Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

母親の覚悟の強さが垣間見える『ワンダー 君は太陽』

2018年06月15日 23時37分48秒 | 映画


絵本のようないい映画。

生まれつき醜い顔で生まれてしまったオギーが、
母親の意向で学校に通い始め、
からかわれながらも奇跡を起こしていく話。

オギーだけでなく、友達や姉など、
いろんな人にフォーカスした作りになっていて、
まわりの人の心境にも触れることで、
よりオギーの扱いに深みが出ていたと思う。

子供って、大人と違って忖度もないだろうし、
遠回しなこともしないから、
時に残酷なことを平気でするけれど、
その分、ほんの小さなきっかけで仲良くなったりするし、
その純粋さや正直さは、素直にうらやましいと思った。
俺にもそんな頃があったのかなあ(遠い目)。

でも今回、オギーにはいろいろ辛いことがあるんだけど、
俺は母親が一番辛いのではないかと思った。
あの子を学校にやったら、
からかわれることは目に見えているし、
傷つくことはわかりきっている。

それでも、このまま自宅学習だけでは子供のためにならないと思い、
えいやっと普通学校への入学を決意する。
ある意味、母親の意志と覚悟の強さを垣間見る映画でもあった。
俺には子供はいないけど、ああいう母親の姿はとてもかっこいいと思う。

あと見ていて思ったのが、醜いとはいえ、
日本人からしたら外人の顔はやや同じに見えたりするから、
そんなに変に見えないのと、すぐに見慣れる。

とにかくね、心の汚れた君たちは見た方がいい映画です。

ディーン・フジオカの無表情が逆に映えた『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』

2018年06月15日 00時15分42秒 | ドラマ
公式サイト

第1話の時点で、こんなに面白くなるドラマだとは思わなかった(笑)

とある人物の身代わりに拉致され、
14年間拷問され続けたディーン・フジオカがなんとか脱走し、
自分を陥れ、大切なものを奪ったやつらに復讐していく話。

見つけ次第殺すとか、そんな生易しい復讐じゃないんだよね。
相手のことを調べ尽くした上で、
裏から手を回し、騙し、
自分がされたことと同じように、
じわじわと相手を陥れ、奪い、
生き地獄を味あわせる非情なやり方。
それほどまでに自分が受けた傷は大きいということでもあるんだけど。

相手を騙し、陥れる点でいったら、
『コンフィデンスマンJP』よりこっちの方が
よっぽど緻密かつ卑劣で面白い。

登場人物の中には、
母子と知らずに関係を結んでしまう人もいて、
この時間帯のドラマにしてはけっこうエグい感じだった。

あんまり表情の変わらないディーン・フジオカだけど、
この復讐に燃える役としては、逆にそこがぴったりだなとも思えた(笑)

しかし、すべては拉致されたときに知り合ったラデル共和国元大統領(田中泯)から
莫大な資産を受け継いだからできること。
金さえあれば何でもできるということがわかるドラマでもある(笑)

でもさ、、、普通、気づくよね???
14年前のアイツだって(笑)

新田真剣佑の筋肉鑑賞映画『OVER DRIVE』

2018年06月15日 00時13分31秒 | 映画


新田真剣佑の筋肉がとにかくヤバイ。
あれがドライバーの肉体なのか。
無駄がない赤身肉のようだ。
でもキャップやソーと比べると、細すぎる(笑)

僕は車には興味ないので、
ラリーやレースの映画は『カーズ』ぐらいしか見たことないけど、
これはドライバーよりも、
むしろメカニックに焦点を当てた作りになってた。

子供の頃に交わした約束を忠実に守ろうと世界一を目指す短気で奔放な新田真剣佑と、
そんな彼のために1秒でも早いマシンを作ろうとする真面目な東出昌大の対比が印象的。

肝心のレースのシーンは、、、
普段見ないからわからないけど、
『007』や『トランスフォーマー』などの市街地走行の方が
迫力あってかっこいいなと思った。
あとこういうときの観客の盛り上がりは、
洋画というか外人の方が激しくて楽しそうなイメージ。

よって、青春スポーツムービーとしてはいいけど、
レーシングムービーとして見るといまひとつかな、と。

てか、こういうときの車って、ギアの位置が普通の車と違うのね。
すごく操作しやすい位置にあるから、他の車もこうすればいいのに(笑)

最後の手段が人情でしかない『正義のセ』

2018年06月15日 00時10分54秒 | ドラマ
公式サイト

事件の真相を追う検事ドラマ特有の面白さはあるものの、
あんまりハマらなかった(笑)

『99.9』のように異様なまでに事実を明らかにするこだわり、
『HERO』のように検事のイメージからかけ離れたキャラ、
そういうぶっ飛びがなく、物足りない感じ。

最後の一押しがいつも人情だから、
まあそれが彼女の演じた竹村凛々子らしさではあるのだけど、
そんなうまくいくかいなという疑念もあり(笑)

でも吉高由里子の演技は素晴らしかった。