In Tongues / Entombed By Existence


UK発 Metal/Hardcore、In Tongues
2014年、6曲収録EP。

走るパートは暴虐なメタルさを、落としてくるビートダウン/モッシュパートでは極悪さを兼ね備えたメタル/ハードコアサウンドは、それだけだと昨今で今風なサウンドと捉えてしまいがちですが、In Tongues のサウンドはニュースクールハードコアが盛り上がり始めてきた辺りの、2000年前後のあの当時の、メタルを聴かないハードコアサイドの方からするとメタルさが強く出ていて賛否もあった、バンドで例えるなら レーベルの紹介にも出ている Prayer For Cleansing、個人的には BARRITOVERCASTAFTeRSHOCK、そして MORNING AGAIN 辺りのサウンドが思い出したり過ぎったりします。
緩急メタリックな悪いサウンドに悪いビートダウン/モッシュパート、そして咆哮する悪いボーカル。
もうサウンドからは極悪でダークな雰囲気しか漂ってこず、ただただかっこええの一言です。

本音源はリリースレーベル Atonement Records にてフリーダウンロード出来ます。
ダウンロード方法は、Select で Download-£0.00 を選択し Add to Cart をポチる。続いて Checkout をポチる。続いてメールアドレスと名前を入力し Complete Order をポチる。入力したメールアドレスに届いた Atonement Records からのメール (メールは自動返信なのですぐに届きます。) を開きリンクされたページに飛び、Instant Downloads のリンクをクリックしてダウンロード。
本音源の試聴は bandcamp にて出来ます。また、2012年のデモ音源 もなかなか良いです。
Brutal Metallic Hardcore !
Highly Recommended !!
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Lost Vital Spark / The Great Coercion


オーストリア発 Melodic Death Metal/Metalcore、Lost Vital Spark
2013年、6曲収録EP。

バンド自ら Modern Death Metal と称したサウンドは、愁いを帯びた切なげなギターのメロディーがメロディック好きのツボを刺激してくるメロディックデスメタル度の高いサウンドで、そこにメタルコアな要素が程好く加わった展開を見せたりもしますので、モダンなデスメタルという紹介も納得のサウンドです。。日本人好みのメロディアスさ、といっても個人差はあると思うのですが、Lost Vital Spark の切なげなメロディアスさは、やはり日本人好みではないかと思うのです。。4~6分台の楽曲にはそれぞれに耳に残るメロディアスなフレーズがあり、そして何より、収録曲全てがなかなかのかっこ良さなのです。。曲展開はメロデスな疾走一辺倒ではなく、ミドルでメタルコア/ハードコアなパートが半々ありますので、正直、もう少し疾走パートが欲しいなぁとも思うのですが、メロディアスさ、激情ハードコアなエモーショナルさがその思いを抑え、耳を惹きつけるのです。。ボーカルは 3、5曲目で軽くノーマル声が入りますが、ロウに叫び歌う咆哮ボイスがメインのスタイルです。

本EP音源は bandcamp にて試聴&フリーダウンロード出来ます。
聴き応えのある、実にかっこいい音源です!
2009年の 1stフルアルバムもフリーダウンロード出来ます。
facebook

まずは本EPの 1曲目 「Commerce」 を試聴してみてください。

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Slaughtered Memories / How to Purify the Devastation


チリ発 Deathcore/Metalcore、Slaughtered Memories
2011年、8曲収録EP音源。

デス声、喚き声含めメロディックデス/ブラック並みに疾走するパートと、ヴィーヴォーなボーカル含めブルデス並みな極悪パートが交錯する展開の楽曲は、程好くメロディックに走ってはズリ落とし、トドメで更に引きズリ落とす、デスメタル/ハードコアなサウンドです。
正直、数多く存在するこの手のサウンドのバンドの中では十把一絡げになってしまうかもしれませんが、楽曲はなかなかに佳曲揃いで、ギターのソロ、というほどはないのですが、メロディックなフレーズは耳を惹きますし、音源通してなかなか聴き応えのある、全 8曲、約 22分です。

本作は facebook からフリーダウンロード出来ます。
メロディックデス寄りのサウンドが好きな方にお勧めしたい音源です。
Recommended !

本作の 5曲目 「Ravenous Hunger」、7曲目 「Innocent Lives」

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Depravation / II​:​MALEDICTVM


ドイツ発 Blackened Hardcore、Depravation
2013年、9曲収録 1stアルバム。

サウンドを紹介する際にブラックメタル/ハードコアと記しています様に、喚き叫ぶボーカルや走るパート、楽曲の持つ暗い雰囲気からはブラックメタルな邪悪臭が漂っておりますが、楽曲の展開にはスラッジな重苦しいパートもあり、楽曲は疾走メインというわけではなく、どちらかといえばミッドテンポが軸となったブラッケンドなハードコアサウンドです。。ビートダウンの様な、いかにもな展開はありませんが、楽曲は腕をぶん回したくなる程、なかなかのモッシーさがあります。
怪しいイントロで始まり、怪しいイントロで幕を閉じる、全 9曲、約 28分。

本アルバムはバンドの facebookbandcamp にてフリーダウンロード出来ます。
Highly Recommended!

P.S. thank you, Depravation
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Outer Heaven / Demo 2013


US発 Death Metal/Hardcore、Outer Heaven
2013年、7曲収録デモ音源。

本デモ音源は バンドの Facebook にてフリーダウンロード出来ます。
バンドのbandcamp では全曲の試聴が出来ます。

バンド自ら本デモ音源を 「for fans of head banging and satan」 と紹介、サウンドの紹介タグでは Metal/Doom/Hardcore/Metallic Hardcore と記し、また、影響を受けたバンドの中に Incantation の名前が挙がっているのも納得な、ゴーリーでブルータルなデスメタリックハードコアをぶちかましております。更にボーカルもニヤける程に極悪で、もう楽曲からは悪い臭いしか漂ってこないのです。

激速パートも組み込んでいるのでデスメタル/メタル度が高いのかといえばそうでもなく、ミッドでドゥーミッシュでモッシーにズリ進む展開の方が楽曲の軸になっている様に感じますので、メタルサイドの方よりも、ハードコアサイドのデスメタリックなサウンドが好きな方の方がお気に召すのではないかと思うのです。Outer Heaven を聴いていますと、日本の Guillotine Terror に近い雰囲気を持っているなぁ、と毎回思うのです。

なかなかなに極悪でブルータルなかっこいい音源です!
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Pledge of Silence / Demo 2006


フランス発 Hardcore/Death Metal、Pledge of Silence
2006年、5曲入りデモ音源。

1曲目を聴き終えた感想はデスメタリックでミッド主体のハードコアかな、と、まずまずな印象だったのですが、2曲目からは Fury Edge 色も出た悪さ撒き散らす暴動誘発モッシー/ダンサボーハードコアサウンドで、これがデモ音源とはいえ なかなかのかっこよさなのです。。デスメタリックさは程々ですがサウンドの重心は低く、ボーカルの悪さもブルタル度を上げ、なにより楽曲の出来が良く、収録されている 5曲共に聴き応えがあります。。
本音源はネットレーベルによりフリーダウンロード出来ます。

2008年に本音源収録の 5曲+新たに 4曲の計 9曲入りの音源がリリースされているみたいなのですが、MP3音源での販売しかみかけませんなぁ。。
現在も活動はしているみたいです。
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Stanmarsh / Guilty


ベラルーシ発 Metal/Hardcore、Stanmarsh
2012年、4曲入りEP。

前作からメンバーチェンジもあったみたいで、少しサウンドの雰囲気が変わった様に感じます。。メタルさはあるのですが、よりオールドスクールでストレートな勢いが増し、その分メロディックデスメタルな要素が薄くなると共にメタルなメロディアスさが減り、ハードコアなメロディアスさが強くなったかなぁと。。。本作から歌詞が英語になったみたいです。

本EP音源はバンドのfacebookにてダウンロード出来ます。
個人的には前作までの様にもう少しメタルメタルしてほしいなぁ、というのも正直な感想です。
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Stanmarsh / Somebody has to say


ベラルーシ発 Melodic Death Metal/Hardcore、Stanmarsh
2011年、10曲入りアルバム。

本音源はネットレーベルにてフリーダウンロード出来ます。

前作、2008年のEP音源のサウンドの流れを汲みつつも、更にメロディックさ、ブルータルさが研ぎ澄まされ、勢いと重厚さ、そして悪さも増したメロディックデスメタル/ハードコアサウンドへとシフトアップしました。。。ボーカルの咆哮も変わらず、楽曲のブルタルさ、勢いを更に上げております。。縦に横にとザク斬るギターが暴れたくなる衝動を駆り立て、それでいてメロディアスさが耳に残り、アルバム通して聴き応えがあります。
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Stanmarsh / Four Last Things


ベラルーシ発 Melodic Death Metal/Hardcore、Stanmarsh
2008年、7曲入りEP。

典型的でベタなメタル/ハードコアサウンドといえばそうかもしれませんし、まぁ、実際そうだと思います。。ですが、メロディックデスメタルさが強く出たサウンド、程好いハードコアさ、ツインにて叫び歌うボーカル、そして何より楽曲がなかなか かっこよろしいです。。

2010年にネットレーベルにてフリーダウンロード音源としても発表されています。
私はかなり気に入っているのですが、この手のメタルコアなサウンドでも気に入る、気に入らないのツボがそれぞれにあると思いますので、なにはともあれ、全曲試聴出来ますので、チェックして頂くのが確実かと。。
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Decades of Despair / Throes of the Wretched


フランス発 Melodic Death Metal/Hardcore、Decades of Despair
2009年、5曲入り EP音源。

2007年の 3曲入りデモ音源 「Beneath The Ruins」 は、ハードコアなブルータルさ、メロディックデスメタルな劇的さが、もう思わず唸ってしまう程のかっこよさでした。このデモ音源は 試聴&フリーダウンロード出来ます。

2007年のデモ音源の流れを汲んだメロディックデスメタル/ハードコアサウンドは、更にメタル度を上げ、メロディックさ、激しさも増し、その分ハードコアな要素は薄れましたが、もうメロディックデスメタルと紹介してもいいくらいで、バンドの Facebook でもサウンドを Melodic Death、 又は Epic Melo Black Death Metal とも紹介していますな。。
メロディックさ、スラッシーな疾走、ハイとロウが交錯するボーカル、そして、畳み掛ける勢い。
試聴は Facebook にて。
デモ音源曲も再録してほしかったですが、本作収録音源も実にかっこいいです。
本音源の CD、もっと流通させてほしいですなぁ、デジタル販売がメインみたいなので。。

2011年には 2曲収録のシングルがリリースされているのですが、更にメタル化が進み、というか、もはやハードコアな要素はなく、その為雰囲気が変わったかなぁ、と。。否定はしませんが、2007年のデモ音源と 2009年のEP音源のサウンドがやはり好きです。
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