【個人的な評価】
「午前十時の映画祭11」で面白かった順位:1/11👑
人生で面白かった映画:2/1782
ストーリー:★×900
キャラクター:★×900
映像:★×900
音楽:★×900
映画館で観るべき:★×900
【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
SF
タイムトラベル
カーチェイス
銃撃戦
ターミネーター
【あらすじ】
人類滅亡の“審判の日”が3年後に迫ったある日。
未来社会を支配するコンピューターのスカイネットから、
新型ターミネーターのT-1000(ロバート・パトリック)が送り込まれた。
どんな物体にも変化できる液体金属であるT-1000は、
未来で人類の指導者となる少年、
ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を抹殺する使命を与えられていたのだ。
そして、そのT-1000を追って、
T-800型ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)も再び現れた。
今度は味方として。
未来の人類の命運をかけた戦いが今始まる。
【感想】
「午前十時の映画祭11」にて。
1991年のアメリカ映画。
感無量すぎる。・゜・(ノД`)・゜・。
僕が映画好きになるきっかけとなった作品。
同じ映画はあまり何回も観ないけど、
これだけはたくさん観たと思う。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が公開されるまで、
ずっと人生で一番好きな映画だった。
オチを知っているのに今でも必ず号泣。
朝っぱらから目が腫れた(笑)
もう『ターミネーター2』しか勝たん。
前作とは比べものにならないほどのスケールなのよ!
前作が640万ドルの制作費に対して、
今作は1億ドルちょい。
いくら前作がヒットしたからといって、
15倍以上にもなるのすごいけど(笑)
とにかく無駄がなくてテンポよく進むから、
137分ずっとスクリーンに釘付け。
シーンが変わるときも、
必ずその直前のセリフに関連したシーンになるからわかりやすい。
だから、公開当時6歳の自分でもハマったんだと思う。
しかも、どの要素もずば抜けて強烈で。
冒頭でターミネーターが素っ裸で現れるインパクトの強さ。
執拗に無表情で追いかけてくるT-1000の怖さ。
バイクにまたがり片手でショットガンのリロードをするT-800のかっこよさ。
T-1000の液体金属という今観ても驚く映像技術の高さ。
2体のターミネーターによるバトルの壮絶さ。
T-800とジョンの交流から生まれる温かさ。
そして、ラストのT-800との別れの悲しさ。
2時間の間に、
興奮して、恐怖して、笑って、泣くっていう。
こんなに複数の感情を高いレベルで揺さぶってくる映画、
滅多にないからね。
だから、この映画が大好きなんだよ。
思い出補正を差し引いても、
この映画は本当に面白いと思う。
また、個人的にはサラのこのセリフが一番印象深いんだよね。
「ターミネーターは、片時もジョンから目を離さず、彼を守る。
怒鳴りも酒に酔いもせず、ジョンを見守ってくれる。
そしていざとなれば、命を捨ててジョンを守る。
父親代わりの男は大勢いたが、
その役を果たせるのはこのマシンだけ」
ってやつ。
最愛の息子を守れるのは、
未来において人類を滅亡へと導くターミネーターだったなんて、
皮肉すぎる現実。
この映画を超える作品、
今後出会えるのだろうか。
あまりにも名作すぎて、
この後の『ターミネーター』シリーズが
これを超えられていないってのもすごい話だけど(笑)
それにしても、みんな若いよなー。
30年前の映画だから当然だけど。
この前『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』でジョー・モートンを、
『ファイナル・プラン』でロバート・パトリックを観たけど、
本作では2人ともシュッとしてる(笑)
あと、エドワード・ファーロングの美少年さはヤバいね。