Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

新田真剣佑の筋肉鑑賞映画『OVER DRIVE』

2018年06月15日 00時13分31秒 | 映画


新田真剣佑の筋肉がとにかくヤバイ。
あれがドライバーの肉体なのか。
無駄がない赤身肉のようだ。
でもキャップやソーと比べると、細すぎる(笑)

僕は車には興味ないので、
ラリーやレースの映画は『カーズ』ぐらいしか見たことないけど、
これはドライバーよりも、
むしろメカニックに焦点を当てた作りになってた。

子供の頃に交わした約束を忠実に守ろうと世界一を目指す短気で奔放な新田真剣佑と、
そんな彼のために1秒でも早いマシンを作ろうとする真面目な東出昌大の対比が印象的。

肝心のレースのシーンは、、、
普段見ないからわからないけど、
『007』や『トランスフォーマー』などの市街地走行の方が
迫力あってかっこいいなと思った。
あとこういうときの観客の盛り上がりは、
洋画というか外人の方が激しくて楽しそうなイメージ。

よって、青春スポーツムービーとしてはいいけど、
レーシングムービーとして見るといまひとつかな、と。

てか、こういうときの車って、ギアの位置が普通の車と違うのね。
すごく操作しやすい位置にあるから、他の車もこうすればいいのに(笑)

最後の手段が人情でしかない『正義のセ』

2018年06月15日 00時10分54秒 | ドラマ
公式サイト

事件の真相を追う検事ドラマ特有の面白さはあるものの、
あんまりハマらなかった(笑)

『99.9』のように異様なまでに事実を明らかにするこだわり、
『HERO』のように検事のイメージからかけ離れたキャラ、
そういうぶっ飛びがなく、物足りない感じ。

最後の一押しがいつも人情だから、
まあそれが彼女の演じた竹村凛々子らしさではあるのだけど、
そんなうまくいくかいなという疑念もあり(笑)

でも吉高由里子の演技は素晴らしかった。

時空を超えるドラマはやっぱり面白い『シグナル 長期未解決事件捜査班』

2018年06月13日 00時02分49秒 | ドラマ
公式サイト

いやー、これ面白かったね!
オリジナルの韓国ドラマは見てないけど、
これはとても見ごたえがあった。

過去とつながる無線機を通じて、
未解決事件の真相を暴き、
過去を変えて、結果現在も変わる話なんだけど、
無線機がつながる時間が限られているから、
いつも伝えられることが少ない。
だから、すべてが変わるわけではなく、
時に変えられない過去もある。
そんな事情もあるから、
毎回「どうなる?!この展開どうなる?!!」って、
すごくハラハラしながら見れた。

そんな中で、
坂口健太郎と北村一輝がそれぞれ最も変えたかった事実が変えられず、
悲しい運命を辿るしかないのがとても悔やまれる。。。

このドラマは大体2話でひとつの事件を解決する形なので、
1話完結型のドラマと比べると、
物語に厚みがあって面白く感じた。

ラストの終わり方が消化不良というか、
なんか続きを思わせる形だったから、
ちょっと今後の展開に期待してしまう(笑)

『昼顔』で禁断の愛を噛みしめていた北村一輝と吉瀬美智子が、
今回は刑事の先輩・後輩の関係だったのが、
あのドラマを見た身としては不思議な感覚だったけど(笑)

あと渡部篤郎の悪役感も最高でした。

長澤まさみがひたすらキュートな『コンフィデンスマンJP』

2018年06月11日 23時44分08秒 | ドラマ
公式サイト/a>

今日で最終回だったポップな詐欺師コメディ。
毎話、儲け話を聞きつけては、
あの手この手で相手を騙し、言いくるめ、
最後には大金をかっさらうというスカッとする流れ。
(とはいえ、たまに経費がかさんで赤字になることもw)

1話完結型なので、どれか見逃しても特に問題なく、
軽快なテンポで進んで行くストーリーの中に、
くだらなすぎて思わず笑ってしまうシーンが多いのが面白かった。
特に長澤まさみのぶっ飛んだキャラがかわいい。

全話見ているとわかるけど、
今日の最終回を最後まで見ると、
時系列的に一番はじめに来るのがわかるという面白い仕掛け。
思わず「あ!」と叫んでしまった。

個人的には第4話の「映画マニア編」が他人事のように思えない内容で。
「人はあまりにも憧れが強い世界には足を踏み入れられない」
というセリフが共感しかなかった(笑)

ただ、1話完結型だと、
よくも悪くもパターン化されるので、
個人的には今期のドラマの中では真ん中らへん。
毎回、どこから騙されているのかわからないってのが楽しみではあるものの、
途中から「どうせ全部ウソだろ」とか
「前々から仕組んでたんだろ」としか思えなくなってしまうのが、
ちょっぴり寂しい(笑)

映画化もするようだけど、邦画には向いてそうな気がする。

そして東出昌大はやっぱり中条あやみに似ているときがあるな(笑)

全然ピンと来なかった『未解決の女 警視庁文書捜査官』

2018年06月11日 23時41分26秒 | ドラマ
公式サイト

まさかの今期初最終回。
全8回というのが、元々なのか打ち切りなのかはわからないけれど、
個人的には微妙なドラマだった(笑)

文書捜査官といって、
文字や筆跡をヒントに事件解決の糸口を見つけていく話だけど、
文字だけでそんなわかるかっていう疑念と、
別に他の刑事モノでも同じようなことやってるよねっていう印象が、
“文書捜査官”というタイトルとのマイナスなギャップを感じてしまい、
あまりのめり込めず。。。

最終回の洗脳とかもはやこじつけ感しかなく、
さらに事件の根本解決にも至らず、
岩城滉一の重要そうなのにチョイ役でしかなかった残念さもあいまって、
消化不良感しかない。。。
続編があるなら、話は別であるけど(笑)

刑事モノなので、1話完結型の見やすさはあるものの、
今クールのドラマを見て、
1話完結型と1クールを通じての連続型のメリット・デメリットがようやくわかったので、
別の機会に書いてみたいと思う。

瑛太が怪演すぎる『友罪』

2018年06月11日 23時37分00秒 | 映画


まさにタイトル通り、瑛太の怪演映画である。

友達がかつて世を震撼させた少年Aだったらどうするか
みたいなことを考えさせられる話だけど、
イマイチピンと来なかった。

これは復讐劇でもなければ、
事件の真相を究明する話でもなく、
子供や友達を失った人々の苦しみに焦点を当てたヒューマンドラマ。

事件の悲しみは、被害者遺族だけでなく、
加害者家族にも、心に大きな傷を負わせるというのは、
佐藤浩市の家族の在りようを見れば一目瞭然で、
特に彼の演技はいつも凄まじいものがあるなと思う。

ただ、これはややネタバレをはらんでしまうのだが、
佐藤浩市と少年Aは無関係。
別の事件である。
また、生田斗真も心に傷を負った役なのだけど、
これもまた少年Aとは無関係。
つまり、みんなそれぞれ別の事件を理由に心に傷を負っているのだ。
ここがピンとこなかった最大の理由。
事件に一貫性がなくて。。。(笑)

瑛太はもう本当に頭イッちゃってて、
ヤバイ感じがものすごく印象的でした。

おっさんの『スタンド・バイ・ミー』感あふれる『30年後の同窓会』

2018年06月09日 17時06分43秒 | 映画


男同士の友情を噛みしめる映画。

乳がんで妻に先立たれたドクが、
今度は息子の戦死を告げられ、
遺体を引き取ろうとするものの、
一人じゃ心細いからと、
かつてベトナム戦争で苦楽を共にした友人に同行を頼む、
そんな物語である。

30年ぶりの再会で、50代半ばの男3人の珍道中。
おっさんの『スタンド・バイ・ミー』感はある。

ひとりは妻と子供を亡くした悲しみの人、
ひとりは独り身の呑んだくれ、
ひとりはかつて“殴り屋”の異名を持った牧師という、
バラバラの性格。
30年という時は経っているものの、
思い出話に花を咲かせるうちに昔のノリが戻ってきて、
というのは、誰しもが経験あるだろうし、
とても共感しやすい話だと思う。

特に若気の至りの下ネタの昔話は、クッソ笑えた(笑)
キャスト自身が大爆笑しすぎてて、こっちももらい笑い(笑)

この3人にはベトナム戦争時にある秘密があり、
事情は明言されないものの、
その後悔の共有というのが、
さらに3人の絆を強くしていると感じた。

家族がいてもいなくても、
友達という存在は大事で、
時間が経っても変わらぬ男の友情はいいなと。
さらに言えば、楽しいときだけでなく、
辛い体験や苦しい体験を共有していると、
なおさらその結びつきは強いなと。

もはやドキュメンタリーな『万引き家族』

2018年06月09日 17時04分15秒 | 映画


映画というより、ドキュメンタリー。
「実録!いびつな家族」的な。
ってぐらい、出演者の演技がとてつもなく自然。

リリー・フランキーのだらしなさとか、
樹木希林のおばあちゃん感、
松岡茉優の笑わないフーゾク嬢、
チョイ役なのに存在感のある池松壮亮、
恵まれない環境にいる子役、
どれもが演技してるというより、
リアルそのもの。

特に安藤サクラがすごい。
あの妙なエロさを出す雰囲気や、
泣きそうなのにそれを我慢する仕草とか圧巻。
もはや映画を見ているというより、
彼らの生活を見ているようだった。

なので、映画として面白いかというと、個人的にはそこまで(笑)
海外で賞を取る映画はアート寄りで、
自分にはそんなに刺さらないだろうなと思ってたけど、
その予想はピタリ(笑)
まあアートじゃなくてドキュメンタリーだったけど。

監督自身も「一人の人に向けて作った」と言っていたけど、
僕はその一人ではありません(笑)

「こいつわかってねーな」と思われるかもしれないけど、
まあ映画に限らず、
作品はその人の主観や価値観に寄るところが大きいので(笑)
あそこまで話題になると期待ばかり膨らむ人が多いだろうし、
変にバイアスかかって見ちゃうと思うけど、
ぜひ自分の価値観に正直に見てほしいです。

ちなみに、子役の佐々木みゆが6歳ということで、
目黒の虐待死事件の子と同じぐらいなのだけれど、
この作品でも親から愛されていない役だったから、
余計に心が痛んだ。

12年前と同様に号泣な『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』

2018年06月08日 08時28分18秒 | 映画


12年前の9月21日、
渋谷の映画館でひとり号泣した映画は、
リメイクしても色褪せることなく号泣でした。

ちなみに12年前の感想(笑)
文章が下手で恥ずかしいけど。。。
https://blog.goo.ne.jp/waterboy4716/e/28dfe46111b7c87ab0f50866da21c34c


本作は、2006年にYUIと塚本高史が出ていた『タイヨウのうた』のリメイクである。

オリジナルは公開当時、YUIが19歳、塚本高史が23歳という初々しさ。
さらに調べたら監督の小泉徳宏って人も当時25歳という若さであった。
(ちなみにこの方は後に『ちはやふる』の監督も務めていらっしゃる)

邦画を洋画にリメイクとか、
どんな感じになるのだろうと思っていたけど、
ほとんど同じ展開。
オリジナルが好きだったから、変に改変されてなくてよかった。

でも雰囲気はだいぶアメリカン。
オリジナルは、高校生の男女の初々しさとまっすぐさが眩しい感じだったけど、
こっちは高校卒業の年齢でそこまで変わらないのに、
だいぶ大人な雰囲気。
キスの回数もオリジナルの10倍以上だった。
(ちなみにオリジナルは1回ポッキリw)

歌に彼氏の名前がついていたり、
最後に彼女からの手紙があるなど、
本作の方がより二人の関係性が強い印象。
その代わり、ヒロインの「生への執着」みたいなものは、
少し弱いかなと感じた。

ちなみに彼氏役は、
僕の殿堂入り俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの子供、
パトリック・シュワルツェネッガー。
セリフは棒読みっぽく聞こえるけど、
遠目で見ると父親に似ている(笑)

その彼が水泳で大学の奨学金を得るほどのスイマーな設定なのだけど、
「その泳ぎじゃ無理だろw」
というぐらいの不自然さ(笑)
まあ、水泳やってる人にしかわからないかもしれないけど、
自由形がフラフラしすぎ(笑)

そして、オリジナルを見た人なら、
ラスト、グッとくるものがあるはず。
これは「生への執着」がオリジナルよりも弱く描かれているからこそ、
成立し得るシーンかも。

オリジナル好きな人でもこれは大丈夫だと思う。

圧倒的な意志と覚悟の強さに心酔する『コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道』

2018年06月04日 23時15分28秒 | 映画


はぅわああああ。。。
本当にクッソ面白いな、このアニメは。
『アベンジャーズ』に勝つなら名探偵よりこっちがいい(笑)

今作で三部作ラスト。
トウキョウ租界の壊滅から終盤の大激戦まで、
あらゆるシーンがクライマックスで、すごく見応えがあった。

根底にある人間の価値観の相違や葛藤の連続が、
主義や思想のぶつかり合い、
己が信ずる正義の衝突に繋がっていて、
すごく人間味が溢れていると感じる。

最後の天空要塞ダモクレスでのバトルは全員が満身創痍で、
特にスザクとカレン、ジェレミアとアーニャなんか、
機体が動かなくなるまで戦い続ける彼らの闘争心がハンパない。

しかしなんといっても最も畏敬の念を持たなければならないのがルルーシュ本人。
精神の強さと非情なまでの決断力が圧倒的すぎる。。。
ラスト、親友に罰を残しつつも、すべての代償を支払う彼の、
人智を超えた意志と覚悟の強さがもう、、、
言葉では言い表せないほどの服従心を芽生えさせるわ。
こんにゃくの意志の自分、生きててごめんなさいと思うわ。。。

テレビでやっていたとき、見向きもしなかった自分を恥じます。

サノスがイキってる『デッドプール2』

2018年06月01日 00時57分33秒 | 映画


前夜祭で1日早いデップー2!
激しすぎるアクションと下ネタをふんだんに盛り込んだ
心温まるファミリー映画(笑)

笑いが完全にアメリカノリだから、
日本人からしたら好みは分かれそうだけど、
もはや映画好きのためにあるような映画。

とにかく他作品のネタがポンポン出てくるので、
映画をそれなりに見てないと元ネタがわからないっていう(笑)

ライアン・レイノルズが自身の“駄作”をネタにするとか、
日本の映画ではありえない事象(笑)
(まあそれで彼は今の奥さんと知り合ったわけだけどw)

しかも今回の敵が、
今絶賛上映中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、
ラスボスのサノスを演じているジョシュ・ブローリンってのが一番のツボ。
デップーにセリフで「サノス」とか言われてるし(笑)
『アベンジャーズ』の撮影中に今作のオファーが来たジョシュ・ブローリンは、
4時間で出演を決めたとか。

前夜祭なのにほぼ満席で、
絶対昔よりマーベル作品のファンが増えている気がする!!