Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Spectral / Stormriders
ドイツ発 Black/Viking/Power Metal、Spectral 。
2007年の 10曲入り 3rdアルバム。
激し過ぎず、かと言ってぬる過ぎず、程好くスタスタと走る楽曲は印象的でメロディアスなギターのメロディー、フレーズを各曲毎に搭載しており、アルバム通して実に耳を惹く楽曲が揃っております。。。アルバムの 4曲目"Black Viking Power" というタイトルが、このバンドのサウンドを、そのまんまですけど、分かりやすく表しているのではないかと思います。。この Spectral のサウンドは、個人的に勝手に思い描いている事なのですが、これぞドイツらしいメランコリックでメロディックなサウンドでして、ドイツのメロディックパワーメタルバンド、そしてブラックメタル、尚且つ、ヴァイキングメタルも好きな私にとっては、もはや文句のつけ様のない、いや、文句を言ったら罰の当たるくらいのメロディックサウンドなのです。。ヴォーカルさんは始終喚き叫び歌うブラック/デスヴォイスなのですが、これが返ってサウンドのメランコリーでメロディアスな部分を、よりくっきりと浮かび上がらせておりますのです。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
また、YouTube に、 2曲目"Stormriders" 、3曲目"Army of Odin" のライブ動画がアップされていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。。
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Triglav / When the Sun is Rising above the Earth
ウクライナ発 Symphonic Melodic Black/Folk Metal、Triglav 。
2006年の 7曲入り 1stアルバム。
ブラスト交じりな激速パート、程好い疾走パート、ふっと抜ける静のパートが交錯し、前面に取り入れられた Key がフォーキッシュでトラッド色の強い、且つ、印象的で耳に残るメロディーを随所で奏で、楽曲はドラマティカルでメロディアスに盛り上がり展開します。。各楽曲で奏でられているメロディーは叙情的でメランコリーでアクが強く、聴いていてなかなかに耳を惹かれます。。サウンドはかなりのメロディアスさですが、それでいて楽曲の激しさは失われず、美しさと激しさの同居したエクストリームなサウンドです。。ヴォーカルさんは中音域で喚き歌うのがメインですが、楽曲によりノーマルヴォイスで歌い上げられており、なかなかの良い仕事ぶりです。。
いやしかし、このメロディアスさは次から次へと、ビシビシと琴線を突いてきますなぁ。。
楽曲は 5~11分の長さがあるのですが、途中でダレるということがなく、楽曲の世界にぐいぐいと惹き込ませてくれます。。MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Mayat / Timoer Democracy
インドネシア発 Brutal Death Metal、Mayat 。
2006年の 10曲入りアルバム。
個人的な話、インドネシアのブルータルデスメタルというと、2ndでは少し雰囲気が変わってしまいましたが、Total Rusak の 1st、「Exploding The Cranial」 の様な、ぶっ飛ばしまくりなゴーリーサウンドを思い浮かべます。。Jasad は変わらずにブルータルですが、Siksakubur は少し雰囲気が変わってきておりますな。。Dirty Infamous や Gelgamesh といった、先にも書きました Total Rusak の 1stの様なブルタルサウンドをぶちかましているバンドもまだまだ多くいますが、いかんせん音源の入手が容易ではないんすよねぇ。。。
Mayat のサウンドは、ドラムぶっ叩きまくりなブルータルゴーリーサウンドで、もうあまりの勢いに思わず体が仰け反ってしまいます。。曲展開に緩急というか強弱はついておりますが、ニュースクールな落してくるパートはなく、難解過ぎずに程々のテクニカルさを組み込んだ、もはや聴く者に有無をも言わせぬ程のぶっ飛ばしサウンド。ヴォーカルさんは始終ギュルギュルと、こちらもえげつないです。。
聴いていて思わず顔がニヤけてくるくらいのブルータルサウンドは、実にえげつなく、且つ、実にかっこええです。。
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End of Statement / The Testament
日本は東京発 New School Hardcore、End of Statement 。
2006年の 10曲入り 1stアルバム。
End of Statement のサウンドを初めて聴いたのは、以前に 紹介 した RETRIBUTION NETWORK のオムニバス音源でした。。その音源時ではヴォーカルさん一人で活動されていましたが、この 1st音源ではメンバーさんを迎えられました。。
速過ぎず遅過ぎずな疾走感、程好いながらもメタリックなギター、そしてモッシュフルでダンサボーに落してくるパート。。グレゴリアンで神聖なイントロからそのまま始まる 1曲目から、もう聴いていて顔がニヤけてくるくらいのニュースクールサウンドなのですが、更にニヤけさせてくれるのがヴォーカルさんです。高めのノーマルヴォイスを力強く歌い上げるスタイルで、正直、好き嫌いの出る部分だとは思いますが、このヴォーカルスタイルが何とも耳を惹いてくるのです。。。聴いていると自然と体が反応してきますし、また、思わず部屋の中を暴れ回りたくなります。。高めの声のヴォーカルさんと楽曲は、聴けば聴く程にかっこよさの味が沁み出てきますのです。。
リンクしました MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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Battletorn / Terminal Dawn
US は NY発 Thrash/Hardcore、Battletorn 。
2007年の 16曲入り 2ndアルバム。
以前 に 1st音源を紹介しております Battletorn 。
その 1st音源時は 女性Vo、Gu、Dr の 3人組だったのですが、女性Voさんが抜け、2006年の ep音源から Vo&Gu、Dr の 2人組で活動されております。。ですが、サウンドは 1st音源と比べても何ら変わることなく、荒々しくノイジーでスラッシーな 1分前後のハードコアサウンドが矢継早で問答無用に畳み掛け、有無をも言わせぬ勢いで飛ばしていきます。。ギターとドラムだけなのですが、聴いていても言われなければ分からないくらいでして、そこに吐き叫び歌うヴォーカルが加わると、実に邪悪で何とも汚らしいサウンドとなるのですなぁ。。聴いていて気持ちよく、実にかっこええです。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
1st音源もそうでしたが、この 2nd音源のアルバムジャケットからも、
邪悪臭がぷんぷんと漂ってきますなぁ。。。
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Mostomalta / Intersticio
アルゼンチン発 Vegan SxEx New School Hardcore、Mostomalta 。
2005年の 7曲入り 1st音源。
ブラストも組み込まれた曲展開は走ってはモッシュフルに引きずり落し、程々なメタリックギターはハードコアな荒々しさもありながら随所でメタルなメロディアスさも取り入れられ、極悪で邪悪、且つ、ミリタントさを兼ね備えたブルータルハードコアサウンド。。このブルタルなサウンドを更に増させているのが、始終喚き叫び咆哮される二人のヴォーカルさんです。。。楽曲の所々でメタルな要素が出てくるのですが、特に3曲目"Resistencia" は出だしからメロディックブラックメタルな疾走で始まり、その後は落しては走る曲展開で、もう暴れずにはいられないかっこよさなのです。。収録されている7曲共に実にかっこよく、家で聴いていて随所でギター (エアギターっす。。) を思わず上に突き上げたくなるパートが多く、また、腕をぶんぶん廻し暴れたい衝動に駆られますのです。。。
リンクしました MySpace にて 1曲目"Intersticio" が試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。。全 7曲でトータル約 23分ですが、このブルータルサウンドはこのくらいの長さがちょうどいい塩梅だったりします。。
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Fall Of Efrafa / Elil
UK発 Epic Post Rock/Hardcore/Crust、Fall Of Efrafa 。
2007年の 3曲入り 2nd音源。
3曲入りとはいえ、3曲共に 20分以上の楽曲の長さがあり、アルバムのトータルは約 63分。。
1st音源で取り入れられていた弦楽器は本作では取り入れられておらず、その分、アコースティックギターでの静のパートが多く取り入れられております。。3曲共に 20分以上の長さなのですが、曲の展開するバリエーションはそう多くなく、同じリフ、メロディーが淡々とリフレインされるパートが多く取り入れられております。。こういう曲展開が前作以上に取り入れられているので、HP でのバンドの紹介が epic post rock/hardcore/crust と少し変えられたのだと思います。。。程好く走るパートは組み込まれておりますが、楽曲はミッドテンポがベースとなり、ですが、楽曲は前作同様に叙情的で切なげで、且つ、実にエモーショナルで、聴いているとぐいぐいと惹き込まれます。。ヴォーカルさんは今作でもロウでデスに叫び歌うスタイルで、始終力強く咆哮されております。。
楽曲は長く、ひたすらに淡々と流れていきますので、前作以上に聴き手を限定してしまうとは思いますが、メロディアスで激情でエモーショナルなサウンドが好みの方は、ぜひチェックしてみてほしいです。。日本の envy の様なサウンドがお好きな方は、お気に召すサウンドではなかろうかと思います。。
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Fall Of Efrafa / Owsla
UK発 Epic Emotive D-Beat Crust Hardcore、Fall Of Efrafa 。
2006年の 5曲入り 12インチ音源。
5人のメンバーさんの中に弦楽器奏者はいないのですが、楽曲の随所で物悲しく、切ない弦楽器のメロディー、フレーズが取り入れられた、暗く叙情的でエモーショナルなメタルクラストサウンド。。。走るパートはドカドカとハードコアで荒々しいのですが、そのバックでメロディアスに奏でられているギターが、始終、切なく、メランコリーで、実に耳を惹かれるのです。。楽曲は走るパート、ミッドパート、静のパートが組み込まれていて、なかなかにドラマティカルで激情な曲展開を見せます。。振り絞る様に叫び歌うデスヴォイスなヴォーカルさんが楽曲のメロディアスさ、叙情さを更に増させ、聴く者を惹きつける力強くて良い仕事をしておられます。。
インスト曲 2曲含むこの 12インチ音源は、後にCDでもリリースされております。
細かなジャンル云々は関係なく、暗くメロディアスで切なげなサウンドが好みの方は、
ぜひチェックしてみてほしいサウンドです。。。
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Guided Cradle / You will not Survive
チェコ発 D-Beat Hardcore/Metal Crust、Guided Cradle 。
2007年の 9曲入り 2nd音源。
以前 に 1st音源を紹介しております Guided Cradle 。その前作もかんなり気に入っているのですが、この2nd音源もその1stのサウンドの流れを汲む、メタリックなギターによりドカドカと突き進むブルタルなハードコアサウンドで、もう堪らんかっこええのです。。ドカドカと走るのがメインながらも緩急が付いた曲展開、ギターはメタリックながらもハードコアな荒々しさがあり、サウンドは重心低く突き進んでいきます。。このメタリック、且つ、重心の低いサウンドを更にブルタルで攻撃的に仕立てているのが、ドスの利いたデスヴォイスなゴツイヴォーカルさんの存在です。。このヴォーカルさんが実に力強くてかっこええのです。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
ストレートなデスメタルがお好きな方もお気に召すのではないかなぁ....と思います。。
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Almost is Nothing / Ways to Spend the End of Days
US発 Melodic Death Metal/Hardcore、Almost is Nothing 。
2007年の 10曲入り 1stアルバム。
曲展開であからさまにハードコアに落してくるパートは殆どなく、サウンドはかんなりメロディックメタル度数が高く、メロディックに弾きまくるギターソロパートも随所で取り入れられていて、リンクしました MySpace でも Metal/Thrash/Metal と紹介されている様に、サウンドはもはやメタルと形容しても差し支えないと思います。。。スタスタと程好く疾走する楽曲をメインに、あくまでメロディアスでメロウに奏でられるギターが実に耳を惹き、楽曲をかっこよく仕立てております。。シャウト気味に喚き叫び歌うヴォーカルが殆どを占めるのですが、数曲で少しノーマルヴォイスとスポークンが絡んでおります。。
インストナンバー含むアルバム全10曲は、実にそつなく、且つ、実にかっこいい楽曲が揃っております。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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