温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

アキグミ、ナワシログミ、トベラ、マサキ 赤は野鳥にとって魅力!

2018年12月16日 | 植物
 ① 公園では、赤色の果実や種子が目立っています。
 美味しそうな球形をしたアキグミ(秋茱萸)です。
 しかし、タンニンが多く渋みがあるので、食べませんでしたが、野鳥は食べるのでしょうかねえ。



 ② 細長いナワシログミ(苗代茱萸)も沢山実っていました。
 熟すのは、苗代の時期(4~5月)ですが、すでに色づいているのもありました。



 ③ トベラ(扉)の果実が3裂して種子が飛び出していました。
 粘液があるので、野鳥の嘴などにくっついて遠くへ拡散されるでしょうねえ。
 節分には、イワシの頭とともに、悪臭を発する枝葉を魔よけとして戸口に掲げられました。
 そのため「扉の木と」呼ばれ、これがなまって「トベラ(扉)」となりました。



 ④ マサキ(正木)も果実が3~4裂して綺麗な種子が顔をのぞかせていました。
 潮風に強く、公害にも強く、成長は早いので、海岸近くの生垣に使われていることが多いですねえ。



ムラサキツバメ(紫燕) オスの紫が綺麗!

2018年12月15日 | 昆虫
 ① 前回、メスのムラサキツバメ(紫燕)が見られなかったので、日当たりの良い南斜面の常緑樹を探しました。
 やっと、トベラの葉の上でメスを見つけることができました。
 


 ② メスの翅の紫の部分は、オスに比べて狭いですねえ。



 ③ オスも見つけました。



 ④ オスの翅は、全体が紫色です。



 ⑤ やはり、ムラサキツバメ(紫燕)は、オスの翅の様子から名前がついたんですねえ。
 

アカエグリバ(赤抉翅) 見事な枯れ葉擬態!

2018年12月14日 | 昆虫
 ① 公園の常緑樹で2つの小さな枯れ葉を見つけました。



 ② 小さいので見過ごすところでしたが、アカエグリバ(赤抉翅)です。



 ③ まさに枯れ葉への見事な擬態です。
 これが、枯れ葉の中でじっとしていたら、決して見つからないでしょうねえ。


公園の陽だまりで(アキアカネ、ツマグロヒョウモン、ホシホウジャク、ハラビロカマキリ、ヒメアカタテハ)

2018年12月13日 | 昆虫
 ① 今日は、無風の温かい冬日でしたねえ。
 公園で色々な昆虫に出会いました。
 アキアカネが沢山日光浴をしていました。寒さに強いですねえ。


 ② ツマグロヒョウモンが花壇で吸蜜していましたが、翅はボロボロです。


 ③ ホシホウジャクが枯れ葉の中に隠れていました。


 ④ ハラビロカマキリもいましたが、①~④は厳寒期には命を終えるでしょうねえ。


 ⑤ 色の濃いヒメアカタテハが日光浴をしていました。
 最近は、ヒメアカタテハが成虫で越冬する例が報告されているので、この個体も成虫越冬するかも知れませんねえ。


カンムリカイツブリ(冠鳰) 大物を狙うぞ!

2018年12月12日 | 野鳥
 ① 午後から晴れてきたので池へ行ってみました。
 冬鳥としてカンムリカイツブリ(冠鳰)たちがやって来ていました。
 目視できる範囲に16羽確認できたので、池全体では数十という数でしょうねえ。



 ② 盛んに潜水して、魚を漁っていました。
 しかし、魚をくわえてくることが少なく、獲物獲得の確率が低いようです。



 ③ やっと、大物をくわえて浮かび上がったカンムリカイツブリ(冠鳰)がいました。



 ④ 長い首を上に向けて、飲み込んでいました。
 日本へやって来る数が増加傾向にあるそうですが、獲物の多く棲む池を保全したいですねえ。


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