ジブリっぽさある映画。
まあ、曲が久石譲だからかもしれないけど(笑)
映画としてはそこまで面白いわけではなかったけど、
ピアノの調律師という職業への興味がすごく湧いた。
ピアノがあんなに複雑な構造で、
さらに調律作業があんなにきめ細かいとは知らなんだ。
それがわかっただけで満足(笑)
音楽的才能が壊滅的にない身としては、
音の違いや、「もっと明るい音に」「もっと伸びやかに」などの
客の希望がまったくわからなかった(笑)
これを聞き分けるのだから、調律師はすごいなと。
こういう題材だとよくあるけど、
ピアノを趣味とするか、将来の進路とするかって話は、
やってる本人たちからしたら大きな決断だろうね。
ピアノに限らず、他の楽器や芸術では、
それに従事している人は必ず通る道だろうけど。
素人からしたらとんでもなくすごいのに、
仕事にせずに別の道を歩む人もいるから、
その差って何なんだろうな。
そして、俺があらゆる楽器の中で一番好きな音色はピアノだなと改めて感じた。
自分が少しかじってたってのもあるけど(笑)
あの綺麗だったり力強かったりする音の変化が好き。
あと、ばーちゃんのくだりは泣ける。