Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ゾンビなのにコメディ!『ゾンビランド:ダブルタップ』

2019年11月22日 20時08分35秒 | 映画


2019年公開映画192本中77位。

前作からちょうど10年。
相変わらず下品でグチャミソった
コメディ調のゾンビ映画でした。

安全な地を求めて旅をしながら、
ゾンビを殺し、いろんな人と出会う
ロードムービー感ある流れは変わらず。
(アビゲイル・ブレスリンの成長にはちょっと驚くけどw)

でも、前作よりパワーアップしてる!!
アクションも、笑いも。
さすが、『ヴェノム』の監督に、
『デッドプール』の脚本家。

もはやゾンビをどうこうって映画じゃないんだよね。
邪魔だし危険だから排除はするけどってレベル。

この映画の面白いところはそこで、
ゾンビはもはや味付けでしかなく、
メインは主要キャストの面白いやり取りなんだ。

性格がバラバラな4人が時に対立しつつも、
なんだかんだでいっしょにいる家族みたいな仲なのが微笑ましくて、
ゾンビが出てくるファミリー映画って感じなんだけど、
下品でブラックな彼らのやり取りが笑える。

感覚的に日本人にはそんな響かないかもしれないけど、
アメリカ人とかすごく好きそうwww

しかも、今回は僕の大好きな『ターミネーター2』に
言及しているところがあるのもツボだったし、
前作に続き、ビル・マーレイの扱いがひどいのにも吹いた(笑)

ただ、基本的に画は汚いwww
ゾンビに変身するとき必ずゲロ吐くんだけど、
今回ゲロシーン多くてwww

一般的なゾンビ映画とはまったく違う作りが新鮮なので、
一度観てみて欲しい。

それにしても、ゾンビってなんか便利なポジションだな。
ホラーにも使えるし、コメディにも使える。
日本にはそういうのない気がするなあ。

てか、ジェシー・アイゼンバーグとウディ・ハレルソンは、
『グランド・イリュージョン』のフォー・ホースメンだね。

エルサが卍解してしまう『アナと雪の女王2』

2019年11月22日 19時50分48秒 | 映画


2019年公開映画191本中13位。

イントゥジアンノーーーーン♪
イントゥジアンノーーーーン♪
レリゴーに代わる本作の代表曲、よき!

で、中身はまさかのバトルアクション満載な
エルサの卍解映画でした(笑)

前作では、エルサがすねて山奥に氷の城作って引きこもるも
姉妹愛でハッピーエンドなディズニーらしい感じだったけど、
今回は根底に愛はあるものの、
冒険色の強いアクション寄りの内容なので、
かなり方向性が変わったなと感じた。

エルサが氷を操れる理由、
彼女の一族にまつわる過去の秘密、
さらに、火・水・風・土の精霊の存在、
それらが今回の醍醐味。
(ここだけ切り取ると中二感あるけど、
 個人的には割とそんな感じしたよw)

『ワンピース』の青キジやX-MENなんじゃないかってぐらい、
今回はエルサのフリーズエナジーが炸裂しまくってて、
雪の女王ならぬ雪の魔人感強かった。
ジャンプ漫画とかマーベル映画好きな人なら、
絶対ハマると思うwww

そして、前回以上にオラフがいい味出してて笑ったwww
笑いはすべて彼が持っていったからね。
まさに雪の芸人(笑)

壮大な音楽に綺麗な画、テンポのいい進行は、
さすが安定のディズニーだと思うので、
これは映画館で観た方がいいね。

映画観終わった後に手をかざしてみるも、、、
出ません、何も出ません。
綺麗なツルツルの手の平がそこにあるだけでした。

今観てもナタリー・ポートマンの演技がすごい『レオン 完全版』

2019年11月22日 19時46分16秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1994年のフランス・アメリカ合作映画『レオン』。

家族を殺された少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と
暗殺者のレオン(ジャン・レノ)の交流を描いた90年代を代表する名作のひとつ。

今観ても当時のナタリー・ポートマンの演技がすごくて。
復讐を誓った覚悟と自らも命を狙われるという、
子供なのに子供ではいられない過酷さが、
彼女を嫌でもクールにしてしまう中で、
時折見せる少女っぽさが映える。

レオンは一匹狼の冷酷な暗殺者なのに、
観葉植物を愛でるところや、
出会ったばかりのマチルダを豚のキッチン手袋でなだめるなど、
お茶目なところがあるギャップはいつ見てもいいなと思う。

ゲイリー・オールドマンもかっこいいんだよなあ。
あのラリったマトリ。
当時37歳でしょ。
自分があと2年であれになれる気がしない(笑)

最後のマチルダとレオンが別れるシーンも、
『ターミネーター2』を彷彿とさせて泣ける。。。

なお、この映画が好きなら
1980年公開のアメリカ映画『グロリア』も参照されたい。
『レオン』の元ネタ?っぽい映画で、こちらは少年とおばさんです。
(日本の『子連れ狼』にヒントを得たらしい)