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Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

小説を読んでいるような感覚の映画『マチネの終わりに』

2019年11月02日 16時39分48秒 | 映画


2019年公開映画178本中51位。

思った以上によかったわ、これ。
中年の純愛ラブストーリーで。

まあ、中年つってもな、
福山雅治と石田ゆり子だからさ、
卍解に卍解を重ねて
華やかさと煌びやかさが界王拳な方々だから、
もはや年齢という概念が無に帰してるんだけど(笑)

話としては、ギタリストの福山雅治と記者の石田ゆり子の恋愛で、
オーソドックスではあるんだけど、
心情変化やセリフがとても丁寧かつ小説的な感じで心地よかった。

昼下がりの午後、からっと晴れた空のもと、
テラスで温かい紅茶をすすりながらの読書タイム的な、
そんな雰囲気に浸れる映画だったんだよね。

原作は読んでないけども、
脚本は井上由美子さんだからね、期待は裏切らない。

一人腐れ外道みたいな人がいて、
「こんのクソ野郎があああああ!!💢」
って怒りに満ちてハラワタが煮え繰り返りそうになったんだけど、
観終わった後に思い返すと、逆にそれがよかったなって。

あれがなかったら、ちょっと退屈なまま終わってしまいそうだけど、
その怒りがある分物語としてかなり抑揚ついたかなと思ってる(笑)

いや、でも今思い出してもイラつくな(笑)
観ている最中は出てくるたびに、
「貴様に笑う資格はねえ!」
と目つぶししたくなるほどだったから。
もちろん、その人もその人なりの生き方があってのことだけども。

やっぱり、福山雅治はカッコいいわ。
「舞台の上からお誘いしてました」とか言われてみ?
濡れるよ。。。

たまたま同じ色のシャツとパンツ着てたけど、
自分と全然違いすぎて、
同じ人間でごめんなさいと何度も思いました。。。

伊勢谷友介も出てて、
僕が選ぶカッコいい男性トップ9のうち2人もいたから、
それだけで観る価値はあった(笑)

ものすごく引き込まれる女性二人のタフでルーズなロードムービー『テルマ&ルイーズ』

2019年11月02日 16時21分27秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1991年のアメリカ映画『テルマ&ルイーズ』。

これは面白いな。
共に四捨五入して40歳の女性二人の
タフでルーズなロードムービー。

小さい頃に観てもこの面白さはわからなかったろうな。
今この歳だからこそ面白さがわかる気がする。

退屈な毎日に辟易したルイーズ(スーザン・サランドン)と、
モラハラ全開な夫との夫婦生活に耐えかねたテルマ(ジーナ・デイヴィス)が
女二人でハメを外す旅をしようと!

わかる。
なんか、遠くへ行きたくなるよね。

でも、途中立ち寄ったクラブ?で
テルマが男にレイプされそうになって、
カッとなったルイーズが射殺。

そこから、楽しいロードムービーが
一気に警察からの逃避行へ。

この振り切り方が面白い。
しかも、2人ともだんだん吹っ切れてきて(特にテルマが顕著w)、
雪だるま式に罪を重ねていくのがウケる(笑)

コメディタッチに描かれているから楽しく観れるし、
ラストの終わり方もよかったし、これはいい映画だったなー。

個人的には、当時28歳のまだ売れてない頃の
ブラッド・ピットが出ていたのが驚き。
声が高くて吹いたわ(笑)
え、声変わりしてないの、、、?

でも姿形は今のまんま。
ちょっと成田凌っぽくも見えたけどw