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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

正直微妙すぎてコメントしづらい『真実』

2019年10月17日 00時09分32秒 | 映画


2019年公開映画167本中133位。

なんか、コメントしづらいな(笑)
つまらなくはないけど、メチャクチャ面白いかと言うと、
個人的にはそんなこともなく。

フランスの映画スターであるファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が自伝本を出し、
家族がお祝いに駆けつけるも、中身は事実とは程遠い内容。
しかし、そこに書かれていることをきっかけに
母娘の真実が明らかになるという話。

予告を観る限り、サスペンス系かなと思ったんだけど、
実際には心温まるヒューマンドラマなんだよね。

女優として生きるプライドの高い母親と、
そんな母親だから、亡き叔母になついていた娘の確執ある関係がね、
どうなっていくかっていう変化を楽しむ映画かなあとは思うんだけど、、、
特に感動するわけでもなく、イマイチ掴めなかったなあという印象。
何かがわかりそうでわからない、ふわふわした感覚のまま終わってしまった。

多分、是枝裕和監督の作品が単に自分の好みとは違うってだけかな(笑)
『万引き家族』も安藤サクラの演技はすごいなと思ったけど、
話としては刺さらなかったし。

静かな世界観を舞台に、
その人の中から人間性が滲み出るようなキャラクターが織り成す
芸術寄りの映画とかよりは、
エンタメ全開のブロックバスタームービーが好きだから(笑)

あとは、やや過剰な宣伝というか煽りがある気も。
“あの『万引き家族』の是枝裕和監督作品!”
“フランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴ!”
つって。

しかし、カトリーヌ・ドヌーヴよ。
お年を召しても存在感抜群。
75歳には見えない。
まあ、最後に見たの1967年の『ロシュフォールの恋人たち』だけどw
あのときはまだ23歳か(笑)