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MCUに無限の可能性を与えた『ロキ』

2021年07月15日 20時38分06秒 | ドラマ


【個人的な評価】
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
マーベル
スーパーヒーロー
アベンジャーズ
マイティ・ソー
ロキ

【あらすじ】
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇中にて、
2012年のニューヨークの戦いで、
その時間軸に生きるロキ(トム・ヒドルストン)が
四次元キューブを手中に逃亡。

しかし、途中で「時間変動機関(Time Variance Authorty)」、
通称"TVA"に身柄を拘束される。
そこで己の歩むべき未来を見せられ、
混乱するロキ。
そして彼には"ある話"が持ちかけられる。

別の時間軸を生きる"変異体"と呼ばれる存在。
どうやら、ロキの変異体がある事件を引き起こしているため、
それを捕まえるために協力して欲しいとのこと。

ロキを捕まえるためにロキの力を借りる。
何とも不思議な話だが、
捜査に協力したロキは、
やがて自分の内面と向き合い、
この世界の真実を知ることになる。

【感想】
最終回、まさかすぎた。
あんなに謎を残したまま終わってしまって。
そうしたら、シーズン2があるというサプライズ!

今回のドラマは、
あの裏切りが十八番のロキを主人公に、
自らの変異体の追跡およびマルチバースへの扉を開く物語だった。
ヴィランとしてアベンジャーズの前に立ちはだかった彼が、
いろんな時代を行き来しながら、
自分の変異体であるシルヴィと行動を共にすることで、
己の内面とも向き合うという濃厚な人間ドラマ。

しかも、ロキがシルヴィに恋をするというロマンもある。
これ、見方を変えれば、
ロキが自分自身に恋をするっていうことでもあるんだよね。
だって、シルヴィは別の時間軸のロキなんだから。
それって、ロキが自分の存在を容認し、
自分を愛するってことに他ならないから、
彼にとっては自己愛を深める冒険でもあったんだよな
って思うと感慨深い。

これまでのMCU作品の中では、
ド派手なバトルは少ないものの、
キャラクターの深堀りという点で
十分に楽しめる内容だった。
ただ、ストーリー自体はやや難解なので、
各解説ブログなんかを読むといいかもしれない。

それにしても、
このドラマは今後のMCUに無限の可能性を与える、
まさに要となる作品だろう。
ロキは『ドクター・ストレンジ』の続編にも出るという話もある。
その『ドクター・ストレンジ』の続編は、
『ワンダヴィジョン』から直結する話。
さらに、ドクター・ストレンジ自身は
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも出るらしい。
こういうところだよね、
過去のスパイダーマンが全員出るのでは
って噂がまことしやかにささやかれるのは。
マルチバース万歳。

そして、今回のラスボスであった"在り続ける者"、
これは原作でいう征服者カーンではないかとの情報もあり、
彼は『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』にも登場するとのこと。
『ロキ』から一気に加速するじゃんか。

このドラマ、
観ておかないと、
フェーズ4以降の波に乗れないかも(笑)

マーベルドラマ『ロキ』公式サイト|ディズニープラス公式

マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ『ロキ』(原題:Loki)公式サイト。ソーの義弟、ロキ(トム・ヒドルストン)が主人公のドラマ...

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