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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『美女と野獣』

2017年04月23日 10時27分21秒 | 映画


公開初日に1回目、そして昨日3D版4DXで2回目を観て来ました。
もうね、、、一言。。。

最っっっ高。。。

涙が止まらなくて。。。
これは100年語り継がれるエンターテインメントにふさわしい映画だった。

年明けぐらいから映画館に行くたびに予告にさらされ、
2015年の『シンデレラ』がよすぎたから、
期待値だけがどんどん高まっていたのだけれど、
まさかその期待をさらに上回る作品だったとは思わなかった。

1回目を観終わった後に、改めて1991年のアニメ版を観直し、
それから2回目を観に行ったのだけど、
細かい設定に違いはあるものの、本当によくここまできちんと実写にできるなと、
ただただ驚くばかりだった。
劇中歌やBGMもアニメ版のものも使っていて、
これはアニメファンの人でも十分に楽しめる内容だなと感じた。

今回、アニメ版との大きな違いとして、
・ベルの母親に関する描写が追加されていること
・野獣の幼少期に関する描写が追加されていること
・バラの花びらが落ちるたびに、家臣たちも人間に戻りづらくなる描写が追加されていること
が挙げられる。

これによって、ベルと野獣については、その人となりや人物背景を知ることができ、
より感情移入しやすくなったし、
最後の花びらが落ちたときに、ルミエールやコグスワースたちが
本物の燭台や時計になってしまい(これはほぼ死を意味している)、
より彼らに対する悲しさがや寂しさが込み上げてくるものがあった。
特にコグスワースが死ぬ直前にルミエールに「君と働けて光栄だった」と言うシーンは
もう涙がボロボロこぼれたよ。。。

あとは何といっても、映像のきれいさと話しのテンポのよさが圧巻だよね。
特に光の使い方がすごくきれいだなと思った。
ベルが最初にお城に来て晩餐でもてなされるシーンは、
光と音楽がとても秀逸で、あまりの迫力にずーーーっと見入ってしまうぐらい圧倒されるし、
ベルと野獣のダンスシーンも夜空に輝く星がホール全体に散りばめられたようで、
まさに幻想そのものだった。

ディズニーお得意のテンポのよさのおかげで、
次から次へと起こる出来事に飽きることなく映画の世界に没頭できるのがいい。

4DXである必要は必ずしもないかなとも思うけど、
その晩餐のシーンと最後の戦いのシーンではやっぱりアトラクション感が出て、
より一層迫力を感じることができて楽しかった。

これは2014年のフランス映画版の66兆2000億倍面白かったし、
『ラ・ラ・ランド』以上にちゃんとミュージカルになってて、
それより53万倍面白かった。

2017年は新作映画100本観ることが目的で、
残りあと62本あるけど、今回の『美女と野獣』はもう一番でいいんじゃないかな(笑)

まあ、アニメ版が好き「すぎる」人とかディズニーがあまり好きでない人は、
そこまで響かないかもしれないけど、とりあえず観ておいて損はないよ!!!