Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

死。

2005年07月12日 23時14分24秒 | Weblog
プロレスの橋本真也が他界したそうだ。
俺がその事実を聞いたのは昨日のバイトで上司から聞いた。
プロレスなんて全然興味ないし、
選手の顔と名前だって数えるほどしか一致しない。
橋本真也は俺の知る数少ないプロレス選手の一人だった。
だからちょっとショックを受けた。
プロレスやってる人なんて筋肉すごいし、体でかいし、体力あるし、
俺なんかが100発パンチしてもびくともしなさそうなのに、
脳幹出血であっさりと逝ってしまった。
ここで俺が言いたいのは脳幹出血の恐ろしさではない。
人の死のあっけなさだ。
あんなに痛い思いをしてリングで闘って、
血だらけになりながらもがんばっていたのに、
死ぬときはあっさりしている。
俺は当然、息を引き取る現場にいたわけではないが、
きっとホントにその場のひとつの流れとしてピタッと呼吸がとまってしまうんだろうな。
なんか、そのあっけなさに、言葉では言い表せない寂しさ、
そして人間の尊厳を感じる。
命って尊いな。
俺も気づいたら就職して、退職して、
おじいちゃんになって、死ぬんだろうな。
この20年、振り返ってみると実に短い。
当時はあんなに長く感じられた昔の日々でさえも、
いざ過ぎ去ってしまうと、本当にあっという間だった。
でもまあそんなものだろう。
先を展望すると長く感じるが、
振り返ってみるとあっけない。
時間とはそういうものだろう。
また過去を振り返ろうと思っても、
すべてを思い出すことはできない。
それは記憶が薄れ、やがて忘れていくからだ。
だから、俺がこの20年を振り返ってみても、
頭をよぎるのは印象深い出来事だけで、
1秒1秒丁寧に思い出されるわけではない。
実際、1日前のことを頭の中で再現してみても、
それにかかる時間は24時間ではなく、せいぜい2~3分ぐらいだろう。
過去が短く感じられるのはそのためだ。
と、いうことはわかっていてもやはり人生って短いと思う。
俺の寿命を80歳だとすれば、
生まれてから今までにかかった時間を後3回しか繰り返せない。
俺にはまだまだやりたいこと、知りたいことがたくさんある。
もっともっと1日1日を精一杯生きたいと思う。
バイトやサークルですぐに終わってしまうような1日でもかまわない。
それが充実していれさえすれば。
そして今、俺の日々はそこそこ充実していると思う。
でも、もっともっと充実させたい。
そのためにはどうすればよいか。
答えは1つ。
ジェダイマスターになることだ。
イェイ☆