【個人的な評価】
2021年日本放送ドラマで面白かった順位:5/8
ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★☆☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
刑事ドラマ
監察医
法医学
【あらすじ】
万木朝顔(上野樹里)は、
日々様々な遺体に向かい合う法医学者。
解剖を通じて事件の謎を解き明かし、
遺体から見つけ出された“生きた証”で、
生きている人たちの心まで救っていた。
しかし、彼女の母親は震災で行方がわからなくなっており、
父の万木平(時任三郎)に変わって、
東北の地で単独捜索も行なっている。
そんな父に訪れる異変や、
夫の桑原真也(風間俊介)に降りかかる災難を通して、
家族の触れ合いを描いていく
2クール連続で放映されるヒューマンドラマ。
【感想】
ものすんごく家族感あふれるドラマだったよねー。
最終回のお父さんのスピーチとか泣いたわ。・゜・(ノД`)・゜・。
監察医の話だから、
基本は1話完結型で、
事件の真相を法医学的観点から究明していく
っていうドラマではあったんよ。
でも、日々の業務と並行して、
朝顔と彼女を取り巻く家族の結びつきを描いたエピソードが多いのがこのドラマの特徴で。
今回はシーズン2なんだけど、
前作以上にそれを強く感じたなー。
1月に入って、物語の後半に入ったところから、
さらに家族の絆を描いていくエピソードが多かったと思う。
娘のつぐみがいなくなったり、
夫の桑原くんが容疑者扱いされたり、
亡くなった母親のものと思われていた歯の真実がやっと解明したり、
監察医の仕事以外で気を揉むことが多かった。
それに加えて、祖父の死、父親の認知症など、
家族に降りかかる悲しい出来事が辛くてね。。。
もはや監察医としての朝顔よりも、
妻として、娘として、孫として、
もちろんひとりの女性としてもそうなんだけど、
関わる人によってここまで自分の立場が変わるんだなっていうのを、
朝顔は背負ってきたんだよね。
でも、彼女は強い。
もちろん傷つくことや辛いことも多かっただろうけど、
淡々と自分の身に起こることを受け入れつつ、
どの立場にあってもきちんと自分の役目を果たしている朝顔の強さは、
この目まぐるしく変わる世の中を生きていく上で、
参考にしたいスタンスかもなって感じた。
つぐみ役の子役(加藤柚凪)の演技もすごくよかったし、
緊張感と癒しがバランスよく入ったドラマでした。
でも、三田村一家殺害事件だけ、
ちょっと中途半端な感じだったかな。。。(笑)
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