【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:1/1👑
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
医療モノ
救急医療
型破りの医者
恩を仇で返す
【あらすじ】
事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、患者を救うために発足した救命救急チーム“TOKYO MER”。
チームメンバーは7人。
チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、
研修医・弦巻比奈(中条あやみ)、
看護師・蔵前夏梅(菜々緒)と
ベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、
麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、
臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。
そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)。
その誰もが救命医療のスペシャリストたちだ。
大規模な事故や災害が起きると、
チームは現場へと急行する。
自分たちの危険は顧みず、
常に被害者の命を最優先するメンバーたち。
時には、複数の患者を危険極まりない事故現場で
オペをするという前代未聞な行為も。
特に喜多見はその意識が顕著で、
過去にはテロリストを救ったこともある。
それがやがて大きな悲劇につながるとことも知らずに。。。
TOKYO MERの解体を目論む勢力もある中、
果たして彼らの運命は。。。
【感想】
今季最初の最終回。
そして、個人的には今季一番面白いドラマだった。
緊急性の高い大規模な事故や災害。
現場に急行し、
多くの患者の治療に当たるTOKYO MERのメンバー。
その緊迫感あるストーリーは、
それだけでスリリングな体験ができた!
しかも、キャラクターの描かれ方も秀逸で。
決めゼリフじゃないけど、
「医師の喜多見です〜」ってのは、
聞くだけで安心する力があったよね。
彼の真っ直ぐかつ情熱にあふれたリーダー像は、
上司に欲しいと思った人も少なくないのでは。
喜多見チーフのよかったところは、
大胆な行動力と的確な判断力、迅速な決断力。
敵でも救うことを厭わない明確な医師としての役割を貫く姿勢。
それ以上に、弱音、悪口、愚痴、不満などの
ネガティブ発言を一切しなかったこと。
どんなに嫌な人がいて、
途中までいがみ合っていたとしても、
「あなたが協力してくれたおかげです」
とポジティブに相手を褒める姿勢は素敵だなと思った。
そんな背中を見ているから、
チームのメンバーも育つんだよなあ。
それだけに、妹の鈴香(佐藤栞里)が
爆発の犠牲になったときは涙なしには観れなかったね。。。
あれだけポジティブの塊だった喜多見チーフが
絶望のどん底に陥ってしまって。
そこがこのドラマの一番の見どころだったと思う。
これ、毎週「死者は……ゼロです」
と清川標(工藤美桜)が報告するのがお決まり。
毎週数字を報告するから、
勘のいい人は「これ絶対どこかで死者1名ありうるだろ」って思ったはず。
僕はTOKYO MERのメンバーの誰かかなって予想してたんだけど、、、
まさかの最終回直前にて、
しかも喜多見チーフの妹っていう。。。
"0"以外の意味がない状況が、
ついに"1"になってしまう衝撃は大きい。
ここまで数字を意識したドラマもそうはないんじゃないかな。
『ワンピース』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』もそうなんだけど、
"完全敗北"がある物語って面白い。
どん底からの復活劇が映えるから。
あんまり日本のドラマでそこまで大きな敗北ってないんだけど、
このドラマはそれをやってのけた。
だからこそ、ここまで印象深い作品に仕上がったのかなと。
音羽先生のキャラクターも好きだったなー。
最初はTOKYO MERの解体を目論む勢力からの差し金だったからね。
常にみんなから一歩引いたところにいて。
『鳥人戦隊ジェットマン』(1992)の
ブラックコンドルを彷彿とさせる役どころがハマる要素だった。
でも、彼は彼で目指すべき医療の形があって、
実はメチャクチャ日本の未来を考えているっていうギャップに萌えたよ。
第1話の最後に、
喜多見チーフと握手しなかったから、
最終回ではするかなと思ったけど、しなかったね(笑)
世界は今コロナ禍真っ只中。
医療従事者の方々の働きには感謝してもしきれない。
このドラマは、
そんな医療従事者を主軸にして、
彼らの苦悩と葛藤、あるべき姿、果たすべき役割をかっこよく描き、
それらに対する最大の賛辞を贈っていた。
濃厚かつテンポのよいストーリーに、
個性的なキャラクターが加わって、
本当にハリウッド映画並みの感動と興奮があるドラマだった。
やっぱりエンタメには、
現実を応援する力があるということを改めて感じたよ。
2021年夏ドラマで面白かった順位:1/1👑
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
映像:★★★★★
音楽:★★★★★
【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
医療モノ
救急医療
型破りの医者
恩を仇で返す
【あらすじ】
事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、患者を救うために発足した救命救急チーム“TOKYO MER”。
チームメンバーは7人。
チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、
研修医・弦巻比奈(中条あやみ)、
看護師・蔵前夏梅(菜々緒)と
ベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、
麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、
臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。
そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)。
その誰もが救命医療のスペシャリストたちだ。
大規模な事故や災害が起きると、
チームは現場へと急行する。
自分たちの危険は顧みず、
常に被害者の命を最優先するメンバーたち。
時には、複数の患者を危険極まりない事故現場で
オペをするという前代未聞な行為も。
特に喜多見はその意識が顕著で、
過去にはテロリストを救ったこともある。
それがやがて大きな悲劇につながるとことも知らずに。。。
TOKYO MERの解体を目論む勢力もある中、
果たして彼らの運命は。。。
【感想】
今季最初の最終回。
そして、個人的には今季一番面白いドラマだった。
緊急性の高い大規模な事故や災害。
現場に急行し、
多くの患者の治療に当たるTOKYO MERのメンバー。
その緊迫感あるストーリーは、
それだけでスリリングな体験ができた!
しかも、キャラクターの描かれ方も秀逸で。
決めゼリフじゃないけど、
「医師の喜多見です〜」ってのは、
聞くだけで安心する力があったよね。
彼の真っ直ぐかつ情熱にあふれたリーダー像は、
上司に欲しいと思った人も少なくないのでは。
喜多見チーフのよかったところは、
大胆な行動力と的確な判断力、迅速な決断力。
敵でも救うことを厭わない明確な医師としての役割を貫く姿勢。
それ以上に、弱音、悪口、愚痴、不満などの
ネガティブ発言を一切しなかったこと。
どんなに嫌な人がいて、
途中までいがみ合っていたとしても、
「あなたが協力してくれたおかげです」
とポジティブに相手を褒める姿勢は素敵だなと思った。
そんな背中を見ているから、
チームのメンバーも育つんだよなあ。
それだけに、妹の鈴香(佐藤栞里)が
爆発の犠牲になったときは涙なしには観れなかったね。。。
あれだけポジティブの塊だった喜多見チーフが
絶望のどん底に陥ってしまって。
そこがこのドラマの一番の見どころだったと思う。
これ、毎週「死者は……ゼロです」
と清川標(工藤美桜)が報告するのがお決まり。
毎週数字を報告するから、
勘のいい人は「これ絶対どこかで死者1名ありうるだろ」って思ったはず。
僕はTOKYO MERのメンバーの誰かかなって予想してたんだけど、、、
まさかの最終回直前にて、
しかも喜多見チーフの妹っていう。。。
"0"以外の意味がない状況が、
ついに"1"になってしまう衝撃は大きい。
ここまで数字を意識したドラマもそうはないんじゃないかな。
『ワンピース』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』もそうなんだけど、
"完全敗北"がある物語って面白い。
どん底からの復活劇が映えるから。
あんまり日本のドラマでそこまで大きな敗北ってないんだけど、
このドラマはそれをやってのけた。
だからこそ、ここまで印象深い作品に仕上がったのかなと。
音羽先生のキャラクターも好きだったなー。
最初はTOKYO MERの解体を目論む勢力からの差し金だったからね。
常にみんなから一歩引いたところにいて。
『鳥人戦隊ジェットマン』(1992)の
ブラックコンドルを彷彿とさせる役どころがハマる要素だった。
でも、彼は彼で目指すべき医療の形があって、
実はメチャクチャ日本の未来を考えているっていうギャップに萌えたよ。
第1話の最後に、
喜多見チーフと握手しなかったから、
最終回ではするかなと思ったけど、しなかったね(笑)
世界は今コロナ禍真っ只中。
医療従事者の方々の働きには感謝してもしきれない。
このドラマは、
そんな医療従事者を主軸にして、
彼らの苦悩と葛藤、あるべき姿、果たすべき役割をかっこよく描き、
それらに対する最大の賛辞を贈っていた。
濃厚かつテンポのよいストーリーに、
個性的なキャラクターが加わって、
本当にハリウッド映画並みの感動と興奮があるドラマだった。
やっぱりエンタメには、
現実を応援する力があるということを改めて感じたよ。
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