Bloodhound


US、テキサス発 Death Metal/Beatdown Hardcore、Bloodhound

Black Masses / 2018年、4曲収録
Bloodhound / 2017年、4曲収録
Extinction / 2014年、5曲収録

楽曲は程々に走るパートはあるもののデスメタリックでミッドテンポな重低速がベースとなり、そこからの落としてくる展開が分かっていても堪らんかっこええデスメタリックビートダウンハードコアで、いわゆる昨今のモダンさはなく、あくまでオーソドックスなサウンドスタイルですが、それでも、こういうサウンドを求めている方には十分に悪さを満たしてくれるサウンドではないかと。。ギター含め若干スウェディッシュデスを匂わすサウンドが何とも堪らんのですが、この頭も触れて腕もぶん回せるメタルでモッシュフルなサウンドは、どんな栄養ドリンクよりも元気がみなぎって力をくれるサウンドです。


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WOAT / Demo 2018


ドイツ溌 Heavy Hardcore/Powerviolence、WOAT
2018年、6曲収録 1stデモ。

この WOAT もそうですが、サウンドをヘヴィーハードコアと紹介しているバンドのヘヴィーさと、聴く側が勝手に期待するヘヴィーさは、勿論、聴く側の個人の好みの問題ではあるのですが、少し解釈に違いがある様に思うのです。。バンドは上記の様なサウンド紹介をしていて、何となくは想像出来るのですが、正直、試聴しないと実際のサウンドは分かりにくい感じなので、私は端的にデスメタリックビートダウンハードコアと紹介します。。デスメタリックではありますがあくまでハードコアでストレートさがあり、スラミングというよりはビートダウンなズリズリさで、なかなかに極悪なモッシュサウンドで、バンドのロゴやジャケ写も悪くて良いです。。こういうドイツのバンドを聴くと以前に紹介しているドイツの Capital Punishment が聴きたくなるのです。。個人的な話、学生の頃ドイツのメタルバンドがきっかけでうるさい音楽が好きになったというよしみもあり、今でもドイツのバンドは贔屓目です。

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本音源の 4曲目 「Raw」

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Nihilith / Tragedies of the Wicked


US溌 Brutal/Slamming Death Metal、Nihilith
2018年、6曲収録 1st音源。

いわゆるえげつないブルデスボーカルではなく、ハードコア寄りの咆哮デスヴォイス (あくまで個人比です) なのも一因していると思いますが、サウンドはどろどろとしたゴーリーな感じではなくドライで固いハードコアさを感じるので、また、勿論十分スラミングはしていますがあまりエグさやクドさも程々 (あくまで個人比です) なので、デスメタリックなビートダウンが好きな方もいけるのではないかと。。このボーカルとサウンドは個人的に妙に気に入ったのですが、狭いながらも奥が深いこの手のジャンルのサウンドの中でもお気にのポイントが各自にあると思いますので、これからも試聴の数を打って聴き掘っていかないといけませんな。

Bandcamp - http://nihilithslam.bandcamp.com

本音源の 4曲目 「Nadir」

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