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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

希薄になる世帯間のつながりを再び取り戻そうとする『#家族募集します』(第1話)

2021年07月09日 23時59分49秒 | ドラマ


【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位(第1話時点):2/7
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ホームドラマ
シングルファーザー
シングルマザー
シェアハウス

【あらすじ】
主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、
ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。
5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、
児童図書を扱う小さな出版社「エッグプラント」に勤め、
育児と仕事に追われる日々を過ごしていた。

そんな中、幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会。
ワンオペ育児に悩む俊平の事情を知った蒼介は、
SNSで家族を募集し、
子育てをシェアしていっしょに暮らそうと突飛な提案をする。
そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、
その夜、蒼介の携帯に1本の電話が…。

かけてきたのは、
5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てる
シングルマザーの教師・桃田礼(木村文乃)だった。
さらに、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)も
6歳の息子・大地(三浦綺羅)と共に転がり込んできて…。

【感想】
久しぶりじゃんか、
こういうドストライクのホームドラマ。
しかも、テーマがすごくよくてさ、
もうね、、、泣いちゃったよ。。。

地域や身を置いているコミュニティによって
違うのかもしれないけど、
昔ほど世帯間のつながりって今はないって聞く。
小さい子供は近所で助け合って
みんなで育てるなんて風景は、
歴史のはるか向こう。
お隣さんが何をしているかなんて知らないことが
普通の世の中。

でも、様々な事情でシングルファーザー、
シングルマザーになっている人はいるし、
遅くまで働いていると、
子供といる時間も取りづらい。
しかも、何かあったときに
頼れる人が側にいないかもしれない。

そんな状況を何とかしようと、
自分が働くお好み焼き屋の2階を使って、
子育てシェアをしようとするのがこのドラマ。
まさに、昔あったような
「ご近所同士助け合って生きていこう」
をうまく現代版にアレンジした形だ。

重岡大毅って『溺れるナイフ』(2016)のときから
演技うまいなって思ってたんだけど、
今日も彼の身の上話を聞いてたら
涙がポロポロこぼれちゃって。。。

でもやっぱり、仲野太賀が一番いい。
本当にいいキャラしてる(笑)

毎週金曜日は笑って泣く夜になりそうだ。
マギーは言い脚本書くなあ。

金曜ドラマ『#家族募集します』|TBSテレビ

TBSテレビ 金曜ドラマ『#家族募集します』の公式サイトです。

TBSテレビ

 

ヤンキーよりも人生やり直し青春物語に近い『東京リベンジャーズ』

2021年07月09日 21時20分01秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:83/135
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
週刊少年マガジン
東京卍リベンジャーズ
タイムリープ
ヤンキー
不良

【あらすじ】
負け犬フリーター=タケミチ(北村匠海)の
元恋人ヒナタ(今田美桜)が殺された。
事件を知った翌日、
タケミチは何者かに背中を押され、
駅のホームから転落。
目覚めた先はなんと10年前――。
負け犬人生を歩むきっかけとなった
最悪の高校時代にタイムリープしてしまったのだ。

もう一度繰り返される、あの頃。
最悪の過去でようやく見つけた
ヒナタを救う唯一の方法は、
ヤクザも恐れる危険な組織“東京卍會”を消滅させること。

熱い仲間たちとの出会いの中で、
ヒナタを救うため、
逃げ続けた人生を変えるため、
タケミチは弱虫だった“過去”の人生にリベンジし、
“今”を変えられるのか?

【感想】
アベンジャーズの次はリベンジャーズです。
余談だけど、
avengeもrevengeも
両方「復讐する」という意味の英単語。
ただ、前者は正義感による復讐で、
後者は個人的な恨みによる復讐だそう。
テストに出るかも。

で、原作漫画はとりあえず10巻まで読みました。
現時点でメチャクチャハマってるわけではないのだけれど、
タイムリープ×ヤンキーモノってことで、
面白い要素の掛け合わせと
テンポのいい進みはとても読みやすい。

ダメダメな人生を歩んでいたタケミチが、
愛する人の死を回避するため、
自分の腐った人生を変えるために四苦八苦するのは、
主人公の成長譚としても楽しめる。

途中うまくいかなくなって、
「やっぱ俺ってダメなやつなんだ」
って思うところに、
「人ってそうそう変われないよね」
という共感を感じつつも、
まわりに助けられながら
(なんか助けてあげたくなるってのは主人公の特権でもあるけど)、
少しずつ勇気を振り絞って行動していくタケミチのキャラクターに、
人気漫画というのもうなずける。

ヤンキーとか不良とか言うけれど、
怖さやグロさはほとんどない。
僕がリアルタイムで読んだ漫画だと『BOY』があるけれど、
あれよりももっと少年漫画っぽい爽快感がある。
6巻以降、
やや『ワンピース』っぽさを感じるけど(笑)

で、映画に関して言うと、
漫画とは少し異なる展開で、
3巻の愛美愛主(メビウス)との戦いまでに相当。
綺麗にまとめたなって印象で、
続編があろうがなかろうが、
原作を知っていようがいまいが、
うまい終わらせ方だなーって思った。

あと、キャストの再現度の高さは推したい。
見た目だけで言ったら、
多くの人は「よくもまあここまでピッタリな人いるよな」って。
特に、半間と長内が個人的にはかなりピタリ賞(笑)

多分、もうちょい上の世代なら、
山田孝之や小栗旬、鈴木亮平、
その上だと妻夫木聡や玉木宏、安藤政信
あたりは絶対出てたと思う(笑)

正直、バトルシーンや世界観なんかは
『HiGH&LOW』の方が武骨で好きなんだけど、
A5ランクのイケメン盛り合わせ青春ケンカ映画として観るなら、
これはこれでアリかと。

ただ、どうしても尺に限度があるから、
やや展開が急ぎ足なのと、
登場人物の深堀りが難しいので、
原作を読んでないと、
ちょっとあっさりしているように感じるかも。

それにしても、漫画実写の主人公といえば、
ついこの前まで山崎賢人だったけど、
今はもう北村匠海ばっかりだね(笑)

映画『東京リベンジャーズ』公式サイト

映画『東京リベンジャーズ』大ヒット上映中! 「週刊少年マガジン」連載中の大人気漫画が映画化!