Violator / Chemical Assault


ブラジル発 Thrash Metal、Violator
2006年の 10曲入り 1stアルバム。

曲の展開でテンポチェンジ/ダウンテンポになるパートは組み込まれてはいますが、全10曲、ひたすらにスタスタと突っ走る非常に気持ちのいいスラッシュサウンド。。。正直、型にはまっている、目新しさがない、典型的なスラッシュサウンド云々.....と言い出すと確かにそのとおりなのですが、そんなものは聴いてかっこよければ関係のないことなのです。。この思わず体を揺らすノリの良いギター、高めにシャウトするヴォーカル、気持ちの良い疾走感を叩き出すリズム隊。。そしてなにより、兎にも角にも楽曲がかっこいいです。。もうこのサウンドを聴いて、じっとしていろというのは無理な話です。家で聴いていても、思わずコンポの前で一人モッシュピットサークルです。。いやー、このサウンドは聴いていると元気が出てきますなぁ。。メンバーさんの見た目も堪らんのです。。

楽曲は 3分台が中心の全10曲、約 37分。
少し曲の長い Municipal Waste と紹介しても過言でないくらいのスラッシュサウンドですので、Municipal Waste 好きの方でこの Violator を未チェックの方は、ぜひとも HP、MySpace にてチェックしてみてください。。
YouTube にて、アルバムの 2曲目 "UxFxTx ( United for Thrash )"
7曲目 "Toxic Death" のライブ動画がアップされてますのでこちらもぜひ。。
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Wolfchant / A Pagan Storm


ドイツ発 Epic Pagan/Viking Metal、Wolfchant
2007年の 11曲入り 2ndアルバム。

前作の 1stアルバムの流れを汲んだサウンドながらも、この 2ndアルバムではギターの奏でるメランコリックでフォーキッシュで牧歌的なメロディーが、より印象的、且つ、勇敢で耳に残る様になったなぁ.....と、聴いていて強く感じます。。。メインの喚き歌うヴォーカルに、随所で絡むノーマルヴォイス/コーラスがこれまた何とも勇敢度数を上げていてかっこええのです。。。楽曲のテンポは前作同様に程好く疾走するのですが、この2ndでは少し速度が上がったパートが多く取り入れられているかなと思います。。
いやいやしかし、アルバム通して絶えずメロディアスに奏で続けるギターのメロディー/フレーズは、メロディック好きには堪りませんな。。個人的な話、特に 5曲目"A Wolfchant from the Mountain Side" での印象的なギターのメロディーには、思わずメタルが好きで良かった.....と、思わず窓から遠い空を眺めてしまいました。。。

全 11曲、約 51分。
実に聴き応えのある、かっこええ音源です。。
HP、MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Wolfchant / Bloody Tales of Disgraced Lands


ドイツ発 Epic Pagan/Viking Metal、Wolfchant
2005年の 13曲入り 1stアルバム。

程好く走るパートは組み込まれてはいますが、楽曲はツッタンツッタンとしたゆったり目のミッドテンポがベースとなり、その上をメランコリックで牧歌的、且つフォーキッシュなギターのメロディーがアルバム通して印象的に奏でられる、なかなかにメロディアスで、聴いていると自然と体かリズムを取っているノリのいいサウンドです。。程々に喚き叫び歌うヴォーカルさんは、このメロディアスな楽曲にはちょうどいい塩梅ではないでしょうか。。。
全13曲、約61分。。
正直、同じ様な感じの楽曲が多いので、後半はちとダレ気味になってしまうのも否めない点ではあるのですが、この何ともドイツのバンドらしい (というと、ちと語弊があるかもですが...) メロディックさ、そしてこのマニアックさは、なかなかに惹かれますのです。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Extinction of Mankind / Northern Scum


UK発 クラスト/ハードコア、Extinction of Mankind
2006年の 10曲入り 3rdアルバム。

以前 に紹介しております 2ndアルバムは、もうどこから聴いても Extinction of Mankind節 が貫かれていて、実にかっこいいサウンドなのです。。。で、この 3rdアルバムでも相変わらずのジャキジャキな感触で気持ちメタルなギターサウンド、そして、ズカドカズカドカと程好い疾走感でひた走る楽曲は、実に硬派で、且つ、我が道を行くサウンドでして、もう堪らなくかっこええのです。。ダミーで力強く叫び歌い、聴けば直ぐに Extinction of Mankind だと分かるこのヴォーカルさんも、実に味があってかっこええんですなぁ。。

どんなサウンドか MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
Bolt Thrower 辺りのサウンドがお好きな方にぜひお勧めしてみたいですなぁ。。
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garmonbozia / s/t


US発 Emotional Dark Crust/Hardcore、garmonbozia
2004年の 7曲入り 1st音源。

女性ヴォーカル、女性チェロ奏者を有する garmonbozia のサウンドは、叙情的で悲愴感が漂い、明るいという要素は欠片もなく、ただひたすらに暗く、しかし、楽曲は胸を突き刺すくらいに激情、且つ、ドラマティカルなのです。。。そのドラマティカルさを増させているのが、楽曲の前面に取り入れられ、アルバム通して始終メランコリーで切なげなフレーズを奏でているチェロの存在です。楽曲の随所で耳を惹くフレーズ/メロディーを組み込んでいるのですが、バンドのサウンドに違和感なく溶け込んでいます。。楽曲は走るパート、静のパートが交錯し、緩急ついて展開します。。。楽曲のメロディアスさ、メランコリーさを際立たせているのは先にも書きましたチェロの存在が大きいのですが、邪悪でブラッキッシュに叫び歌うヴォーカル、Mariko嬢の存在も実に大きいと思うのです。。時折ノーマルヴォイス、スポークンなヴォーカルを取り入れてはいるものの、アルバム通してひたすらに喚き叫び歌うヴォーカルワークは、悲痛で悲愴感が漂い、且つ、邪悪臭も漂うのです。。。
楽曲にはメタルな要素も含んでいますので、ブラックメタルがお好きな方にお勧めしてみたいなぁ....と思ったりもします。。リンクしました MySpace にてぜひチェックしてみてください。
バンドは残念ながら解散したみたいですな。。。
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The Agonist / Once Only Imagined


カナダ発 Melodic Metal/Metalcore、The Agonist
2007年の 11曲入り 1stアルバム。

メランコリーで切なげなメロディーが随所で奏でられ、また、重たくモッシーに引きずるパートも組み込まれた、美しくもメロディアス、エモーショナルながらも激しさを兼ね備えたメロディックメタル/メタルコアサウンド。。。凄まじいまでの咆哮ヴォーカル、そして、エモーショナルで伸びやかに歌い上げるノーマルヴォイスを使い分けるヴォーカルの Alissa嬢 の存在は、そのヴォーカルワークのエクストリームさに耳を惹かれ、その美しい容姿に目を惹かれるのです。。。楽曲のテンポはスタスタと走るという感じではなく、どちらかといえばミドル中心で緩急が付き、そこにデデンデデンなモッシーパートが組み込まれていたり、エモーショナルなパートが組み込まれていたりします。。

アルバム通してなかなかに聴き応えのある楽曲が揃っております。
以前 に紹介した In This Moment の雰囲気に近いといえば近いですな。。
リンクしました MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Splitter / Avskrackande Exemplar


スウェーデン発 グラインドコア、Splitter
2007年の 21曲入り 1stフルアルバム。

以前 に 2004年のデモ音源を紹介しておりまして、個人的に気に入っているバンドです。
その以前紹介した時に、同郷のグラインドコアバンド、Retaliation に雰囲気が近いなぁ....と感じたのですが、この 1stアルバムでも相変わらずのぶっ飛ばし具合に絶叫しまくりなヴォーカルが、もう有無をも言わせぬ勢いで畳み掛けてきます。。ただ、ぶっ飛ばし一辺倒ではなく、途中、速度ダウンするパートが組み込まれている楽曲があったり、ややカオティックな暴発をみせたり、また、曲によってはメロディックブラックメタルライクにも疾走します。。ブルータルなんですが、以外にメロディアスなフレーズが多く取り入れられていたりします。。ロウデスヴォイスも絡んでくるヴォーカルワークもなかなかにえげつな凄まじいです。。。

1分台の楽曲が中心の全 21曲、約 32分。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
また、以前に紹介した 7曲入りのデモ音源もまだ HP にてダウンロードできますので、こちらもぜひチェックしてみてください。。
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mind of asian / 沈黙の霧の中


日本は東京発、女性4人組 Hardcore/Thrash、mind of asian
2006年の 10曲入り 1st音源。

ファストでスラッシーにぶっ飛ばしまくる楽曲は、もはや有無をも言わせぬ勢いで突き抜けていく、全10曲、約10分。。。ブルタルファストな楽曲ながらも、アジアンテイストなメロディーが組み込まれた楽曲は実にキャッチーでして、耳に残るメロディー/フレーズが多く、各楽曲実にかっこええです。。ダミーに叫び歌うヴォーカルさんも始終テンション高く、ファストな楽曲に埋もれることなく捲くし立て、聴く者を圧倒しますのです。。。
いやしかし、聴いていると実に気持ち良く、且つ、スカッとします。
この程好いキャッチーさが実にいい塩梅なのです。。
特に 3曲目、10曲目は堪らんかっこええです。

HP、MySpace (ちと重いです。。。) にてぜひチェックしてみてください。
YouTube にてアップされているライブ動画、
@ The DAAC prt.1@ The DAAC prt.2 、この 1st音源の 10曲目
も実にかっこいいのでチェックしてみてください。。
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Aeveron / The Ancient Realm


ドイツ発 Melodic Death/Black Metal、Aeveron
2006年の 5曲入り EP音源。

ファストパートは組み込まれてはいますが、楽曲のベースは程好いスッタンスッタンとしたテンポで進み、その上をメロディアスで流麗なギター&Key のメロディーが印象深く奏でられ、且つ、ドラマティカルに展開するメロディックサウンド。。サウンドには、気持ちヴァイキングメタルな要素もあり、ジャケットの様な勇敢さがサウンドから感じられます。。。ヴォーカルはデスヴォイスがメインで使われているのですが、中音域で安定したノーマルヴォイスも随所で取り入れられ、楽曲のメロディアスさ、ドラマティカルさを増させる良い仕事をしております。。。
いやいやそれにしても、メロディアスなフレーズを奏でるギター、そして、前面に出過ぎず、程好い塩梅で取り入れられている Key に、思わず耳を惹かれますのです。。1曲目のイントロからラストの5曲目まで、楽曲は物語の様に繋がって進んでいきます。。。

HP、MySpace にてぜひぜひチェックしてみてください。
このアルバムジャケット (デジパックですが...) を見ながら聴いていると、
思わず空想の世界に浸ってしまいます。。。
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Angelreich


ポーランド発 Melodic Death Metal/Hardcore、Angelreich

ポーランドのニュースクール系のバンドといえば、
既に解散していますが SUNRISE がすごく好きでした。。
特に LIAR との split音源は個人的永遠の名盤です。。

ポーランドのバンドで、その SUNRISE の跡を担うのは、
この Angelreich だと勝手に決めつけております。。
今までに EP 1枚と split 音源が 2枚リリースされております。
このメロディックデスメタル度数の高いサウンドに、落としてくるパートを組み込んだサウンドは、実にクオリティーが高く、フル音源のリリースをただただ心待ちにしておりますのです。。
2007年の Deathlike Existence との split音源を聴かせて貰ったのですが、
もうあまりにかっこよすぎて、嬉ションを撒き散らしてしまいました。。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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