤマカミキリ(深山髪切)のオスです。
 カミキリムシは、日本では800種類ほどいるそうですので、今後 カミキリムシを沢山見つけたいですねえ。


 ② オオクシヒゲコメツキ(大櫛髭米搗)です。
 3cmくらいの大型のコメツキムシ(米搗虫)です。
 触角が、櫛状になっているのですが、危険を感じたのか開いて見せてくれませんでした。



 ③ フタモンウバタマコメツキ(二紋姥玉米搗)です。
 コメツキムシ(米搗虫)というと、小さいころ仰向けにしておくと「パチン」と音を出して腹を下にした姿勢に戻るのが面白かったですねえ。



 ④ 黄色の四つの星があるヨツボシオオキスイ(四星大木吸)です。
 木に産卵をしているのではないかなと思いました。

 

ムクゲ(木槿)を食べる虎! ヨツスジトラカミキリ (四条虎髪切虫)

2018年08月13日 | 昆虫
 ① 庭の散水をしていると、ムクゲ(木槿)の葉の上にヨツスジトラカミキリ (四条虎髪切虫)を見つけました。
 背中の虎模様は格好イイですねえ!



 ② 見ていると、花に移動して花弁を食べていました。



 ③ 数年前に庭の木に産卵しているのを見たことがあるので、栄養をつけて産卵するのかな。


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