War of Ages / Arise and Conquer


US発 Melodic Metal/Hardcore、War of Ages
2008年の 10曲入り 3rd (枚数では 4枚目) アルバム。

以前 にも音源を紹介しております、個人的に気に入っているバンドです。
いわゆるメタルコアなバンドでブルータルデスメタル寄り、グラインド寄り、カオティック寄りだったりのエクストリームなサウンドを出すバンドが多い昨今、正統派なメロディックへヴィーメタルがベースとなり展開する楽曲は、1st音源時から変わることなく貫かれていて、この一徹ですらある姿勢は実にかっこがええです。。
スタスタと走るパートはあるものの、全体的にはあくまでスッタンスッタンと程好いテンポで走る曲展開がベースとなっていて、その曲展開の中でモッシーに落してくるハードコアな展開が組み込まれたサウンドは、ツインギターでのメロディアスなメロディー/フレーズが随所で耳を惹き、且つ、聴いていると自然とリズムに合わせてヘッドバンギングしております。。。ヴォーカルさんのスタイルも変わらず、シャウトなデスヴォイスで力強く叫び歌い、また、随所で組み込まれているシンガロング/コーラスパートが実に熱く、家で聴いていても思わずメロイックサインをした手が突き上がりますのです。。中でも 3曲目"Through The Flames" でのシンガロングは燃えます。。
上でリンクしました MySpace にて、この 3曲目も試聴出来ますので、
ぜひぜひチェックしてみてください。。
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Flagitious Idiosyncrasy in the Dilapidation


日本発 女性グラインドコアバンド、
Flagitious Idiosyncrasy in the Dilapidation
2008年の 17曲入り 1stアルバム。

ヴォーカルの Makikoさん といえば、デモCD-R ながら個人的名盤ゴアグラインド音源、バンド、
Tremendous Terror にて強烈なスクリームを発せられていた方ですなぁ。。

楽曲は全編突っ走りまくりな曲展開ではなく、とはいえ、勿論激速なパートが殆どなのですが、程好く緩急が付き、また、程好いロッキンなギターのフレーズがあったりと、ひねり と言うとちと表現に語弊があるかもしれませんが、ひたすらに一直線にひた走るグライディングサウンドではなく、少しだけ寄り道もあったりする激烈サウンドです。。その激な楽曲を更に強力に仕立てているのが、ロウとハイにて咆哮し叫ばれるヴォーカルワークでして、これがまた実に強力なのです。。

ぶっ飛ばしながらもノリが良くて自然と頭も揺れる、聴いていて実に気持ちのいい、全17曲、約31分の激烈サウンドです。。MySpace にてぜひチェックしてみてください。
Obscene Extreme Fes や MARYLAND DEATH Fes にも出演されていて、その時のライブ映像が YouTube にいくつかアップされていますが、MARYLAND DEATH Fes 時のインタビュー もアップされてますので、こちらもぜひチェックしてみてください。。
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Putrefying Cadaverment / Necrosadistic Defilement


US発 Slamming Brutal Death Metal、Putrefying Cadaverment
2008年の 7曲入り音源。

以前 にデモ音源をご紹介しました、個人的にお気になバンドです。
以前の紹介の時にも少し触れましたが、この手のズリズリに落しまくるブルータルデスメタルサウンドを出すバンドは数多く存在しますので、その中にあってこの Putrefying Cadaverment のサウンドが突出してどうこうというのは、正直ない (と言い切ると、ちと言葉が悪いですが。。。) のですが、それでもこの走ってはえげつないまでにズリズリに落してくる曲展開は、実にかっこがよろしいです。。また、ヴィーヴォーなえげつないヴォーカルさんも下品で堪らんのです。。

この緩急のついたブルータルサウンドは、聴いているともう体が自然とピクついてきます。
ぜひ MySpace にてチェックしてみてください。
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Ties That Bind / World Funeral


ドイツ発 Beatdown Hardcore、Ties That Bind
2007年の 7曲入り音源。

リンクしました MySpace の ブログ のところから、この 7曲入り音源がフリーでダウンロード出来ますので、まずはぜひチェックしてみてください。。

楽曲は中速で走るテンポがベースとなりつつも、その曲展開の中で程好く疾走するパート、ズリズリに強力に落してくるパートが組み込まれております。。楽曲には程好い塩梅にメタルなエッセンスが散らされており、また、ヴォーカルさんもロウに咆哮するタイプで、これがもう実にかっこのよろしい極悪ビートダウンハードコアサウンドなのです。。兎にも角にも、このビートダウン/モッシュパートを聴いて大人しくしていろと言う方が無理な話です。家で聴いていても 「暴れずにはいられいでかっ!」 状態で、もう体が自然と動き出してしまいます。。
個人的にこのメタリックさ、そしてビートダウン/モッシュフルな落し具合が、もう見事にツボのど真中を突き刺しましたので、この Ties That Bind については良いことしか言わんとです。。堪らんかっこええです。

先にも書きましたが、この音源はフリーでダウンロード出来ますので、
ぜひぜひチェックしてみてください。。
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NoveLis / リヴァイア国物語


日本発 ファンタジック ネオクラシカル ヴィジュアル系、NoveLis
2008年 5月リリースの 9曲入り 1stアルバム。

以前に少しだけ話題に触れたことがあります、
個人的に気に入っているバンド、NoveLis。。
ネオクラシカル と言っても、いわゆるへヴィーメタルなネオクラシカルなサウンドではなく、あくまでそういう要素がある、というぐらいのクラシカルさです。。サウンドにメタルなフレイバーを感じなくも無いですが、あきらかにメタルな要素が加えられているという訳ではないので、メタル好きの方にもお勧め、とは言えないですが、ヴィジュアル系バンド好きで、且つ、メロディックメタル好きの方はお気に召すサウンドかもしれません。。
切なくも愁いを帯び、且つ、キャッチーさも兼ね備えたメランコリーなメロディーは、実に日本人らしい歌謡曲さが含まれていて、これがなかなかに耳を惹くのです。。これからの活動に期待したいなぁ.....と思っていたら、なんと Keyメンバーさん以外の 4人のメンバーさんが脱退されるそうで。。残念ですなぁ。。。
ぜひ MySpace にてチェックしてみてください。。
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摩天楼オペラ / GILIA - 瑠璃色で描く虹


ジャパニーズロック、摩天楼オペラ
以前に 紹介 しました Jeniva の ex-Vo と Drさんがおられます。。

GILIA
2008年 5月リリースの 5曲入り 1stミニアルバム。
モダンメタル、ゴシックメタルなエッセンスを少し含んだサウンドは、メロディアスでメランコリーで切なげで、且つ、キャッチーさも兼ね備えていて、これぞジャパニーズヴィジュアル系ロックサウンドで、今作も実にかっこがよろしいです。。前作までのサウンドと大きくは変わりませんが、メンバーさんが少し変わっていたりということもあり、サウンドの幅が少し広がった様にも思います。。ですが、エモーショナルに歌い上げる、少し独特なヴォーカルさんの歌声によって、サウンドは変わらずに筋が通っております。。ただ、個人的な勝手な感想としましては、今作での Key はそれ程前面には出過ぎない取り入れられ方がされていますが、前作のシングル音源の様な程好いシンフォニックな感じの取り入れられ方の方が好きなんですなぁ。。。

瑠璃色で描く虹
2008年 3月リリースの 3曲入りシングル。
いつまでも未練たらしく以前に活動されていた Jeniva の音源と比べることはしたくはないのですが、などと言いながらも、この 3曲入りの 2ndシングルは その Jeniva の雰囲気に少し近いかなぁ、とも思ったりするのです。。。いやしかし、このシングルに収録されている 3曲共に実にかっこがええです。。程好くシンフォニックに取り入れられている Key が楽曲の劇的度、メロディアス度を上げた、メロディックメタル/ゴシックメタルな香りの強く出たサウンドは、個人的にもう耳を惹かれまくりなのです。。また、絶叫ヴォイスも取り入れられたヴォーカルワークもかっこがええのです。。ほんと勝手な意見なのですが、このシングルに収録されている様な楽曲がもっと聴きたいなぁ.....と。。。

先にも少し触れましたが、今でも Jeniva の音源が好きです。
まぁ、無理な話だとは思うのですが、いつか 摩天楼オペラJeniva の楽曲をやってほしいなぁ....なんて思うとります。。Jeniva の楽曲が、もうこのまま日の目を見ないのは凄く惜しい気がしますのです。。
初期の Jeniva について書かれているブログがございますので、勝手ながらリンクさせて頂きました。。摩天楼オペラ ファンの方もぜひチェックしてみてください。。
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Versaille / Noble


日本発 Melodic Metal/Rock、Versailles
2008年の 12曲入り 1stフルアルバム。

以前にリリースされている音源も 紹介 しております、
個人的に気に入っているバンド、Versaille
前作の 7曲入りの音源のサウンドの流れを汲むメロディアスでメタルな要素の組み込まれた楽曲は、メロディックパワーメタルな疾走ナンバーをメインに、ミドル、バラードナンバー、そして、11曲目には 9分台の楽曲も収録され、楽曲の随所で耳を惹くメロディー、フレーズが搭載され、実にメロディアスでドラマティカルな曲展開をみせます。。
メタルが好きで、また、いわゆるヴィジュアル系なバンドも好きな私が、こういう贅沢なことを言うと罰が当たるかもしれませんが、正直、この 1stフルアルバムは、ちとアクが弱いというか、もっとクドイ部分があっても良かったのではないかと思うのです。。結構すんなり、というか、ストレート過ぎるのですなぁ。。いや、今でも十分にアクが強いと思われる方もおられるとは思いますが、個人的にはもっとやり過ぎなくらいのドラマティカルさ、クサさ、そして更なる日本人らしい歌謡曲さなどが前面に出てもよかったのではないかとも思うのです。。

まぁ何だかんだ偉そうに言うておりますが、気に入っておりますです。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Mourning Beloveth / A Disease for the Ages


アイルランド発 Doom Metal、Mourning Beloveth
2008年の 5曲入り 4thアルバム。

個人的に好きなバンドでして、前作までの音源も 紹介 しております。
前作の 3rdアルバムを紹介する時にも少し書きましたが、サウンドはアルバムのリリースごとに少しですが雰囲気が変わってきてる様に感じますのです。とはいえ、あくまでスタイルは Doom Metal ですので、サウンドが大きく変わることはないですし、また、私が感じた様なサウンドの変化を感じない方もおられると思います。。

明るいといった要素は一切なく、切なげでメランコリーにゆったりと進む曲展開は今までと変わらずに徹底してます。。ただ、個人的に特に好きな 1stアルバム 「Dust」 にて取り入れられていた様なクリーンヴォーカルが、3rd、そしてこの 4thではほとんどと言っていいくらいに絡まなくなりました。。また、楽曲は先にも書きました様にメロディアスなのですが、これも 1stの頃の様なメロディアスさではなく、デスメタル寄りな (と言うとちと語弊があるかもしれませんが....) 硬さのあるメロディアスさなのですなぁ。。

まぁ、何だかんだと言うておりますが、好きなバンドですし、好きなサウンドであります。
ただ、個人的にはもう少しクリーンヴォーカルが絡んで欲しいとは思いますが。。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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