乾いた風をからませる映画ではない。
いわゆる高校生の青春純愛炸裂映画で、
すっごくがんばって、寝ている相手にキスできる初々しさ。
ベロチュウしかしてなかった『娼年』とは対極を成す。
観客の9割が10代の女の子と40代以上の女性が占める二極化した中に
30代のおっさんひとりという異例の事態(笑)
ストーリーは唐突すぎる展開に、
いろんなイベントが羅列されただけの一貫性のなさに、
今年一番つまらない映画の烙印を押そうかと思った矢先、
叔父役の高橋優に感動ですわ。
もうね、老いたなと思ったよ、自分。
この手の映画は数が多い上に胸キュンしかやることがないから、
いい加減慣れきった自分では
もう主人公たちへの感情移入がほぼできないのだけど、
代わりに叔父の姪を想う気持ちにズキュン。
高橋優も脚本を書かれた山岡潤平も自分のひとつ年上なので、
余計に親近感(笑)
そういう親世代へ気持ちがシフトしていってるんだよな(子供も甥や姪もいないけどw)。
そう考えると、こういう純愛映画も親や先生という、
主人公たちを見守る側の視点として新たな楽しみ方ができるのではと思った。
しかし、平祐奈はこういう映画「しか」出ないよね。