4月27日
当地の朝は晴れ
「モモ」、バラ科
生薬名 : 桃仁 (種子)、 白桃花 (蕾)
弥生時代の遺跡から種子が発見されているが、原産地は中国と言われる
薬用部位と採集
種子は: 7月頃に熟した果実から種子を取り出し、洗浄後に陽乾する
花は: 開花直後の蕾を採取し、陰乾する
此のモモの写真は花桃です、果実用の樹は少なくなっている
薬効
桃仁は婦人病に用いる代表的な生薬で
産前産後・血の道症や月経不順・更年期障害にも広く用いられる
鎮痛・消炎・解毒・緩下薬として用いる
花蕾には緩下利尿作用が有る
薬用法
無月経、月経痛、産後腹痛、打撲、捻挫、疝痛、便秘に(桃仁)を煎服する
便秘、浮腫には(白桃花)を煎じて服用する
桃の葉は、「あせも」の薬として浴剤に用いる
注意: 桃の葉を風呂に入れると、炭酸ガスが発生するので換気を良くする
漢方
「桃核承気湯」
冷えのぼせが強く、便秘し、尿量減少する者
「桂枝茯苓丸」
のぼせて顔赤く、足冷え、下腹部に抵抗有るもの
参考文献 日本薬草全書
「ハスカップ」
10年ほど前に婆さんの姪っ子が持ってきた、(駒ケ根の園芸会社に勤務)
6月頃に紫色の果実が鈴なりに生る
現在は1本だけが残っている、後の2本は5年ぐらいで枯れる
昨日は一日曇りで、時々小雨が降る
当地の福崎公園駐車場にも中津川市の張り紙が出ていた
「コロナウイルスの感染予防に付き、駐車は自粛してください」と