Postmortem Promises / On Broken Foundations


UK発 Death Metal/Hardcore、Postmortem Promises
2010年の 10曲入り 1stアルバム。

バンドの MySpace にて 本アルバムの 5曲目に収録されている "Self Righteous" を初めてチェックした時、楽曲のデスメタルさ、モッシュフルさ、極悪さ、そしてダウンテンポしてからの約 2分近くあるギターソロパートという曲展開のかっこよさに、もう思わず体が仰け反ってしまいましたのです。。。

3~5分台の楽曲で全10曲、トータル約 37分の本作。
曲展開の中でツタタタとデスメタルに走るパート、モッシーでハードコアに走るパートは組み込まれてはいますが、楽曲はあくまで重く這いずるか如くのデスメタリックなミドルテンポがベースとなっています。。そのミドルテンポからの更にシフトダウンしてくる曲展開がこれまたニヤける程に悪さプンプンで、家で聴いていても思わず暴れたい衝動に駆られるのです。。。そして、更に極悪さを増させているのが猛獣系咆哮ロウデスヴォイスのヴォーカルさんです。。楽曲にはシンガロングパートも組み込まれていて、暴れて熱くなるだけでなく、一緒に叫んで熱くもなれます。。

結局、個人的に気に入ったギターソロが入った楽曲は、アルバム中 5曲目の 1曲だけで、アルバム通しては、いわゆる Deathcore と紹介されるサウンドですかなぁ。。どうせならもっとギターソロパートを組み込んで、他のバンドとの差別化をアピールしてもよかったのに....と、余計ながらも思ったりするのです。。まぁ、何だかんだ言ってますが、このデスメタリックさ、落とし方は個人的に気に入っております。。MySpace、または、本作の 5曲目 "Self Righteous" (このライブver ではギターソロは少し短いです。。) のライブ動画をチェックしてみてください。

Postmortem Promises / Self Righteous


バンドは残念ながら解散したみたいです。。。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

DRAGON×SCREW / 心響ノ十


宮城は仙台発 Metallic Hardcore/Punk、DRAGON×SCREW
2008年の 10曲入り 2ndアルバム。

2005年の 1stアルバムは紹介していませんでしたが、個人的お気に入り音源の一枚でして、その 1stアルバムから 4曲が再録された本 2ndアルバムは、前作より更に熱く、聴く者の内に訴えかけてくる、正にアルバムタイトル通りの心に響くハードコア/パンクサウンドが叩き出されています。。

激しさの中にも日本人らしい歌謡曲的なメロディアスさを持った楽曲にて構成された本作は、ハードコアパンクに突っ走る楽曲、キャッチーさも兼ね備え、思わず口ずさみたくなるメロディックな楽曲、そして、本アルバムのリリースレーベルが同じバンド、SEX-virgin killer- の雰囲気に近い歌謡曲メタルな楽曲、と、激しくささくれ立った要素だけでなく、耳に、胸にするりと入り込んで気合をくれる情みたいなものも持ち合わせているサウンドなのです。。。日本語詞にて力強く歌われるヴォーカルさんは何とも艶のある歌声で、バックの演奏に押されることなく歌詞が聴き取れる様に歌い上げ、なかなかに耳を惹きますのです。。

ハードコア/パンクなサウンドとはいえ、メロディアスですので幅広く多くの方にアピール出来るサウンドだと思います。。下で紹介しているのは 本 2ndアルバムのラストに収録されている "STRANGER" のライブ動画です。かっこいい、気合の入るサウンドを求めている方は ぜひチェックしてみてください。

3/11 に発生した地震によりメンバーさんの無事を案じていたのですが、ドラムの NOBUAKI さんのブログ によるとメンバーさんは ご無事みたいで良かったです。少しでも早く状況が良くなり、バンドの活動が再開され、関西方面にもライブに来てほしいと願っております。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ACROSTIX / Dear Daily Life


日本、三重発 Hardcore、ACROSTIX
2010年の 8曲入り 1stフルアルバム。

以前に スプリット12'LP と 6曲入り12'EP 音源を 紹介 しております。
2004年の Contrast Attitude とのスプリット音源時はミッドテンポベースで AmebixFilth of Mankind の様な雰囲気を持ち合わせていたのですが、2006年の単独音源ではメタリックさが増した疾走する日本語詞のハードコアサウンドへとシフトチェンジされたサウンドでした。。。
そして、この 1stフルアルバムでは、前作の単独音源でのサウンドを更にシフトアップしてメタリック度が増し、それに伴い楽曲の疾走度も増し、海外の日本のハードコア好きが歓喜するであろう (勝手な推測です。。)、これぞ、いや、これがジャパニーズメタリックハードコア、なサウンドとなりました。。。激しい中にも日本人らしい&ならではのメロディアスさが組み込まれた楽曲は、聴く者の感情を高ぶらせ、気合をくれるのです。。。5曲目の "静寂" 以外は英語のタイトルですが、歌詞はメッセージ性の強い日本語で、力強く、且つ、しっかりと聴き取れる様に歌われるヴォーカルさんが、これまた楽曲を更に熱くさせる良い仕事をされているのです。。。

下で紹介しています MV は、本 1stアルバムの 1曲目"Sacrifice" です。
この曲を聴く度に、かっこよさで震える拳が突きあがるのです。
ぜひチェックしてみてください。

ACROSTIX / Sacrifice

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )