Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『デトロイト』のようなアメリカ社会の闇が根づく『マイ・サンシャイン』

2018年12月22日 22時24分56秒 | 映画


アメリカ社会の闇のような映画だったな。。。
1992年のロサンゼルス暴動に巻き込まれていく家族の話。
ダニエル・クレイグとハル・ベリーは共演こそないものの、
共に『007』つながりだね。

俺はこのロサンゼルス暴動のことは知らなかったのだけど、
要は黒人差別が根底にある。

1つ目はロドニー・キング事件。
スピード違反で捕まった黒人のロドニー・キングが
白人警官から執拗な暴行を受けたというもの。
裁判沙汰になったけど白人警官らは無罪放免。
(後に裁判はやり直され、賠償金の支払いが命じられている)

2つ目はラターシャ・ハーリンズ射殺事件。
当時15歳の黒人少女ラターシャ・ハーリンズが万引きをしたと
韓国系アメリカ人の店主が勘違いし、
後ろから頭を撃ち抜いたというもの。
(しかもロドニー・キング事件から13日後のことだったらしい)
店主への判決は5年間の保護観察処分にボランティア活動400時間、罰金500ドルという
殺人罪としては軽いものだったそう。

これに怒りを爆発させた黒人たちが暴動を起こしたのが
ロサンゼルス暴動となるのだけど、
映画はこの2つの事件とは直接は関係なく、
そういった背景があり社会的にピリピリしている中で、
ハル・ベリー一家とその隣人のダニエル・クレイグが
暴動に巻き込まれていく流れ。

映画としてよりも、黒人への人種差別問題として非常に心苦しく、
またいろいろ考えさせられるものだった。
まさに『デトロイト』と似たような感じ。

中島健人の顔芸映画『ニセコイ』

2018年12月22日 22時18分29秒 | 映画


中島健人の顔芸映画かな(笑)
福田雄一作品とかもそうだけど、最近顔芸増えた気がする。

家庭の事情で恋人のフリをすることになった
中島健人と中条あやみによるコッテコテのラブコメだけど、
やかましさ満載でノリは銀魂の劣化版みたいな感じ。
まあ正直、そんなに面白くはない(笑)

これジャンプなんだね。
読んでないけど、がんばって原作に寄せている感じはした。
てか、学園祭の演劇のステージが豪華すぎて、
あんなん高校でやらんだろとは思ったけど(笑)

ただひたすらに中条あやみがかわいかったけど、
金髪よりは黒髪の方が好きである。

今まで見た中で一番オードリー・ヘプバーンがドストライクだった『パリの恋人』

2018年12月22日 22時15分35秒 | 映画


「午前十時の映画祭9」にて。
1957年のアメリカ映画。

本屋で働く娘が、
たまたまやってきたカメラマンにキスをされて好きになり、
その後ひょんなことからパリでモデルの仕事をする話。

ミュージカルで、オードリー・へプバーンの取り憑かれたようなダンスと、
フレッド・アステアの華麗な傘さばきが見ものでした。
ただ、今見ると全体的に歌と踊りがちょっともさい(笑)

話も単調なラブストーリーでそこまで面白いわけではないのだけど、
今まで見たオードリー・へプバーンの中では俺は一番彼女がかわいいと思った。
地味な美人とか好きなんだけど、本屋での彼女がまさにそれ。

「午前十時の映画祭」はオードリー・へプバーンの作品が必ず入っていて、
回し者かと思うほどだけど、
何作品か見るうちにやっぱりメッチャ綺麗だなと思った。

ただの美人ではなく、特徴ある顔で美人だからすごく印象に残るし、
今も綺麗なハリウッド女優はたくさんいるけど、
まっっったく見劣りしないどころか、
未だに不動の地位を保っているのがすごい。
(本人はその顔と華奢な体にコンプレックスがあったようだけど)

今さらファンになりそうだけど、
悲しいかな、俺とは生まれた時代が違いすぎて、
もはやこの世にいない。。。
若くて綺麗な彼女しか見る機会がないから意識しないけど、
俺のばーちゃんと同世代なんだよな(笑)

こうして名作として後世に形に残るものはいいよね。