木曽越峠の仙人日記

gooブログ、趣味の写真も見てください(薬用植物)等

エーザイの薬草園。

2023年02月06日 17時19分51秒 | 薬草

今日も、小春日和の加子母です。

エーザイ薬品KKの「内藤くすり博物館」と薬草園。

薬草は まだ芽が出ていないので、薬木園へ。




薬木園も、柑橘類の果実が少しだけ。



ダイダイの果実。



クチナシの果実が、いい色をしている。





お馴染みの キンカン。



温室に入りました、カカオの果実。



熟した果実が終わり、新しい果実が出来ている。



バニラの実でしょうか?。




温室の定番、バナナ の花と実。


三日続いた天気も、今日までのようで

明日は雨模様、雨が降れば暖かくなる嬉しいですね。
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赤く色づいてきた「ホオノキ」の集合果

2022年09月22日 13時40分31秒 | 薬草

今日は午前中は雨で午後からは曇り

相変わらず寒い

今、 県立多治見病院から、婆さんの意識が戻ったと

電話が有った、続いて婆さんからスマホで

片言ながら大丈夫だと、二言三言話した

やっと、安心しました。


「ホオノキ」もクレン科  の果実。


曇り空で300mm望遠で撮る。


果実がはじけると中に真っ赤な種子が何百とある。


はじけ始めた果実、赤い種子が見える。



畑で栽培している「エビスグサ」マメ科


生薬名が「決明子」と言い、薬草です。


これも栽培している「イヌトウキ」セリ科


大きな根が薬草になる、(5年物)。


これは「ペポカボチャの種子」です。


カボチャを割って種子を取り出し乾燥中。

以上3種類の薬草を栽培して毎日服用している

3種類の薬草の効能は以前何回もアップしたので

今回は省きます、此れを20年間服用している。

娘たちは、お父さんは100歳以上生きるだろうと

言っている、後15年頑張るぞ~・・・😜 。
コメント (4)
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岐阜市川島町の「内藤記念くすり博物館」へ

2021年03月04日 07時42分06秒 | 薬草

3月4日

内藤くすり博物館 (エーザイ薬品)の薬草園へ

薬草の花は早すぎて見られなかったが

薬木を少し見てきました。





「サンシュユ」、ミズキ科

薬用植物




秋に赤く熟した果実を採取、熱湯に浸して

種を取り除き、果肉を天日乾燥する。

薬効

膝と腰軟弱、頻尿、尿失禁などに

腎臓に力を付けてくれる薬草。





「ダイダイ」、ミカン科




ダイダイには脳卒中、高血圧、動脈硬化、老化など

リラックスさせる効果がある様です。





「クチナシ」、アカネ科





秋に果実を採取して天日乾燥する

薬効

胃炎、目の充血、出血、打撲、捻挫等に

※ 昔から黄色の染料に、栗きんとんやたくあんの

色付けに使用されている。





「マンネンロウ」、シソ科

別名:ローズマリー。





地中海原産で、葉は香りが強く防腐作用が有り

葉から精油が取れ、香料や入浴剤、神経炎に
使用される。






温室ではカカオの果実が一年中生っている。





薬草の花が咲く時期に又行ってきます。


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毛生え薬にも応用される「センブリ」の薬効

2020年10月17日 05時38分13秒 | 薬草

10月17日

2日続けて木曽越峠を歩きました。




「センブリ」、リンドウ科

薬用植物
生薬名 : 当薬  (トウヤク) 、開花期の全草。




和名 :センブリ、苦味が強く、千回煎じ(振りだす)しても苦い事に由来。

漢名 :千振
中国名: 日本当薬

当薬、よく効くことに由来




生育地と分布地

日本全国の山野、朝鮮半島、中国




薬用部位と採集
全草、秋の開花期に全草を採取して陰干しにする。

十分に乾燥した後、密封容器で保管する。




薬効
苦味健胃、整腸薬として消化器疾患に用いられる。

現在は育毛剤として使われている。




薬用法
1、消化不良、胃腸、腹痛、下痢に煎じて服用する

又 浸剤としてセンブリ2本を折って、茶わんに入れて熱湯を注いで飲む。




2、急性黄疸性肝炎、胆のう炎、膵炎に胆汁や

膵液の分泌促すので、一日量1~2gを煎じて
服用する。




センブリは毛根を刺激して発毛させる効果が有り

育毛には、50%アルコールに約5%のセンブリの

粉を入れ、1ケ月間冷暗所に入れ出来上がった液を

毛の薄い部分に塗布し、マッサージをする

併用して煎じ薬を服用すれば、一層効果がある。
                                            参考文献     日本薬草全書




爺の若いころ(60代)この薬を頭に塗ったら

産毛か確かに生えてきた記憶が有る

現在も頭のてっぺんに適当に毛が生えている




木曽越峠で「クルマバハグマ」、キク科




久し振りに木曽越古道を歩く、やはりしんどかった。




「アキノキリンソウ」、キク科

此れからは、峠登りは出来ないな~と思った

木曽越峠の仙人もこれまでか、年には勝てない。
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エビスグサ、の薬効

2020年08月23日 05時45分37秒 | 薬草

8月23日

「エビスグサ」、マメ科

生薬名 : 決明子  ケツメイシ    (種子)




(エビスグサ)と言う名前は余り馴染みが無いが

(ハブ茶)の材料で、(決明子)と言う名前を聞いた事が
有ると思います。





原産地と栽培適地
中央アメリカ原産、1,739年ころに中国経由で渡来

関東以西で栽培され高温を好む植物で

過湿、陰地には適さない。





薬用部位と採集
秋ごろから、下の方から順番に豆果が黄色く熟すので

採取して乾燥する、最終の豆果を採取するのは
11月頃になる。




若いマメ果、この中に種子が約50~70個ぐらい
入っている、1本に100個ぐらい豆果が生ります

乾燥した豆果は叩いて種を取り出す
此れには、手間暇がかかる。




薬効
決明子は、緩下、整腸、健胃、強壮、利尿薬に。




取り出した、エビスグサの種子 (決明子)

薬用法
一般には「はぶ茶」の名前で良く知られた薬草です

1、 便秘、腹部膨満整腸に、煎じて服用する、

便秘の強い時は、濃く煎じたものを服用する。





2、決明子は、漢方の古典に「肝を清め、腎を益し、
目を明らかにし解熱する」と書かれている。

腎臓や肝臓を強くするので、慢性肝炎,黄疸にも。

3、動脈硬化症や高血圧症にはぶ茶を煎じて服用する。




(焙煎した決明子、玄米を少し入れると
香ばしくなる)。

4、 眼病や目の疲れ、充血に煎じて服用する。

5、 お酒の飲み過ぎや二日酔いに煎じて服用する。





漢方薬として :熱さまし、目の病、腸の病、便秘に
処方されている。
                                                 参考文献     日本薬草全書

※ このエビスグサ、栽培は非常に簡単です(雑草なみ)

爺は20年前から栽培して決明子として飲んでいます。

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