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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

そこまで他人の家庭事情に首を突っ込む必要があるのだろうかと思った『となりのチカラ』

2022年04月01日 01時23分12秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2022年冬ドラマで面白かった順位:7/10
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【ジャンル】
コメディ
ホームドラマ

【元になった出来事や原作・過去作など】
なし

【あらすじ】
東京のとある郊外に建つマンション。
そこに、中越チカラ(松本潤)と妻の灯(上戸彩)、
そして娘の愛理(鎌田英怜奈)と息子の高太郎(大平洋介)という
1組の家族が移り住んでくる。

優柔不断で困っている人を放っておけない性格の夫と、
テキパキしっかり者の妻。
ちょっぴり大人びた姉と無邪気な弟。
そんな一家がやってきたマンションには、
とても個性豊かな住人たちが暮らしていた。

人の話をじっくりと聞く才能はあるのに、
多くの人の話を聞きすぎて逆に悩んでしまうチカラ。
「人を救いたい」、「周囲を平和にしたい」
という想いがすべての行動原理である彼だが、
いつも中途半端に他人の問題に関わってしまい、
事態は思わぬ方向へ。

果たして、
彼はマンションの住人たちとうまくやっていけるのだろうか。

【感想】
昭和~平成初期ぐらいなら
「わかる」と思ったかもしれないドラマだったかなあ。
令和の今ではちょっと「わからない」(笑)

◆チカラの中途半端なおせっかいは共感できず

このドラマで「わからない」と思った部分は、
どうしてそこまで他人の家庭に首を突っ込むのかということ。
リアルな人間関係が希薄な今だからこそ、
っていうのはあるのかもしれない。
とはいえ、同じマンションに暮らしていても、
隣にどんな人が住んでいるかわからない現代だと、
チカラの対応はかなりお腹いっぱいになりそう(笑)
これが社宅とか、
同じ学校に通う子供がいるファミリー層がメインとかならまだしも。

そもそも、自分から他人の揉めごとに突っ込んでいくのは、
もはや火の中に身を投げるようなもの。
自分の家庭を疎かにしてまでやることじゃないのでは、、、
と観ながら思ってた。
まあ、それをやっちゃうからドラマになるんだけど(笑)

◆チカラの原動力とは

最終回で、なぜチカラが他人のことに首を突っ込むのかがようやく判明。
子供たちによりいい世界を残すのが大人の役目。
そのために、身近な人が安心して生きられる世界を作ると。
だから、自分にできることをコツコツやって、
少しずつ変えようとしてた。
それは、チカラが父親の言葉に影響されたこと。

せっかくなら、もう少し父と母のエピソードは知りたかったかな。
セリフの中でしか出てこないから、
父親の言葉を引用されても、
あんまりピンと来ない(笑)

◆そんなわけで

「こんな松潤見たことない!」
ってぐらいにはなかなか珍しい役どころだった。
見た目が若すぎるせいか、
父親感ゼロだったから(笑)
個人的には、ソニンのベトナム人役と、
清水尋也の表情が難しい青年役がすごくよかったと思う。



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