Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

2018年10~12月期のドラマをすべて見終わって

2018年12月29日 22時25分33秒 | ドラマ
結局、今期のドラマはこんな感じ。

1.下町ロケット(TBS)
2.黄昏流星群(フジ)
3.今日から俺は!!(日テレ)
4.リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~(テレ朝)
5.僕らは奇跡でできている(フジ)
6.獣になれない私たち(日テレ)
7.大恋愛~僕を忘れる君と(TBS)
8.SUITS/スーツ(フジ)
9.中学聖日記(フジ)
10.ドロ刑 -警視庁捜査三課-(日テレ)

中2ドラマの『下町ロケット』、
トレンディの『黄昏流星群』
ギャグ満載の『今日から俺は!!』
はとても面白かった。

設定が面白かった『リーガルV』、
世界観が独特な『僕らは奇跡でできている』
"あるある"と"ないない"のバランスが絶妙な『獣になれない私たち』
も好きだった。

『大恋愛』、『SUITS/スーツ』は、
は個人的にはちょっと物足りず、
『中学聖日記』と『ドロ刑』は、
なんだかなあという感じ(笑)

『下町ロケット』は、新春スペシャルやるよ!

思ったよりも涙ボロボロ出た『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』

2018年12月29日 22時23分16秒 | 映画


涙でマスクがビショビショになってもーた。

筋ジストロフィーという難病にかかった鹿野靖明さんという方の実話。
1人では体を動かすことができないため、
24時間体制でボランティアの方たちがケアをしていく中での人々の交流を描く。

病気になったことに対してひとつも文句を言わず、
行動力とポジティブシンキングの塊である主人公と、
それを演じた大泉洋の演技がすごくよかった。

わがままばっかで、最初の印象が悪い中でのスタートだから、
そういう人が弱っていくのはギャップ泣きする。

だから映画になるんだろうなと思うけど、
こういう病気を抱えた主人公はとにかく前向きなものが多いなと感じる。

またこういうとき、ブルーハーツの曲ってすごく合うんだよね。
帰りに聴きたくなった。

過去作の中で最も男女の情愛が強かった『アリー/ スター誕生』

2018年12月29日 22時17分01秒 | 映画


アル中のおっさんと才能ある姉ちゃんの映画。

歌手を夢見るレディ・ガガが、大スターのブラッドリー・クーパーに見出され、
トントン拍子でトップに登りつめる一方で、
アル中のブラッドリー・クーパーはどんどん落ちぶれていくという立場逆転劇で、
そんな中での2人のラブストーリーが印象的だった。

ちなみにこの映画、これが3回目のリメイクなんだよね。
(1937年のオリジナルに、1954年、1976年、そして今回の2018年)
リメイクモノやシリーズモノは過去作全部見てから最新作に臨みたいので、
TSUTAYA駆けずり回って全部見たよ。

結論から言うと、流れはどれもほとんどいっしょ。
なので、俺はこの2日間で同じような映画を4本見てオチまですべてわかっていたので、
今回も感動はしなかった(笑)
(逆に、1作目は終盤が衝撃的だった)

1937年版は、女優を夢見てハリウッドに来たヒロインが、
大スター俳優に見初められ、トントン拍子でトップに登りつめる話。
なお、ここでヒロインを演じたジャネット・ゲイナーは、
1927年に第1回アカデミー主演女優賞を獲った人で、
1986年までその最年少記録は破られなかったそう。

1954年版は、上記とほぼ同じ。
歌とダンスが追加されてミュージカル調になってる分、尺が長い。

1976年版は、設定が映画業界から音楽業界へと変更。
(なので、これが2018年版に近い)
大まかな展開は過去作と変わらないけど、より男女の情愛が強くなっていた。

2018年版は過去作の中でも一番ラブストーリー感が強く、
さらにレディ・ガガも気に入らないやつに食ってかかるなど、
ヒロインもこの80年でかなり強くなった印象。
(女性の社会的地位の向上とかも関係してるだろう)

4つに共通しているのは、
女性が時流に乗って出世していく中で、
男は落ちぶれて嫉妬してしまうという流れ。

そこで町山智浩がラジオで言っていたことがすごく共感できたんだよね。
(後からネットの書き起こしを読んだのだけど)
『シュガーラッシュ:オンライン』にも通じるところがあるってところ。
あれもどんどんまわりに適応して先に進むヴァネロペと、
これまでのやり方や関係性にこだわってうまくいかなくなり嫉妬してしまうラルフの対比があるから、
昔から女性の方が世渡りがうまいってことなのかもしれない。

あとこの作品は、ヒロインが素人からのスタートではなくて、
元々けっこうキャリア積んでるんだよね。
どれも演じた女優は実年齢が30代前半で、
役どころも10代20代のキャピキャピ素人娘の夢追い物語ではなく、
それなりに歌手活動をした上で、大スターに見出されている。
(ただ、1937年版だけは例外で、あれは完全な素人からのスタートだったから、トントン拍子感がやばかった)

そして大スター役の俳優は40代前半かつアル中。
みんなマジで酒癖が悪い。
2018年版のブラッドリー・クーパーが一番ひどかった。
(まあ俺も酔って路上で寝てしまうぐらいだから人のこと言えないけど。。。)

正直、リメイクされすぎだと思うし、どれも展開はほぼ同じだから、
そこまで何回もやる必要あるか?とは思ってしまう(笑)