Retaliation / Exhuming the Past


スウェーデン発 Grindcore、Retaliation
1994年~2002年にリリースされた音源をまとめ、
2008年にリリースされた計115曲入りディスコグラフィー音源、
「Exhuming The Past - 14 Years of Nothing」 。

個人的に好きなバンドでして、1st音源 「The Execution」 を CDにて、
2nd音源 「Violence Spreads Its Drape」 を レコードにて持っているのですが、特に 2nd音源は CDでも欲しいなぁ、と 実は常々思っていた所、このディスコグラフィー音源がリリースされて、ほんとに嬉しい限りなのです。。
ちなみに、計 115曲収録ですが、CDを読み込んだ際に表示されるのは 85曲で、84、85曲目にはデモ音源がそれぞれ 1曲として収録されています。
もう一つちなみに、ギター/ヴォーカルの Henkeさん は、ブラックメタルバンド、Dawn にてヴォーカルをされております。。

トータル約 70分にも及ぶグラインドコアサウンドは、もはや有無をも言わせぬ勢いで突き進む阿鼻地獄な状態で、もうただただ 強烈 という言葉の一言です。。中でも、個人的に特に好きな 「Violence Spreads Its Drape」 でのぶっ飛ばし具合、ヴォーカルさんのブラッキーな喚き叫び具合は、もう堪らんかっこええです。。聴いていると実にスカッとしますのです。
ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。。
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Ekkaia / Sombras del Progreso


スペイン発 Emotional/Blackish Crust Hardcore、Ekkaia
この音源は 2002年 と 2004年の 2枚の LP音源、
そして EP と コンピ収録音源が集められ、メキシコのレーベルよりリリースされた 計 25曲入りのCD音源。

緩急付きながらも あくまでスタスタと走る楽曲は、ギターが掻き鳴らし奏でる叙情的で悲愴感漂う冷たくも切ないメロディーが曲展開を引っ張り、実にメロディアスでメランコリー、また実に激情でエモーショナルで、もう聴いていると感情をチクチクと突かれる程にメロディーが胸に沁み込んできますのです。。また、始終 感情的で悲痛ですら感じるブラッキッシュな絶叫ヴォーカルが、楽曲のメロディアスさを更に際立たせ、且つ、聴く者の胸にビシビシと訴えかけてきますのです。。

いやしかし、このギターのメロディアスさ、かっこよさは堪らないですな。
聴いていると気持ちが高ぶって、気合がみなぎってきます。。
個人的な話、永遠の名盤音源に加わりました。。
この切なくもメロディアスに走る楽曲は、ぜひメロディックブラックメタル好きの方にも一度チェックしてみてほしいなぁ、と勝手に思うとります。ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。。
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Cross Examination / Menace II Sobriety


US発 Crossover/Hardcore Thrash、Cross Examination
2008年の 12曲入り 1stフルアルバム。

前作のサウンドの流れを汲むクロスオーバー/スラッシュサウンドは、更にキレを増してスタスタとスラッシーに走り、且つ、メタル度数も高く、早口に捲くし立て叫び歌うヴォーカルさんのキレ具合も楽曲の疾走感を増させておりますのです。。。楽曲はメロディアスに奏でられるギターのフレーズやソロパートも組み込まれていて、キャッチーでありながらも激しく突き進みます。。今作もバックのコーラス/シンガロングが実に熱く、家で聴いていても思わず一緒に叫んでしまうくらいです。。

いやしかし、実にかっこええです。
家で聴いていても体が自然と反応してきて、思わず暴れ走り回りたくなるくらいなのですが、
こういうライブ動画 を見ると、ますます走り回りたい衝動にかられます。。
メタルサイドのスラッシュ好きの方にもぜひぜひチェックしてみてほしいです。。
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Cross Examination / The Hung Jury


US発 Crossover/Hardcore Thrash、Cross Examination
2006年に同タイトルにてリリースされていた 6曲入りEP音源に、
8曲プラスされ、計 14曲入り CD音源としてリリースされた音源。

荒々しくもスタスタとスラッシーにひた走る楽曲、前のめりに早口にまくし立て叫び歌うヴォーカル、思わず拳を突き上げてしまう位の熱いシンガロング/コーラスパート。。いやいや、もうこれぞクロスオーバー/ハードコア スラッシュサウンドで、堪らんかっこええです。。この程好いギターのメタリックさが実に良い塩梅で、聴いていると自然とリズムを取って体が揺れ、且つ、ヘッドバンギングしていて、且つ且つ、思わず暴れ走り回りたくなる衝動にかられますのです。。。
8、9曲目に SODSuicidal Tendencies のカバーも収録された本作は、
もう有無をも言わせぬ勢いで突き抜ける、全 14曲、約 22分。
この荒々しさが実に堪らんです。。

この音源のリリースパーティーのライブ動画が YouTube にアップされているのですが、これまた実に海外のライブハウス、というか、もはや地下室、小屋でのライブでして、もうヴォーカルさん以外はメンバーがどこにいるのか後ろからでは見えんとです。。ぜひぜひチェックしてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=L0orjZ_maBA
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Hexen / State of Insurgency


US発 Thrash/Melodic Heavy Metal、Hexen
2008年の 13曲入り 2ndアルバム。

サウンドは実にメロディアスなスラッシュメタルで、これがもうめちゃくちゃかっこええです。。
個人的な感想としましては、楽曲のベースになっているのはメロディアスなへヴィーメタルで、そこにスラッシュな要素を組み込んだ、という風に感じるサウンドです。。いやいやしかし、それにしてもギターのメロディアスさにはもう嬉ションがチビりまくりです。。特にやり過ぎなくらいに、且つ、メロディアスに弾きまくるギターソロパートが堪りませんです。。。3分後半~5分台の長さで展開する楽曲は、スタスタと走る程好い疾走を軸に、適度にミドルな緩急も組み込まれているのですが、この適度なミドルさが楽曲の疾走感を更に気持ちよく感じさせてくれるのです。。。気持ちがなるシャウトなヴォーカルさんの声は、このスラッシーでへヴィーメタルな楽曲によく合っていると思います。。

聴いていると自然と頭が揺れ、且つ、聴き惹き込まれる程のメロディアスさには、もう家で聴いていてもメロイックサインが出まくりなのです。。しつこい様ですが、このギターのメロディアスさは堪りませぬ。。
個人的永遠の名盤音源に仲間入りです。。
ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。
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Sword of Darkness / Heathendom


ベトナム発 Symphonic/Melodic Black Metal、Sword of Darkness
2003年の 9曲入り 1stアルバム。

バンドは既に解散済みで、2人のメンバーさん (兄弟) は、現在はアメリカ在らしいです。ちなみに、この音源時でのメンバーさんの年齢は、かんなり若かったみたいです。。
初めてこの音源を聴いた時の感想は、実に日本のバンドらしい雰囲気を持っているなぁ、と。。この日本人的というのは、まぁ個人的な感覚なのですが、この Sword of Darkness の楽曲のメロディアスさ、曲展開のもっていき方がなんとも日本人らしい、というか、日本人が好みそうなメロディアスさ、ドラマティカルさなのですなぁ。。
Key は 随所でシンフォニックな味付けがされていますが、なんというか、シンフォニックブラックメタルというよりは、メロディックブラック/デスメタルな楽曲に、後から Key を取って付けた、という風にも感じられる、正直、ちとショボ目なシンフォニックさです。。ヴォーカルはロウと中音域のデスヴォイスが交錯するのがメインで、ブラッキーヴォイスは少ないです。。楽曲は 6分台~8、9分台の長さです。。

シアトリカルで劇的な (というのは、ちと言い過ぎですが。。) 1曲目のイントロで始まる本作。
緩急付きながらメロディックに疾走する 2曲目。。始めと終わりのパートでヒロイックに奏でられ、リフレインされる Key のメロディーが実に耳を惹く 3曲目。。静かな始まりからスタスタと疾走へとシフトチェンジし、その後も緩急ついてギターと Key がメロディアスに流れる 4曲目。。Key は殆ど取り入れられず、メロディックへヴィーメタルライクに疾走する 5曲目。。ヴァイキングメタルライクでフォーキッシュにゆったりとミドルに進む 6曲目は、これまた Key が印象的なメロディーをリフレインしていて実に耳を惹きますのです。。緩急付きながらもシンフォニックな Key と共にメロディックに疾走する 7曲目。。静のパート、ミドルに走るパート、疾走パートが交錯し、切ないメロディーによりドラマティカルに展開する、約 10分にも及ぶ 8曲目。。アジテイトな叫びが 1分程続いた後に疾走と共に楽曲が始まるラスト 9曲目も疾走メインの楽曲で、特に 4分~の Key でのメランコリーなメロディーがリフレインされる曲展開は堪りませぬ。。

正直、音は悪いですし、また、個人的に気に入っているとはいえ、ちと褒め過ぎで良いことを書き過ぎなところも多々あるのですが、それでもこのメロディアスさ、ドラマティックさはメロディックサウンド好きの方の耳を惹くと思うのです。。この音源をどこかで見つけたら、ぜひぜひチェックしてみてください。。。
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