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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

まさに週刊少年ジャンプだった『花のち晴れ~花男Next Season~』

2018年06月26日 23時49分38秒 | ドラマ
公式サイト

あああああ。。。
今期一番泣いた。。。
そしてこれがいっちばん面白かった!

ただのラブコメじゃねーよ。
週刊少年ジャンプだよ。
それぐらい、まっすぐなやつらの
青春と友情と努力と勝利が詰まっていたよ。。。
(いや、ラブコメとは戦いが恋愛になったジャンプなのかも?w)

これが面白かったのは、
他のドラマにはほとんどなかった重要要素が、
唯一盛り込まれていたと思ってる。

それは、「登場人物の変化」。
しかも誰が見てもわかるぐらい圧倒的な変化。
これに尽きる。

その最たる事例が、平野紫耀演じる神楽木晴(はると)である。
永徳学園を仕切るC5のリーダーかつ、神楽木グループの御曹司。
『花より男子』でいうところの道明寺司的なポジション。
(私服はドルガバとサンローランが多かった(笑))

永徳学園の規律を守るという大義名分の下、
「庶民狩り」と称して庶民を退学に追い込む
クソみたいなことをして悦に浸っていた彼が、
江戸川音(杉咲花)というひとりの少女と出会うことで、
徐々に変わって行き、めっちゃいいやつになるっていうね。

まんま『花男』じゃねーかって感じなのだけど、
彼のいいところは"ヘタレ"なところ。
ケンカは弱く、バカ丸出しで、
通販で開運グッズを買いまくる軟弱野郎。
でも、そのギャップがすんげーキュートなんだよな。
しかも仕草やセリフもコミカルすぎて、最高だった(笑)

単純でバカなんだけど、
それゆえに純粋かつ素直だから、
見ていて「おじさんそんな心すっかりなくしてしまったよ」感満載。
特に第9話の最後らへんで言ってた
「好きな女の言ってること信じなくてどーすんだよ!!」
っていうセリフに泣いた(笑)

杉咲花自身も、最初は中川大志とラブラブだったのに、
このしょーもない平野紫耀にだんだん、本当にだんだん惹かれ始めて、
「え、何この気持ち?!」的なベタな展開だけど、
最大の変化と言えそう。

もちろん変わったのはメインの2人だけじゃない。
同じC5で平野紫耀を慕っていた今田美桜も、
最初はすんげー嫌なやつで、
杉咲花のこといじめまくってたのに、
彼女に助けられたことをきっかけに仲良しに。

いろんな人が、変化し、成長していく様子が、
とてつもなく面白かった。

さらに『花より男子』からの特別ゲストもちょいちょい出てくるのが、
かつてそのドラマを見ていた人からするとうれしい演出。
松本潤、小栗旬、松田翔太などなど。

全話見ることを前提にすると、
1話完結型よりも連続していた方が、
感情移入という点では大きな意味を持つなと思ったよ。
キャラに愛着わくし。
おかげで、このドラマに関しては、もうみんな大好きだわ。

それにしても、中川大志の演じた馳天馬は、
最後の最後まで完璧なぐらいいいやつだったな。。。
あんな天使になりてえ。

キンプリの主題歌もよかったー!