Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『カーズ』

2007年01月12日 03時53分46秒 | Weblog
「走るなら車の道より、人の道」
ラストのその光景に感動した。

この映画のキーワードは「成長」と「仲間」にあると思う。
期待の新人レースカーとしてちやほやされているマックィーンは、
自分の力の自惚れ、他人を信用しない。
しかし、ひょんなことから迷い込んだ
ラジエーター・スプリングで普段とは違う環境に身を置くことにより、
自分がどれだけまわりの人に支えられていたのか、
仲間がどれだけ大切かということを感じ、
最初と最後では大きく異なる価値観を有している。
その結果、マックィーンは車の道で1位をとることに頓着せず、
人の道をとったのである。
まあ彼は車だけどね。

過去のピクサーの映画を見ても、
あまり見劣りしないが、
やはり新作はCGの技術が上がっていることがよくわかる。
車体に反射する光や、砂煙などのエフェクトが
非常になめらかで自然に表現されているのだ。
レンダリングとかどれぐらい時間かかっているだろう。

ディズニーは人として大切なことやあるべき姿など
いつも根本的なことを題材にした映画が多い。
特に最近のピクサー関連は。
しかしストーリーがわかりやすいからこそ、
その大事な部分を理解することができる。
本当はもっといろんな側面があるのだろうけど、
平和に暮らすだけならば、あれで十分すぎる。
よい教科書みたいだ。
子供に見せたい。

カチャウってどういう意味だ?

カチャウ、カチャウ。

カーズ

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『ファインデイング・ニモ』

2007年01月12日 01時30分49秒 | Weblog
『父の愛は海より深い』
劇中のこんなセリフが
まさにこの映画のすべてを表していると言える。

しょっぱな残酷なシーンから始まる。
あれは魚だからイメージわきにくいけど、
要は引っ越したと同時に変質者が現れて、
妻は陵辱されて惨殺、妊娠中の子供も死産という形ではないのか。
夫は出張中で、もう一人の子供は祖母の家にいたとかそんな感じ。
考えすぎかな。

でもスケールの大きな映画だと思った。
海というこの地球と同じぐらい広い世界で、
愛する息子を探して、遠く離れた地まで探しに行くという、
親子愛をテーマにした映画である。
普通ありえないことでも、、
ディズニーだと抵抗なく自然と見れるから不思議だ。

ニモは世界中の子供たちを勇気づけたのではないか。
彼は生まれつき、片方のヒレが小さい。
それは人間に例えるなら障害を持って生まれたと等しいといえる。
そんな子供でも懸命に愛してくれる人はいるし、
自分自身もがんばって運命を切り開くことができる。
単なる親子愛に終わるのではなく、
そういったメッセージもあるように思う。

それにしても、ホント映像技術はすごい。
魚の動きをそのままに人間らしい表情を自然に表現できているし、
海や水槽に浮いている不純物までも再現している。
あれって全部計算なんだよなー。
ニモの両親だって、
人間から見ればオスとメスの区別なんてつかないのに、
父と母で、それぞれ男性らしさ、女性らしさを
パッと見で判別できた。

ストーリーも面白いし、映像技術もすごい。
さすがディズニーである。

ファインディング・ニモ

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