【個人的な評価】
2021年日本放送ドラマで面白かった順位:3/9
ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ホームドラマ
ヒューマンドラマ
プロレス
能
介護
【感想】
この最終回が今季一番泣いた。。。
意外すぎる展開だった。。。
全部親父のために用意していたものがね、、、まさか。・゜・(ノД`)・゜・。
あー、すごいわ、すごい。
最初から観直したらまた違って見えそう。
このドラマ、プロレスと能と介護っていうすんごい情報量で、
とっ散らかってるんじゃないのかって思うほどだったけど、
蓋を開ければド家族モノ。
特に、親父と息子のね。
父と子を扱った映画やドラマはたくさんあるけど、
最後の展開の意外性はさすがだった。
しかも、冒頭はそれを認知できない父親の視点から描いていたから、
余計にびっくりしたよ。
宮藤官九郎、天才なんじゃないかって。
ただのお涙頂戴にしかならなそうなところを、
勘当と笑いのバランスをうまく入れ込んで、
とても清々しい気持ちになれるドラマに仕上げてくれた。
本当にちょいちょい笑えるネタも多くてさ、
よくそんなところセリフに落とせるよなっていつも感心するんだけど、
今日のもすごかったね。
長州力の入場曲のリズムと、
中央線の阿佐ヶ谷と荻窪の車内放送のリズム、
よく結びつけられるよなって。
あれ、有名な話なのかな?(笑)
でもやっぱり、
このドラマは寿三郎を演じた西田敏行の演技と、
寿一を演じた長瀬智也のキャラがダントツだよ。
先週の危篤状態の寿三郎のあのリアルな演技はものすごく印象に残ってるし、
寿一の殺気立ちながらも、
さくらさんにはやけに誠実で、
他の兄弟からは何があっても
「まあ、アニキだしね」
で通せちゃう図太さというか愛嬌というか。
こんなアニキ欲しかったわ(笑)
最後、父親の介護と息子の子育てを残して先立ってしまったのは、
心残りだろうなー。
あー、いいドラマだった。
ぜあ!
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