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今観ても濃厚な物語だと思った『シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル』

2021年04月02日 00時34分36秒 | ドラマ

【個人的な評価】
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
刑事ドラマ
サスペンス
時空を超える

【あらすじ】
廃棄されるはずだった古い無線機で、
熱血刑事の大山剛志(北村一輝)と
時空を超えて通信できるようになった三枝健人(坂口健太郎)。
2人は別の時代を生きながら、
互いに協力して未解決事件を次々に解決。
一度は白骨死体で見つかった大山の死を回避することにも成功し、
2018年、健人はついに大山と対面するときを迎えようとしていた。

しかし、大山は入院中の病院から忽然と姿を消し、
さらに、殺人の容疑で逃走中だった
元警視庁管理官・中本慎之助(渡部篤郎)殺害の濡れ衣を着せられ、
2020年の今も行方不明。
中本殺しの犯人を捕まえることこそが、
大山を救う唯一の方法だと考えた健人は、
未解決班で桜井美咲(吉瀬美智子)と共に犯人逮捕を誓う。

そんなある日、
20年前に自殺した婚約者・上杉胡桃(桜井ユキ)が生きていると、
カメラマンの武田寿士(古川雄輝)が訪ねてくる。
もし、それが本当だとしたら、
20年前に見つかった遺体は別人のものということになる。

捜査が難航する中、
ある晩、時計が23時23分を示した瞬間、
再び無線機が鳴り出し、
健人は2000年を生きる大山とつながる……。

【感想】
これ、韓国ドラマのリメイクで、
日本では2018年の4月〜6月にやっていたもの。

刑事モノだけど、
時空を超えた無線機を使って、
2つの時代から事件を解決していく
っていうのが面白くてけっこう好きでした。

とはいえ、当時は同時期に
『花晴れ』や『ブラックペアン』がやっていたので、
そっちの方が面白くはあったんだけど(笑)

このドラマって通常の刑事モノと違って、
1話完結じゃないんだよ。
大体2話ぐらいでひとつの事件を解決しつつ、
ラスボスに迫るっていくっていう連続した面白さもあって、
ストーリーに物語に厚みがあるのが特徴。
と、当時の自分は記録していました(笑)
ちなみに、連続ドラマ版には小学校の同級生がチョイ役で出てたりします。

で、なんでこのタイミングでスペシャルドラマがやるかっていうと、
まさに今日から劇場版が公開されるから。

このドラマは、2つの時代が交差していくところが見どころなんだけど、
正直、今回のスペシャルドラマでは、ちょっとそれが薄かったんだよね。

連続ドラマ版と比べると、
時空を超えてやり取りするシーンはそこまでなく、
けっこう現代パートだけで話が進んでいった印象。

しかも、20年の時間経過があるにも関わらず、
20年前と現代とで両方出てるキャストの見た目が
ほぼ変わっていないのは違和感あったけど(笑)

それでも面白いなって感じたのは、
連続ドラマのときにストーリーやキャラクターが
しっかり作り込まれていたからだと思うんだよね。

単にタイムスリップするんじゃなく、
無線でしか時空を超えられない上に、
ごく限られた時間しか通信できないという制限の中で、
健人と大山が必至に事件を追っていく姿は見ごたえあるし、
引き込まれる内容だったから。
特に、健人の過去に関わる兄の死の真相はね、
すごくハラハラしたから。

まあ、今回のスペシャルドラマは、
映画に向けての予行演習みたいな感じだとは思うけれど、
3年前のドラマなので、
事前にこういう形で世界観をおさらいさせてくれるのは好感持てる。

今日から公開の映画も楽しみ。

シグナル 長期未解決事件捜査班 | 関西テレビ放送 カンテレ

無線機を通じてつながる“現在”と“過去”の刑事が、長期未解決事件に挑む!

関西テレビ放送 カンテレ

 


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