「午前十時の映画祭8」にて。
1963年の日本映画。
これはとても面白い!
誘拐事件の話なのだけど、
三船敏郎が会社を乗っ取ろうとする輩を排除するために資金を集めて、
会社の株式の46%を取得しようとしたのに、
そのタイミングで部下の子供が誘拐され、
せっかく集めた金を身代金に使うかどうか、
苦渋の選択を迫られるのが見応えある。
犯人探しも、刑事たちの地道な努力や、
マスコミを利用しての情報操作など、
最後まで手に汗握る展開!
さすが世界の黒澤!!
当時26歳の山崎努と30歳の仲代達矢が若くてかっこいい(笑)
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劇中は真夏のシーンだったけど、
撮影は真冬で、息が白くならないように、
演者は口の中に氷を入れたエピソードとかすごいなと思った(笑)
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