Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『エイリアン:コヴェナント』

2017年09月16日 00時45分09秒 | 映画


んー、、、期待しすぎたかな。。。
前作の『プロメテウス』以上にエイリアン推ししてくるから、
昔みたいに、見えない恐怖や急に出てくる驚きを期待したのだけど、、、
そんなんほとんどなかった(笑)
絵としても、お話としても、エイリアンのよさをあまり感じられず。。。

まず絵。
1979年のシリーズ第1作は本当に怖くて。
そもそもあのクリーチャーを見るのも初めてな上に、
当時はエイリアンの怖さを引き立たせるために、
あえて全身を映さず、体の一部しか見せない工夫をしたとのこと。

今やエイリアンの姿形は割とポピュラーだし、
今回は明るいところで全身バーン!って出てるから怖さはないし、
さすがにシリーズ6作品目ともなると慣れる(笑)
もうほとんどCGだろうし、生々しさもあまり感じなかった。

次にお話だけど、割と素直なオチだった(笑)
ネタバレになるから書けないけど、
宣伝で「エイリアン誕生の秘密!」とか言うから、
どんな設定かと期待したけど、意外とポピュラー(笑)

でもそれを仕掛けた人物が、深いかなと思った。
そもそも「思考」するんだっけと疑問にも思ったけど、
自我を持ったと仮定すれば、自らの出生を踏まえて、
神様の真似事に走るのは、
日本のアニメやRPGでもよく見る話で親近感があった(笑)

なんか、リドリー・スコットがこの壮大なシリーズの
唯一空白となっていた「エイリアン誕生の秘密」を埋める
自己満のために作った気がしなくもない(笑)

ただ、人間って本当に無力な生き物だなとは感じた。
一応、高等生物として世の中闊歩してるけど、
あんな小さな生物にやられ、エイリアンには歯も立たず、
自然界においては最弱かもしれない(笑)

『過保護のカホコ』を見終わって

2017年09月14日 01時42分20秒 | ドラマ
http://www.ntv.co.jp/kahogo-kahoko/

ふぁああああ!!
スッバラシイスッバラシイドラマだった!!
今期トップどころか、自分史に残るほど(笑)

先週のばぁば(三田佳子)の死で大号泣して、今日もボロクソ泣いた。
フィクションなのに友達の結婚式以上に泣いたよ(ごめんね友よ)。

過保護で世間知らずの主体性ゼロだったカホコ(高畑充希)が、
麦野初(竹内涼真)との交流を通じて、
自分の意見や当事者意識を持って自ら行動するまでに至る変化がこのドラマの醍醐味。
面白いドラマの条件としてよく言われる「変化」というのが、
これでもかってぐらいわかりやすく表現されていて、
毎週カホコのその成長を見るのがとても楽しみだった!!
(タイトルバックのカホコも成長していってたしw)

しかも「変化」だけでなく、各キャラクターの「役割」も明確なのがよかった!
黒木瞳の過保護すぎる母親、妻の尻に敷かれる時任三郎など、
わかりやすい人間関係もそうなのだけれど、
何と言っても三田佳子と竹内涼真の役割が半端ない!
他のキャラクターはみんなどこか抜けていたり、ぶっ飛んでいたりと極端な性格が多い中、
正しい判断の元、きちんとみんなを導いていく役割で、
あの2人のドラマにおける道しるべ感はとてつもなかったわ。
何かとトラブルが起きて、みんなわちゃわちゃするのだけれど、
ばぁばと麦野くんのおかげで前に進んでいる気がした。

奇をてらった斬新なストーリーというわけではなく、
本当に日常に溢れているホームドラマなのに、
どうしてここまで面白くできるのか、ある意味悔しささえ感じる(笑)
しかもこれまで起きたトラブルも最後にきちんと全部解決したし。
それも無理のない自然な形で。
登場人物も多いのに、誰一人として埋もれることはなかったし、
毎週起こる苦難や対立を乗り越えながらも、
笑いと涙を混ぜ込んだ本当にスッバラシイスッバラシイドラマでした!

そして久保田紗友がかわいい(笑)

『警視庁いきもの係』を見終わって

2017年09月14日 01時40分46秒 | ドラマ
http://www.fujitv.co.jp/ikimono/

これは意外なドラマだった。
最初に橋本環奈と動物が出てきた時点で、
ゆるくてあまり面白くなさそうだなと思っていたのだが、
ところがどっこい、普通に面白くて!
動物のかわいさと殺人事件の暗さという斬新な組み合わせが妙なマッチ感あった(笑)

毎回変わる動物の特性がうまく事件解決の糸口に繋がってて、
動物オタクの橋本環奈がズバッと解決するという流れが絶妙!
橋本環奈はまだそんなにドラマとか出てないと思うけど、
ベテランの渡部篤郎との掛け合いとかもうまく噛み合ってて、
見てて面白かった!

個人的には、渡部篤郎と横山だいすけの親父ギャグ連発するところとか、
長谷川朝晴の空気読めない感じとかもかわいく思えた(笑)
他の登場人物たちもみんなコミカルな役どころで笑えたし、
話もわかりやすくて、いいドラマだったな。

しかもオープニングのナレーションやエンディングの映像が途中から毎回微妙に変わってて、
それを見つけるのも楽しかった。
去年よりドラマ見始めてから、超特急の歌が割と好きになりつつある(笑)

そして、石川恋かわいすぎ(笑)

『トリュフォーの思春期』

2017年09月10日 22時56分13秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
1976年のフランス映画。
10歳ぐらいの子供たちがメインなので、思春期よりも少し手前な印象。

お話の目的は特にないものの、子供たちの群像劇で、所々に笑えるポイントがある。
その年頃の子供たちはそういうことするだろうなという懐かしみはあるものの、
日常が淡々と映し出されているだけなので、名作たる所以は俺にはわからず(笑)

しかしフランス人って子供のときから脚長いのな。

うらやま!

『セシルのもくろみ』を見終わって

2017年09月10日 00時14分46秒 | ドラマ
FODで絶賛配信中!
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4c25/

今期のドラマ初の最終回。
第1話の時点で、まさかこれが最初に最後を迎えることになるとは思わなかったけど(笑)

個人的には悪くないと思ったんだよなあ。
郊外に住む主婦(真木よう子)がいきなり雑誌の編集者に目をつけられ、
読モとして採用され、てっぺん目指すという流れ。
お話的にも、主人公の目的やらまわりとの対立やらも明確だから、
すごくわかりやすかったのに。

まあ、真木よう子のあのキャラで読モってのは
ちょっと設定的にありえないだろうなとは思った(笑)
あとは一度解雇されたのに呼び戻される回とか、
「そんな呼び戻すほどの実績なんかあった?」とか思ってしまった(笑)

ただ、先週から割と面白くなってきたんだよね。
対立する女同士5人で中華屋さんで本音ぶつけあったり、
ハマユカ(吉瀬美智子)が新しい雑誌立ち上げたり。
その展開があと2話ぐらい早ければよかったかも。

9話完結のせいか、最終回はだいぶ急速に畳み掛けた感じで、
最後、真木よう子が正論バーッとしゃべってまとめちゃった(笑)

原作は雑誌『STORY』で連載されていたらしく、
主婦の共感を呼びまくったとのことだけど、
ドラマを見る限りでは「そんなポイントあったか?」という印象。
まあ俺は主婦じゃないけど、
それを差し引いてもドラマではその部分はわかりづらかったかなあ。
ずーっと真木よう子と伊藤歩の二人三脚奮闘記みたいな感じだったから(笑)

どうせなら女同士のもっとドロドロしたグチャミソ感ある内容の方が見応えあったかも。
恋愛要素も絡めて(笑)

でもこのドラマ、今期の中で一番エンディングの映像がかっこよかったし、
歌も好きだった!

次期ドラマは浅野忠信と神木隆之介の『刑事ゆがみ』。
予告で、真木よう子の家に来たという設定はよかった(笑)

『ダンケルク』

2017年09月09日 17時25分59秒 | 映画


秀逸な映画だった。。。
もうスクリーンに釘付け。
片時も目を逸らせなかったわ。

これまでの戦争映画のように、
敵対する国同士が全面的に戦うわけでもなく、
ひとりの人物にフォーカスした人間ドラマを描くでもない。
まさに現実に起こった「撤退」の事実を、そのまま映し出していた。
そこには戦いの勝敗や人間の苦悩や対立などはない。
ただ「逃げ切れるか」、その一点のみに注力されていた。

観ている方としては、もうずっと緊張しっぱなし。
「こいつら本当に帰れるのか?」
っていう不安だけが常に全身を覆っていた。

だからこそ、戦争の惨さがじわじわと伝わってくる。
もはや兵士たちに戦う意志はほぼなく、
疲弊しきった彼らの想いは無事に帰ることだけ。
戦って死ぬならまだしも、
逃げたい帰りたいという彼らが死んでいくのは残酷である。
特に船が沈没して溺れ死ぬのは想像しただけでも息苦しい。。。

しかもクリストファー・ノーランらしく、
ほとんどCGを使わずに、実際に戦艦や戦闘機を使い、
エキストラも6000人使ったというのだから、
他の映画以上に重厚感があった。

今回はセリフもほとんどなく、
絵だけで見せる映画だったけど、
その絵だけでここまで緊迫感を与えるのは圧巻だし、
音楽の使い方もよかった。
そんな緊迫感があったからこそ、
兵士たちが食べていたジャムパンがとてもおいしそうだった(笑)

でも、今すごく宣伝されているよね。
テレビCMもそうだし、ネットの記事もそうなんだけど、
そういうのに触れると食傷気味になったり、
せっかくの緊迫した戦争映画が、
ただのエンタメとしての映画の印象が強くなっちゃう気がするから、
観るなら早く観た方がいい。

IMAXがオススメ。

『スキップ・トレース』

2017年09月09日 17時21分42秒 | 映画


久しぶりに見れたわ、ジャッキーアクション!
この前の『レイルロード・タイガー』では見れなかったから(笑)

ワイヤーやCGに頼らない己の身ひとつでワチャワチャやるあの姿は、
まさに小さい頃に憧れた戦闘スタイル!
今でこそ、マーベルやDCのド派手なバトルに心を奪われているけれど、
やはり原点はここだな!(笑)

しかし、全体的に動きが遅くなった気がする。。。
昔はもっとスピード感あった。
おかんと同い年だしな、、、歳かな。。。(笑)

9年前に相棒を殺された刑事のジャッキー・チェンが復讐を誓いつつも、
殺人の濡れ衣を着せられたジョニー・ノックスヴィルとてんやわんやする話だけど、
いろいろ唐突過ぎてたまに混乱するから、
これはもう話よりもアクションを楽しむためだけがいいかなと(笑)

中国人の女優さんはめっちゃ整形っぽい顔だったけど、めっちゃ綺麗だった!(笑)

エンド・クレジットのときにNGシーンを流すのはジャッキー映画ではお決まり。
撮影は楽しそうで何より(笑)